小悪魔系女子からキャリアウーマンまで、幅広い役柄をこなす石原さとみ。そんな彼女が出演したおすすめドラマをまとめてご紹介。
石原さとみ プロフィール
石原さとみは、1986年12月24日生まれ、東京都出身。
映画『ホ・ギ・ラ・ラ Hogi-Lala』(01)などに石神国子名義で出演したのち、第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン「ピュアガール2002」のグランプリ受賞を経て、本格的に芸能活動を開始。
石原さとみ名義での映画初出演作『わたしのグランパ』(03)で第28回報知映画賞新人賞をはじめとする多数の新人賞を受賞し、輝かしいデビューを飾る。
『きみはペット』(03)で連続TVドラマ初出演。NHK連続テレビ小説『てるてる家族』(03)でヒロインを務め、お茶の間での知名度を上げていく。
『Ns’ あおい』で連続TVドラマ初主演を果たし、以降も『ヴォイス~命なき者の声~』(09)、『リッチマン、プアウーマン』(12)、『失恋ショコラティエ』(14)など話題作に出演を重ねる。
『5→9(5時から9時まで)~私に恋したお坊さん~』(15)で月9ドラマ初主演を果たし、『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(16)、『アンナチュラル』(18)など多数の話題作に出演。『アンナチュラル』ではドラマ関連賞の主演女優賞を多数受賞した。
映画の出演作も多く、『シン・ゴジラ』(16)では第40回 日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。舞台でも活躍をみせるほか、CMにも多数出演。
主演を務めるTVドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』が2020年4月9日より放送開始予定。
『きみはペット』(2003)
小川彌生の同名人気コミックをTVドラマ化。『ランチの女王』『あさが来た』などの大森美香が脚本を担当。小雪、松本潤、田辺誠一、鈴木紗理奈、酒井若菜、永山瑛太(瑛太)、石原さとみ出演。
東大卒のエリート新聞記者・スミレは容姿端麗のキャリアウーマンだが、内面の弱さを必死で隠して“デキる女”を装っており、恋には不器用。そんなある日、段ボールで眠る青年を発見したスミレは、彼を家に連れ帰って看病する。行く当てのない青年を“モモ”と名付け、ペットとして同居することに……。キャリアウーマンと年下の青年の奇妙な関係を描いたラブコメディ。
本作が連続TVドラマ初出演の石原さとみが演じたのは、バレエダンサーの澁澤ルミ。松本潤演じる“モモ”のかつての恋人で、今でもモモに想いを寄せる女性をフレッシュに好演した。
『ヴォイス~命なき者の声~』(2009)
『プロポーズ大作戦』などの金子茂樹が脚本を担当。永山瑛太(瑛太)、生田斗真、石原さとみ、遠藤雄弥、佐藤祐基(佐藤智仁)、濱田マリ出演。
医学部4年の加地大己は、教授に見込まれ、本来の志望ではない法医学ゼミで学ぶことに。初めての解剖に立ち会い、死因の不可解な点に気づいた大己は、ゼミの仲間を誘って事件現場を調べに行く。人の生と死に対峙する5人の法医学生たちの人間模様と奮闘を描いたドラマ。
石原さとみが演じたのは、ゼミのマドンナ的存在である久保秋佳奈子。知的で冷静なしっかり者の役どころを好演している。大ヒットを記録した18年の主演ドラマ『アンナチュラル』でも、本作とは違うポジションで法医学に触れている。
『逃亡弁護士』(2010)
作画・髙田優、原案・剛英城によるコミック『逃亡弁護士 成田誠』をTVドラマ化。上地雄輔(遊助)、石原さとみ、矢田亜希子、豊原功補、北村一輝出演。
若手弁護士の成田誠は、何者かの陰謀で殺人事件の容疑者に仕立て上げられてしまう。成田は、逃亡を図りながら、冤罪を晴らすべく真犯人を探す。困っている人を見ると放っておけない性格の成田は、逃亡中にもかかわらず、法の知識を駆使して人助けをしていく。弁護士の孤独な戦いを描いたヒューマンサスペンス。
石原さとみが演じたのは、成田に想いを寄せる二ノ宮絵美。弁護士である父の徹が殺害され、成田が容疑者だと知らされ複雑な思いを抱える役どころを熱演している。
ビデオマーケットで観る【初月無料】『リッチマン、プアウーマン』(2012)
石原さとみ出演作『失恋ショコラティエ』などの安達奈緒子が脚本を担当。小栗旬、石原さとみ、相武紗季、井浦新(ARATA)、浅利陽介出演。
ITベンチャー企業の若手社長・日向徹のもとに、東大生にもかかわらず内定ゼロの就活生・澤木千尋がやって来る。日向が生き別れた母と同じ名前であったことから、日向は彼女をインターシップとして雇うが、実は偽名であることが判明する……。価値観の違う2人が、ぶつかり合いながらもやがて惹かれ合うさまを描いたヒューマンラブストーリー。
石原さとみが演じたのは、東大4年の就活生、夏井真琴。日向のとある事情を知っており、“澤木千尋”という偽名をつい名乗ってしまう。当初は日向に反発するが、やがて想いを寄せていく。就活、仕事、そして恋に奮闘する等身大の女性を好演している。
Rakuten TVで観る【登録無料】『恋』(2013)
直木賞を受賞した小池真理子の同名小説を、単発作品としてTVドラマ化。映画『東京タワー』などの源孝志が監督・脚本を務めた。石原さとみ、井浦新(ARATA)、田中麗奈、斎藤工(齊藤工)、渡部篤郎出演。
1970年代の軽井沢で、女子大生の矢野布美子が男性1人を射殺し、大学の助教授に重傷を負わせるという事件が起きる。布美子は動機を一切語らずすべての罪を背負って服役し、模範囚として出所した。事件から40年以上が経過し、死期が近付いた布美子は、事の真相を追うルポライターに真実を告白する。
