Filmarksで人気の、のんびりした空気感が魅力的なリラックス映画をご紹介！ おうち時間のお供に、ゆったりと楽しめる映画はいかがですか？
『かもめ食堂』（2005）
群ようこの同名小説を、『彼らが本気で編むときは、』などの荻上直子が監督・脚本を務め、実写映画化。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、マルック・ペルトラ出演。
フィンランドのヘルシンキで「かもめ食堂」という小さな食堂をオープンさせたサチエ（小林聡美）。しかし客足は悪く、客第1号で日本かぶれの青年トンミ（ヤルッコ・ニエミ）がコーヒーを飲みに来るばかり。やがて、偶然出会ったミドリ（片桐はいり）とマサコ（もたいまさこ）が、サチエの店を手伝うようになる。
ヘルシンキの美しい街並みを舞台に、のんびり、ほっこりとした時間が流れ、個性的な面々がゆったりと交流を深めていく。フードスタイリストの飯島奈美が手掛けた、素朴で美味しそうな料理の数々も魅力的。美味しいコーヒーを飲みながら、ゆっくりと鑑賞してみては？
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『めがね』（2007）
『かもめ食堂』の荻上直子が監督・脚本を手掛けたヒューマンドラマ。『かもめ食堂』のスタッフ・キャストが多く参加している。小林聡美、市川実日子、加瀬亮、光石研、もたいまさこ出演。
海辺の小さな町にやって来たタエコ（小林聡美）は、小さな宿・ハマダに宿泊する。宿の主人のユージ（光石研）や、謎の女性サクラ（もたいまさこ）、いつもふらふらしている高校教師のハルナ（市川実日子）など、住人たちのマイペースで奇妙な暮らしに振り回されるタエコは、宿を出て行こうとするが……。
自分の時間を見つめ直したいときにおすすめの1本。『かもめ食堂』に続き、本作でもフードスタイリストの飯島奈美が手掛けた料理にも癒される。
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『百万円と苦虫女』（2008）
監督・脚本は『ふがいない僕は空を見た』などのタナダユキ。蒼井優、森山未來、ピエール瀧、竹財輝之助出演。
短大卒業後、就職できずにアルバイト暮らしをしている21歳の佐藤鈴子（蒼井優）。とある事件がきっかけで実家を離れ、百万円貯まるごとに新しい土地に移り、海、山、都会…と住まいを転々とする。行く先々の人との出会いと別れを通じて少しずつ成長し、ほのかな恋に落ちる。女性のリアルな心情を、ゆるやかに、繊細に描いた青春ロードムービー。
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『ホノカアボーイ』（2008）
吉田玲雄の紀行エッセイを映画化。監督は、オムニバス作品『いぬのえいが』の真田敦監督が務めた。岡田将生、倍賞千恵子、長谷川潤、吉田玲雄出演。
失恋のショックで大学を休学したレオ（岡田将生）は、ひょんなことからハワイ島の小さな町・ホノカアの映画館で映写技師として働くことに。風変りだが温かいホノカアの人々と触れ合うことで、レオは少しずつ成長してく。ハワイの美しい風景、優しい人々、美味しい料理に癒される、ハートウォーミングストーリー。
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『まほろ駅前多田便利軒』（2011）
三浦しをんの直木賞受賞作を、『セトウツミ』などの大森立嗣が監督・脚本を務め、実写映画化。永山瑛太（瑛太）、松田龍平、片岡礼子、鈴木杏、本上まなみ、柄本佑出演。
東京郊外のまほろ市で便利屋を営む多田（瑛太）のもとに、中学時代の同級生・行天（松田龍平）が転がり込んでくる。個性的な顧客からの無理難題を解決していく2人だが、ある依頼によって自らの過去と対峙することに……。
真逆の性格の多田と行天が繰り広げる、ゆるい雰囲気のバディぶりが心地良い。訳ありの依頼人たちの交流を通して、人生を見つめ直す姿が胸を打つ。2014年には2年後を描いた続編『まほろ駅前狂騒曲』も公開された。
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『しあわせのパン』（2011）
『少女』などの三島有紀子が監督・脚本を務めたハートウォーミングドラマ。原田知世、大泉洋、森矢カンナ（森カンナ）、平岡祐太、光石研出演。
