「マトリックス」シリーズ(1999)のキアヌ・リーヴスが裏社会から引退した伝説の殺し屋に扮する「ジョン・ウィック」シリーズ。『マトリックス』でスタントマンを務めたチャド・スタエルスキ監督が編み出すアクションが斬新な本シリーズの見どころを紹介する。
『ジョン・ウィック』(2014)
裏社会でその名が語り継がれる伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。彼は5年前、最愛の女性ヘレン(ブリジット・モイナハン)との出逢いによって裏社会から足を洗った。しかしヘレンは重い病で亡くなり、愛犬デイジーが残される。悲しみに暮れるジョンの心をデイジーが癒すが、突然押し入った強盗に愛犬が殺されるという不運に見舞われ、ジョンは裏社会に復帰し復讐を誓うのだった。
キアヌ・リーヴスが引退した伝説の殺し屋を演じる超話題の「ジョン・ウィック」シリーズ第1弾。監督は『マトリックス』(1999)でスタントマンを勤めたチャド・スタエルスキが担当し、本作が監督デビュー作品となった。香港映画に代表されるクンフーと銃を組み合わせた斬新な「ガンフー」は見応えがあり、復讐の鬼と化する主人公ジョン・ウィックの暴走も爽快そのもの。
『ジョン・ウィック:チャプター2』
ロシア・マフィアを相手にした壮絶な復讐を終えた殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)は平穏な暮らしに戻る。だが貸しのあるイタリア・マフィアのサンティーノからきた殺しの依頼を断ると、自宅を爆破され、ジョンは再び復讐を胸に誓うのだが……。
キアヌ・リーヴスが伝説の殺し屋に扮し、壮絶な復讐劇を繰り広げる「ジョン・ウィック」シリーズ第2弾となる本作。監督は引き続きチャド・スタエルスキが担当。前作から5日後の物語であり、マフィアからの依頼を断ったことから全世界の殺し屋から命を狙われるジョン・ウィックの孤軍奮闘が描かれる。「マトリックス」シリーズ(1999〜)で共演したローレンス・フィッシュバーンが地下犯罪組織のボス役で出演しているのもファンには嬉しい。
『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)
殺し屋たちが集うコンチネンタルホテルで人を殺してはいけないという掟を破ってしまったジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。裏社会はジョンに1400万ドルの懸賞金をかけ粛清の乗り出す。各国の殺し屋から命を狙われるはめになったジョンはニューヨーク脱出をはかるのだが……。
キアヌ・リーヴスが伝説の殺し屋を演じ、全世界大ヒットを記録した「ジョン・ウィック」シリーズ第3弾。カンフーと銃を組み合わせた「ガンフー」に、カンフーと車を合わせた「カーフー」が新要素として加わり、チャド・スタエルスキ監督がコーディネートするアクションがさらにグレードアップ。ジョン・ウィックの命を狙う最強の暗殺者をマーク・ダカスコスが怪演している他、ジョンと過去に因縁を持つ謎の女性ソフィアをアカデミー女優ハル・ベリーが演じるなど、豪華キャスト陣の顔ぶれに注目したい。
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)
裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。地下に身を潜めながら、全てを牛耳る組織:主席連合から自由になるために立ち上がった。組織内での勢力拡大を狙う若き高官、グラモン侯爵は、これまで聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、日本の友人、シマヅの協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れた……。
キアヌ・リーヴス主演の世界的大ヒットクライム・アクション「ジョン・ウィック」シリーズ第4弾。舞台はパリ、ベルリン、
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※2023年3月22日時点の情報です。