『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の監督J.J.エイブラムスってどんな人?

2015.11.14
洋画

映画はいつだって人生の鏡像だ

鈴清

スター・ウォーズ・シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開が来月に迫っていますね。この全世界が注目する作品の監督に抜擢されたのがJ.J.エイブラムスという人物です。

ドラマ、映画を問わずヒットメーカーとして認知されるエイブラムスですが、彼には脚本家、プロデューサー、そして映画監督と様々な顔があります。

彼のフィルモグラフィーを追いながら、その特性を紐解いていきましょう。

脚本家としてキャリアを本格的にスタート

 

J.J.エイブラムス

出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/J・J・エイブラムス

エイブラムスはニューヨーク生まれ、カリフォルニア育ちのユダヤ系アメリカ人です。TVプロデューサーである父の影響で幼い頃から映画製作に興味を持ち、大学4年生の時にチームを組んで長編映画『ファイロファックス/トラブル手帳で大逆転』の脚本を書き上げ、映画界で本格的なキャリアをスタートさせます。

その後も『フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白』や『アルマゲドン』などのメジャー作品にも脚本家として参加し、順調にキャリアを積み上げることでストーリーテラーとしての足腰を鍛えていきました。

大風呂敷を広げる天才

映画界で脚本家としての地位を築き上げたエイブラムスは、やがてTV界へ活躍の場を移します。そして製作総指揮として『フェリシティの青春』や『エイリアス』などの人気シリーズを次々と世に送り出し、『LOST』の大ヒットでヒットメイカーとしての名声を不動のものにしました。

日本の連続ドラマと違い、人気が出れば数年に渡ってシリーズが続くアメリカのTVドラマにおいて、エイブラムスはドラマの序盤から様々な伏線を仕掛け、作品内の世界観や、ストーリー展開の可能性を無限に広げることを得意としています。

例えば『LOST』では、ある島に旅客機が墜落するところからストーリーがはじまり、人々が無人島でサバイバルする話という既定フォーマットを予期させつつ、その島に人工物や巨大生物などの存在を伏線として張り巡らせ、シリーズを重ねるごとにストーリーを思わぬ方向へ進ませて視聴者の心を掴みました。

スター・ウォーズの新シリーズを始動させるにあたって、作品世界の可能性を最大限に広げ、視聴者の興味を何年にも渡ってひきつける企画力が買われたということは大いに考えられるでしょう。

大人気俳優による抜擢で映画監督デビュー

ミッションインポッシブル3

2005年、TVシリーズ『エイリアス』の大ファンだったトム・クルーズの抜擢により、ミッション:インポッシブル・シリーズの3作目『M:i:Ⅲ』で映画監督デビューを遂げます。

映画2作目『M:i-2』では、ベースとなっているTVドラマ『スパイ大作戦』の魅力であった「チームワーク」という特色が薄まり、トム・クルーズ演じる主人公イーサン・ハント独壇場のストーリー展開になってしまっていたことを受け、彼は『M:i:Ⅲ』で再びイーサンにチームを編成させ、『スパイ大作戦』の映画化らしい仕上がりにすることに成功したのです。

エイブラムスとトム・クルーズとの蜜月は以後も続き、4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、5作目『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でもプロデューサーとして作品を支えています。

人気シリーズのエッセンスをしっかりと理解し、進むべき道へと指針を示す、そんな特性も長寿シリーズである『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を監督するうえでふさわしいものですね。

スティーブン・スピルバーグ監督とのシンクロニシティ

エイブラムスはハリウッド界の巨匠スティーブン・スピルバーグの下で映画を監督したことがあります。

それは『SUPER8/スーパーエイト』という作品です。

宇宙生物との邂逅や、家族の和解を描くもので、時代設定も1979年となっており、これはスピルバーグが1970年代から1980年代の間に監督した『未知との遭遇』や『E.T.』といったSF映画へのオマージュなのではないかと言われています。

彼とスピルバーグとの出会いは古く、エイブラムスが15歳のときに映画祭へ出品した8mm映画の作品がスピルバーグのアシスタントだったキャスリーン・ケネディの目に留まり、スピルバーグが少年時代に撮影したホームムービーを編集するという仕事を手に入れたのが二人の邂逅でした。

『SUPER8/スーパーエイト』製作時にも、二人でストーリーを構築していったみたいです。そこでエイブラムスはスピルバーグからエンターテイメントの秘技をしっかりと叩き込まれたかもしれませんね。

風貌がにていることもあり、二人の数奇な接点も含めて、「エイブラムスはスピルバーグの隠し子じゃないか?」などと都市伝説的に囁かれたこともあるほどです。

スター・ウォーズ・シリーズに並ぶ大人気SFシリーズの監督へ抜擢

スタートレック

2009年、エイブラムスはスター・ウォーズ・シリーズに並ぶ大人気SFシリーズ『スター・トレック』を監督して世に送り出しました。

こちらは劇場版第11作にして仕切りなおしとなったいわゆるリブート作品ですが、前作までの流れを引き継ぎ既存のファンも満足させながら、新規の視聴者でも楽しめると非常に評価の高い仕上がりでした。

彼は引き続き続編の『スター・トレック/イントゥ・ダークネス』でも監督をつとめ、各方面から高評価を得ます。

そして、このスター・トレック・シリーズのリブートに成功したことが最大限評価され、エイブラムスはいよいよ自身も大ファンであるスター・ウォーズ・シリーズの監督の座を射止めることになったのです。

