映画ファンが「正直おすすめできないかも…」と悩む!衝撃的すぎる「トラウマ映画」10本

映画は愛と寛容さ、そして覚悟を忘れずに!

チャーリー

Filmarks内で「トラウマになった…」というレビューを集める映画10本をまとめて紹介。高評価が集まるが、あまりに衝撃的な作品で、映画ファンの中でも賛否が分かれる10本をセレクト。

バニー・レークは行方不明』(1965)

シングルマザーのアン・レーク(C・リンレー)が保育園に娘バニーを迎えにいくと、娘の姿はどこにも見当たらず、バニーの名は名簿にも記載されていなかった。不信感を抱いたアンは、ニューハウス警視(ローレンス・オリヴィエ)とともに捜索を開始するのだが……。

アメリカの作家イヴリン・パイパーによる同名小説を原作に、『悲しみよこんにちは』(1957)などの巨匠オットー・プレミンジャー監督が映画化。娘の失踪が母親による妄想としか思えないミステリアスな雰囲気は、ハリウッド随一のドラマの名手ならではの表現力によるものだ。

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マドモアゼル』(1966)

村人たちから「マドモアゼル」と呼ばれる小学校の教師(ジャンヌ・モロー)は、森の中で汗あまみれで働くイタリア人のきこりたちをみることで欲求不満を解消していた。しかし相次ぐ不審火の犯人としてきこりのマヌー(エットレ・マンニ)が疑われ……。

フランス文学界の怪物ジャン・ジュネが書き下ろした原案をもとにマルグリット・デュラスが脚色し、『長距離ランナーの孤独』(1962)のトニー・リチャードソンが監督を担当。フランスを代表する女優ジャンヌ・モローがマドモアゼルの官能的な性質を見事に体現した。

時計じかけのオレンジ』(1971)

不良グループのリーダーであるアレックス(マルコム・マクダウェル)は、喧嘩と暴力、盗みにセックスに、あらゆる犯罪的な遊興に耽っていた。しかしある殺人事件で仲間に裏切られ、アレックスはついに投獄されるのだった。

イギリスの小説家アンソニー・バージェスによる同名小説を、『2001年宇宙の旅』(1968)の巨匠スタンリー・キューブリック監督が映画化。センセーショナルな物語とともにキューブリック監督の狂気と暴力、偏執と欲動の世界が圧倒的イメージで観る者の瞳を刺激する。

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震える舌』(1980)

マンションの近くにある埋め立て地あとで泥遊びをして遊ぶ少女・昌子(若命真裕子)は、釘で手をけがしてしまう。そこから様子が急変し始める昌子は破傷風であると診断される。昌子の両親である昭(渡瀬恒彦)と邦江(十朱幸代)は寝ずの看病を続けるのだが……。

三木卓が1975年に発表した小説を原作に、『張込み』(1958)などの巨匠・野村芳太郎監督が映画化。破傷風に侵される少女を怪演した若命真裕子の演技力はさることながら、ひとりの少女の闘病記をホラー映画調で演出した野村監督の手腕と炯眼に驚く。

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箪笥<たんす>』(2003)

退院してきたスミ(イム・スジョン)とスヨン(ムン・グニョン)の姉妹は、ソウル郊外にある一軒家で継母のウンジュ(ヨム・ジョンア)に迎えれる。しかし姉妹は継母の態度に不信感を覚える。同時に家の中では怪奇現象が起き始め……。

韓国の古典怪談として知られる『薔花紅蓮伝』に着想を得たホラー作品で、6度目の映画化となる。監督は『反則王』(1999)のキム・ジウンが担当し、アジア特有のホラー映画らしい淀んだ雰囲気が恐怖心を駆り立てる。

スプライス』(2009)

科学者のクライヴ(エイドリアン・ブロディ)とエルサ(サラ・ポーリー)は、人間と動物のDNAを配合するという禁断の実験に成功する。誕生した新生命体をドレン(デルフィーヌ・シャネアック)と名付け、大切に育てていくのだが……。

『キューブ』(1997)のヴィンチェンゾ・ナタリが、アカデミー俳優エイドリアン・ブロディを主演に、ある科学者コンビが体験する恐怖を描いたSFサスペンス。B級ホラー映画感満載の作風がホラー好きにはたまらない。

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悪魔を見た』(2010)

婚約者を殺害された国家情報院捜査官スヒョン(イ・ビョンホン)は、連続殺人犯ギョンチョル(チェ・ミンシク)を捕まえ、小型GPSを取り付け解放する。それからギョンチョルの犯行現場にスヒョンが現れ、残虐な暴行を加えるのだった。

『箪笥』(2003)のキム・ジウン監督が描く壮絶な復讐劇。善と悪の境界が曖昧なり、男たちを極限状態まで追い込んでいく映像世界に思わず息を呑む。イ・ビョンホンとチェ・ミンシクによる韓国トップスター俳優の豪華共演も大きな見どころ。

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冷たい熱帯魚』(2010)

熱帯魚店を営む社本(吹越満)はある日、人の良さそうな同業者の村田(でんでん)と知り合い懇意に。しかし村田夫婦にはある恐るべき真実が隠されていた。気弱な社本はいつの間にか連続殺人事件に巻き込まれてしまい、後戻りは出来なくなるのだった……。

1993年に実際に起きた連続殺人事件を基に、『愛のむきだし』(2009)など数々の問題作を生み出し続ける鬼才・園子温監督が映画化。各国の映画祭に出品され、園が描く過激なバイオレンス描写とサスペンスフルな展開に世界が震撼した。

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野火』(2014)

第2次世界大戦末期、フィリピン・レイテ島で繰り広げられる狂気のサバイバル。結核を患い、軍から見放され、野戦病院へと送られた田村一等兵(塚本晋也)。灼熱の中彷徨い歩いた田村が、空腹と孤独の果てに体験する幻影の姿とは……。

日本を代表する作家である大岡昇平の原作小説を、『鉄男』(1989)などの塚本晋也監督が、脚本、製作、主演も兼任して映画化。1959年には名匠・市川崑監督によってすでに映画化されているが、本作では塚本監督特有の人間観が唯一無二の世界を作り上げている。

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ヘレディタリー/継承』(2018)

家長である祖母のエレンが亡くなったグラハム家。母に対して好意的ではなかった娘アニー(トニ・コレット)は夫と子どもたちとともに葬儀を粛々と行なう。だが、エレンの死後、グラハム家では奇妙な出来事が頻発するようになるのだった。

最新作『ミッドサマー』も話題のアリ・アスターが監督・脚本を担当。自身の家族に起こった不幸の経験を踏まえて練られたという構想は秀逸で、崩壊して行く家族をトラウマ要素たっぷりの世界観で描き出した。

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※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。

※2020年4月3日時点の情報です。

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