「MCU」シリーズとしては元泥棒という異色の経歴のヒーロー「アントマン」が活躍する「アントマン」シリーズ。コメディタッチが特徴的な本シリーズのあらすじ、キャスト、見どころをまとめて紹介する。
『アントマン』(2015)
アベンジャーズによるソコヴィア襲撃後、窃盗罪で服役していたスコット・ラング(ポール・ラッド)が出所する。しかし彼は養育費が払えないことから娘にも会えない寂しい暮らしを送らなければならなかったが、そんな彼の身元を科学者のハンク・ピム(マイケル・ダグラス)が引き受け、「アントマン」になってほしいと頼まれるが……。
「MCU」シリーズ12弾の本作でフェイズ2が一区切りとなる。監督は『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(2008)のペイトン・リードが務め、脚本を『ベイビー・ドライバー』(2017)を監督したエドガー・ライトが担当。アリほどに縮まった男のミクロな世界がコミカルな要素を交えながら描かれる。
『アントマン&ワスプ』(2018)
窃盗で服役すような人物であるにも関わらず「アントマン」としてアベンジャーズの内乱に参戦したスコット・ラング(ポール・ラッド)は、アベンジャーズを政府管理下に置くことに反発したキャプテン・アメリカ側に加担したことで自宅軟禁状態となっていた。そこへハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)と彼の娘ホープ・ヴァン・ダインが現れ、極秘計画への参加を要請する。
元泥棒という異色の経歴のヒーロー「アントマン」が主人公の人気シリーズ第2作目となる本作で「MCU」シリーズは第20作を数える。監督は前作から引き続きペイトン・リードが担当。ポール・ラッド扮するアントマンとエヴァンジェリン・リリーが華麗に演じるワスプとの軽妙なやり取りがミクロな世界を際立たせる。
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』【2023年2月17日(金)公開】
新たな「アベンジャーズ」へ続く物語が、ついに始動。身長わずか1.5cmの最小ヒーロー、アントマンとワスプは、“量子世界”に導く装置を生み出した娘キャシー達とともに、ミクロより小さな世界へ引きずり込まれてしまう。そこで待ち受けていたのは、過去、現在、未来すべての時を操る能力を持つ、マーベル史上最凶の敵、征服者カーン。彼がこの世界から解き放たれたら、全人類に恐るべき危機が迫る。アベンジャーズで最も普通すぎる男アントマンが、マーベル史上最大の脅威に挑むアクション超大作。
元泥棒のスコット・ラング(ポール・ラッド)が、科学者ハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)に見出されて、アリサイズの最小ヒーローとして活躍する姿を描いた「アントマン」シリーズの第3弾。監督は、シリーズ前2作を世界的大ヒットへと導いたペイトン・リードが引き続きメガホンをとる。ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラスらシリーズお馴染みのメインキャストが集結する他、アントマンの前に立ちはだかるマーベル史上最大の敵・カーンを、『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』で一躍脚光を浴びた、ジョナサン・メイジャーズが演じることが決定。また本作は、2025年に公開予定の『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ(原題)』へと繋がる、新たなアベンジャーズの始まりの物語となっている。

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※2023年2月21日時点の情報です。