主演を務めた石原さとみは、センセーショナルな事件を起こした女子大生・矢野布美子を熱演。複雑な心境の難役を演じ切り、純朴さと妖艶さを1作品の中で見事に表現。高い評価を得ている。
ビデオマーケットで観る【初月無料】『ディア・シスター』(2014)
石原さとみ出演の『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』などを手掛けた中谷まゆみが脚本を担当。石原さとみ、松下奈緒、岩田剛典、平山浩行、森矢カンナ、田辺誠一出演。
高校卒業後、音信不通だった深沢家の妹・美咲が、1人暮らしをする姉・葉月の家に突然転がり込む。自由奔放な性格で、いつも姉の大事な場面を台無しにしてきた妹は、今回もとある目的を持って姉に会いにやって来た……。それぞれが秘密を抱えた正反対のタイプの姉妹が繰り広げる、切なさも交えたラブコメディ。
松下奈緒とダブル主演を務めた石原さとみは、天真爛漫な妹・深沢美咲を演じた。“愛されキャラ”を魅力たっぷりに演じ、好評を博した。
ビデオマーケットで観る【初月無料】『失恋ショコラティエ』(2014)
水城せとなの同名コミックをTVドラマ化。『リッチマン・プアウーマン』などの安達奈緒子が脚本を担当。松本潤、石原さとみ、水川あさみ、水原希子、溝端淳平、有村架純出演。
製菓学校に通う小動爽太は、高校時代から思いを寄せていた先輩の紗絵子と交際を始めるが、バレンイタン直前に振られてしまう。爽太は、チョコレートが大好物の紗絵子を振り向かせるためにフランスへ渡って修行を積み、一流のショコラティエになって帰国、日本で自分の店をオープンさせる。そこに紗絵子が現れるのだが……。一途な男性が、惚れた女性に振り回されるさまを描いたラブコメディ。
石原さとみが演じたのは、究極の小悪魔系女子・高橋紗絵子。松本潤演じる爽太を翻弄するが、どこか憎めないキャラクターを魅力たっぷりに好演し、女性からも「ハマリ役」と高い支持を得ている。
『5→9(5時から9時まで)~私に恋したお坊さん~』(2015)
相原実貴による人気コミック『5時から9時まで』をTVドラマ化。石原さとみ、山下智久、田中圭、古川雄輝、高梨臨、紗栄子出演。
ニューヨークで働くことを夢見ながら、英会話教室で講師をしている桜庭潤子。葬儀に出席した時に、僧侶にお焼香の灰をぶちまけるという大失態を犯してしまう。その後、母の策略でお見合いをすることになった潤子が何も知らずに料亭へと向かうと、そこには僧侶の星川高嶺の姿があった。イケメン僧侶と一般家庭の女性の恋を描いたラブコメディ。
石原さとみが演じたのは、海外勤務を夢見る英語講師の桜庭潤子。30歳を目前にして突然訪れた“モテ期”に戸惑い、僧侶の強引なアプローチに戸惑う姿が可愛らしいと高評価を得ている。第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞など、多数の賞を受賞。
『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(2016)
宮木あや子の小説「校閲ガール」シリーズをTVドラマ化。『ディア・シスター』などの中谷まゆみが脚本を担当。石原さとみ、菅田将暉、本田翼、和田正人、江口のりこ、田口浩正出演。
ファッション誌の編集者を目指し、7回目の採用試験でようやく出版社への入社を果たした河野悦子。しかし、配属されたのは地味な校閲部だった。憧れのファッション誌編集部への異動を夢見て校閲の仕事に取り組む悦子は、文章の些細な疑問点を確かめるために現場へと赴き、常識破りの行動力を発揮する。仕事に恋に奮闘する女性の姿を描いた、コメディタッチのヒューマンドラマ。
主演を務めた石原さとみは、おしゃれが大好きで前向きな女性・河野悦子を演じた。派手なファッションに身を包み、地味な校閲の仕事に熱心に取り組む姿は、世の働く女性たちに勇気を与えた。
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】『アンナチュラル』(2018)
『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』などの野木亜紀子が脚本を担当したオリジナル作品。石原さとみ、井浦新(ARATA)、窪田正孝、市川実日子、薬師丸ひろ子、松重豊出演。
法医解剖医の三澄ミコトが勤務する「不自然死究明研究所(UDIラボ)」には、不自然死に至った遺体が運び込まれる。ミコトたちは遺体を解剖し、死因究明に日々尽力している。ある日、息子の死因に不信感を抱く夫婦からの依頼を受け、解剖と調査を進めると、亡くなった息子の同僚女性も不審死を遂げていたことが判明する……。死因の解明によって“生”の真実を解き明かす、法医学ミステリー。謎解き要素と共に、ミコトの生い立ちや先輩解剖医・中堂の過去にも触れるヒューマンドラマの側面も持つ。
主演を務めた石原さとみは、法医解剖医の三澄ミコトを演じた。過去のとある事件がきっかけで法医学の道を志し、生きることに強いこだわりを持っている。石原さとみの演技は高く評価され、コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞2018などをはじめとする多数のドラマ関連賞で主演女優賞を受賞した。
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※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年4月3日時点の情報です。