新しい映画体験のカタチ!「NEW CINEMA DINING」潜入取材レポート!

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みなさんはどんな場所で映画を観るのが好きですか?

もちろん映画館!という人、お家でまったりしながら観たい!という人、最近ではタブレットやスマホで移動中に見ちゃうよ!なんて人もいるかもしれません。

いろんな鑑賞方法がありますが、途中入場や退場もOK、鑑賞中もおしゃべりしながら美味しいご飯やお酒を楽しめる、そんな自由な映画鑑賞はいかがでしょうか?

先日12月13日(日)、そんな映画体験を叶えてくれるイベント「NEW CINEMA DINING」が開催されました。

今回はFilmarks編集部で潜入取材!当日の模様をレポートします。

「NEW CINEMA DINING」ってどんなイベント?

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「指定の座席はありません。観る。歩く、話す、飲む、食べる。自由に映画を観るという新しいカタチ。」をコンセプトとする「NEW CINEMA DINING」

2015年8月に第一回目が開催されたこのイベントは、主催の三宅さん(Construct film works)の「美味しいものを食べたり飲んだりしながら、大きなスクリーンで映画のある空間を楽しんでほしい。」という思いからスタートしました。

これまでは『全然大丈夫』『乱暴と待機』など、邦画を中心としたラインナップで8月と10月に開催。

第3回目となる今回は、12月に開催ということで「クリスマスに観たくなる映画」としてもよく名前があがる『ラブ・アクチュアリー』が上映されました。

それでは「NEW CINEMA DINING」の魅力についてご紹介していきます。

『全然大丈夫』(2007年製作の映画)

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『乱暴と待機』(2010年製作の映画)

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会場はどんな雰囲気?一人参加も出来る?

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今回の会場である「GOBLIN.Sendagaya」は、東京都の千駄ヶ谷駅から徒歩7分、国立競技場駅から徒歩5分程にある元飲食店を改築したレンタルスペースです。

オープンキッチン、木目と白壁を基調にした内装と、明るさを落とした照明にキャンドルライト。まるで隠れ家レストランに来たような雰囲気です。

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今回前売り券は早々にソールドアウト、入場者はこれまでのイベントで最多という85名が来場。

作品の傾向もあってか、女性の参加者がやや多いような印象を受けました。お友達同士やカップルだけでなく、お一人での参加の方もちらほら。みなさん食事をとったり、おしゃべりしたり、思い思いのスタイルで映画の上映を待っています。

どんなお料理が出るの?気になるお値段は?

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フードクリエーター「goost.」さんによるお料理は、大皿に持ったおばんざいスタイルで提供。いくつかのお料理の中から、好きなものをチョイスして買うことができます。

今回のメニューは、クリスマス特別バージョン!メインディッシュにチキン!鴨のローストやグラタン、ドリンクには自家製のサングリア、デザートにはティラミスが用意されていました。

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ドリンクはお酒だけじゃなくソフトドリンクも用意されているので、飲めない人でも安心。池尻大橋にあるコーヒーショップ「JAM STAND COFFEE」からの出店もありました。

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気になるお値段ですが、お食事は一皿250円から、ドリンクは一杯500円から販売されています。(※入場料金500円は別途かかります)

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みんなで語り合いながら観たい映画

今回のイベントで上映された『ラブ・アクチュアリー』

アバウト・タイム 愛おしい時間について』のリチャード・カーティスが初監督を務め、ヒュー・グラントキーラ・ナイトレイリーアム・ニーソンコリン・ファースなど、総勢19人の実力派キャストが競演しています。

クリスマスを舞台に、秘書への恋心に悩む英国首相、愛する家族がいるにもかかわらず部下に誘惑される会社社長、恋に臆病なOLなど、年齢や職種の違う男女の様々恋模様を描いたこの映画は、Filmarksでもスコア★3.8以上をマークし、以下のようなレビューが寄せられています。

一分の隙もなくファンタスティックだ。何度も観ているのに、今年もまた泣かされてしまった。

誰もがどこかに大好きなシーンを見つけると思う、そんな映画。

とにかく、自分の愛する人物に会いたくなった。すぐには会いに行けないけれど、必ず愛してるって伝えようと思う。

『ラブ・アクチュアリー』(2003年製作の映画)

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9通りの様々な愛のストーリーの中に、心に残るエピソードがたくさんちりばめられている作品です。どのエピソードに共感するのかは人それぞれですが、個人的に一番印象的なのは、映画の冒頭と最後に流れる空港のシーンです。

人々が行き交う空港では、再会を喜んだり、別れを惜しんだりする模様が見られます。実際のヒースロー空港の光景を撮影したという映像と、これまで観ていた映画内のストーリーがリンクし、この作品の伝えたいテーマであり、タイトルにもなっている「Love actually is all around.(愛は至るところに溢れている)」という言葉につながります。じんわりとした感動を残しつつ、物語はエンディングを迎えます。

そんな風に、必ず自分のお気に入りのシーンを見つけることができる、語り合いながら鑑賞するのにピッタリな作品です。

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上映中にも、お気に入りのシーンが映し出された瞬間、「このシーン好き!」と楽しそうにおしゃべりしたり、会場からキャストを応援したり、上映終了後には拍手が起こる場面もありました。

次回は是非参加してみては?

この「NEW CINEMA DINING」では、作品の新しい魅力の発見や人との出会い、食事や会話を楽しむことで『映画を鑑賞する』ことから、五感を使って『映画を体験する』ことへと、新しい映画との向き合い方を教えてくれます。

また次回、開催されることになったときはぜひみなさんも足を運んでみてください!

(取材・文 / 辻千晶 撮影 / 鸙野茜・澤口夕夏)

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※2022年9月29日時点のVOD配信情報です。

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  • いっきちゃん
    4.3
    滝のように泣いた
  • Hanano
    4.7
    声出して笑ったり、ホロホロ泣いたり、すごく自然に物語に入り込んでいる自分がいた。 余裕が持てなくて自分を責めたり、1日がバタバタとあっという間に過ぎてしまうことが多かったけど、大事に噛み締めて自分の人生謳歌したいね⏳ 父と息子の関係がすごく素敵だったし、レイチェル・マクアダムスのぱっつん前髪は世界を救う、本当にかわいいタイプすぎる🤦🏻‍♀️
  • ありお
    -
    G
  • 石平大樹
    4
    過去に戻ったならああしたいこうしたいだのみんなは言う。国試が迫っている今、「もっと早くから勉強しておけばよかった」などという戯れ言を耳にする日もそう遠くない。 過去を一瞬でも変えたのなら、その先の未来も少しづつ変わってゆく。当たり前のようで当たり前のことだ。 もし私も過去に戻れるとするならば、精子からやり直してみたい。
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    何回でも観たい
アバウト・タイム 愛おしい時間について
のレビュー(257021件)