東京から北海道・洞爺湖の畔の小さな町に移り住み、小さなパンカフェ「マーニ」を営む水縞夫妻。夫の尚（大泉洋）がパンを焼き、妻のりえ（原田知世）がコーヒーをいれ、料理を作る。様々な事情を抱えて「マーニ」にやって来る客たちを、夫婦は静かに見守る……。四季の移ろいと、人々の温かな交流を丁寧に描く。心を込めて作られたパンや料理が、尖った心をまるくしてくれる。
本作は北海道を舞台としたヒューマンドラマシリーズの第1弾で、これまでに『ぶどうのなみだ』（14）、『そらのレストラン』（19）の3作品が大泉洋主演で製作されている。
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『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』（2012）
益田ミリによる四コマ漫画「すーちゃん」シリーズを映画化。監督は『母さんがどんなに僕を嫌いでも』などの御法川修が務めた。柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶ、染谷将太、井浦新（ARATA）出演。
かつてのバイト仲間であるすーちゃん（柴咲コウ）、まいちゃん（真木よう子）、さわ子さん（寺島しのぶ）は10年来の友人。それぞれが将来の不安や悩みを抱えているが、小さな幸せを見つけて生きていこうとする。
人生の選択や決断が多くなりがちな女性ならではの悩みごとを、3人のほのぼのとした日常に乗せて、繊細に映し出す。
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『横道世之介』（2013）
吉田修一による同名青春小説を、『南極料理人』などの沖田修一監督が実写映画化。高良健吾、吉高由里子、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛、朝倉あき出演。
1980年代、長崎の田舎町から大学進学のために上京したお人好しの青年・横道世之介（高良健吾）。不器用でお調子者だが、周囲の人間を惹きつける不思議な魅力を持つ世之介は、その人柄ゆえ多くの友人やガールフレンドに恵まれる。世之介をめぐる人間模様をユーモアを交えてほっこりと描いた、心温まる青春ストーリー。
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『海街diary』（2015）
吉田秋生の同名人気コミックを、『そして父になる』『万引き家族』など多数の作品で世界に名を馳せる是枝裕和が監督・脚本を手掛け、実写映画化。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、大竹しのぶ、堤真一出演。
鎌倉で暮らす香田家3姉妹、長女・幸（綾瀬はるか）、次女・佳乃（長澤まさみ）、三女・千佳（夏帆）のもとに、15年前に家を出て行った父の訃報が届く。父の葬儀の場で異母妹のすず（広瀬すず）の様子を見た幸は、鎌倉で一緒に暮らすことを提案。共同生活を通して絆を深め、“四姉妹”になっていく様子を温かく綴る。
是枝監督ならではのドキュメンタリーテイストで、何気ない会話や食事風景など、ありふれた日常が丁寧に描かれる。4姉妹の他愛もないやり取りに、思わず顔がほころぶはず。
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『セトウツミ』（2016）
此元和津也の同名コミックを、「まほろ駅前」シリーズの大森立嗣池が監督を務め、実写映画化。松壮亮、菅田将暉、中条あやみ出演。
お調子者で天然キャラの瀬戸（菅田将暉）と、塾通いの日々を送るクールなメガネ男子の内海（菅田将暉）は、放課後はいつも河原で雑談をして暇をつぶしている。瀬戸が学内のマドンナ・樫村（中条あやみ）に送るメールの内容を考えたり、ヤンキーの先輩に絡まれたり、小さな事件が起きながらも、2人のまったりとした無駄話は止まらない……。関西弁でのんびりと交わされるシュールな会話劇が、ゆるい笑いを誘う。
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※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年5月22日時点の情報です。