世紀のカルト・ムービーに臨む稀代のヒットメーカー

上記のように、エイブラムスは監督として、脚本家として、そして製作者としてTV界も映画界も制しました。

そして、そんな彼が全世界の映画ファンが注目するカルト・ムービーの新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を来月、いよいよ世に送り出します。

公開のカウントダウンとともに、エイブラムスのフィルモグラフィーを辿りながら本編の展開に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

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  • さきあじ
    5.0
    ありがとうJJ。21世紀に生きていてよかった。長生きしなきゃ
  • DaisukeDeguchi
    4.5
    過去作品へのオマージュが十二分に味わえ、尚且つ映像に関しても最新のCGにも関わらず、上手く古い映像を活かしていて、フリークには堪らない一作
  • りょう
    4.5
    今後の展開楽しみすぎてDVDで何度も見返してる。
  • りさ
    -
    記録
  • みやぎ
    5.0
    たくましい女性主人公。歳を重ねたレイアとソロもいい。
  • ゆうさく
    4.3
    ルーク笑
  • ダイ
    3.7
    ダメな主人公2人だからか、ハリーポッターを観てるような気分になった。 こちらも伏線であると信じたいところだが、過去作に比べると、悪役の力と魅力が弱い。未熟さも含め最も魅力に欠けるダークサイドなのもちょっとマイナス点。 キャラの扱いもあるが、旧作に出てた3名はテンション上がるね。キャリーフィッシャーが亡くなったのは痛い。 もちろん次回作も観るけど、期待しすぎはくれぐれも禁物。エピソード7に関しては全エピソード中で一番面白くなかったのは間違いない。 ただ、紛れもなくスターウォーズではあるので、それがシリーズのすごいところであはある。
  • Ryan
    5.0
    👍
  • ぶっちー
    4.1
    最高!!過去の作品1から見たくなった
  • ぽこぱん
    3.8
    記録
  • baron0824
    4.0
    フォースの覚醒/新たなるはじまりがここに。ハン・ソロにチューバッカにレイア姫も!出てきた瞬間の興奮っ!台詞回しの笑いが強かったのが印象的だったな〜。もちろん良かったけど、今回から初登場したBB-8がすっごく可愛い。くるくる〜くるくる〜ってなんてスムーズな動きなの!
  • Tetsuro1112
    3.7
    やはり1日三作品鑑賞は疲れる。 けど続編楽しみ(^^)
  • あきふ
    4.6
    『スターウォーズ』7作目。10回目くらいの鑑賞。リアルタイムで観に行けたためとても思い入れの深い作品(2D、IMAX3D、4DXで鑑賞)。ストーリー的にはエピソード4の焼き直し感がすごいのだけれど、もうミレニアムファルコン出てくるだけで嬉しすぎて泣きそうになってしまいました。あとXウイングの登場シーンが反則的にカッコ良すぎます。なんなのポーダメロン。フィンにジャケットあげるシーンイケメンすぎるだろ!!!BB8も仕草可愛すぎるだろ!!スターウォーズの大ファンなので小ネタに「オォ!!」と1回1回反応してしまい、終始飽きなかったです。曲でいうと、レイのテーマが素晴らしい。カイロレンの成長やキャプテンファズマが気になる!次作に期待を込めて星4.6で!JJありがとう!
  • しんたろー
    3.3
    次作たのむで。
  • ONDEN
    4.1
    正直、スター・ウォーズシリーズにそこまで入れ込んでない自分としては一番面白かった。近年のハリウッドの大作らしく中だるみがないところが良い。新しいキャラクターは正直過去作品ほど光ってなくて印象に残らない気はするが、全体として勢いがあるし、ノスタルジックな演出も光っていたので、楽しく見れた。続編にも期待が持てる。
  • Natsuki
    3.4
    んー、まあまあ笑 これからがおもろなんねやろな。そう祈る。けどハン・ソロ船長…
  • 卍丸
    3.5
    カイロレンの噛ませ感が悲しかった
  • コーラ
    3.6
    3Dで見て感動した。 乗り物に乗ってるシーン 本当に乗ってるかと思った
  • 4.0
    レイ逞しい! フィン可愛い! ポー爽やかカッコいい!
  • Yuichi
    3.8
    ジェダイの騎士になりたい
  • ひろき
    4.0
    シリーズを通して観続けていて、懐かしのキャラも出てきて良かったです。 今後が気にまりますね
  • dpb
    4.0
    これが三部作の第1弾なのか...嬉しい!嬉しいよ! あと2作も生きる理由があるんだもの!! わたしのフォースがそう言っております。
  • DoubleNegative
    4.5
    同窓会などと揶揄されますが、制作サイドの思惑にあえて乗っかって楽しみました。 随所に散りばめられたネタを1つ1つ拾い上げて、ビデオテープが擦り切れるほど夢中になった少年時代を懐かしむのも悪くないです。 監督がJJエイブラムスということで、どれだけレンズフレアを多用するか楽しみでしたが、意外と控えめ。 カメラワークはJJらしさがよくで出ました。
  • cacao
    2.7
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  • トチボラ
    4.1
    新三部作の幕明けに相応しい作品。
  • lan
    4.0
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  • ケイエス
    3.1
    今からです。
  • nkngbado
    4.5
    4-6のガジェット感受け継いでてよい。
  • ゆかちゃん
    4.3
    公開初日に行きました‼ 冒頭シーンから、今また見てきたものと同じなので感動しました。 お馴染みのキャラクターはもちろん、新しいキャラクターも素晴らしかったです。 途中驚く事も多々ありましたが、良かったです。 続きが気になります(^-^) でも私はカイロ・レンよりもダース・ベイダーの方がカッコいいと思ってしまいました。
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」
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