映画「96時間」シリーズ一覧！『96時間 レクイエム』まで全3作品のあらすじ＆見どころ紹介

映画「96時間」シリーズはリュック・ベッソンとリーアム・ニーソンのコンビが送るアクションスリラー。誘拐された娘のために元CIAである最強の父親がアクションシーンたっぷりに駆け回ります。

今回は完結編まで3作品をまとめてご紹介します。

『96時間』（2008）

旅先のパリで17歳の娘のキム（マギー・グレイス）が何者かに誘拐されてしまう。父親のブライアン（リーアム・ニーソン）は元CIA工作員のスキルで自ら娘を奪還することを決意。誘拐事件の被害者が無事でいられると考えられる96時間をタイムリミットに、誘拐犯とされる人身売買組織へ潜入する。

『トランスポーター』、『TAXi』を手掛けたリュック・ベッソンが製作・脚本。リーアム・ニーソンの、娘を取り戻すためなら手段を選ばない豪快なアクションシーンが見どころ。とにかく娘を救い出すというシンプルなストーリーがテンポよく展開されるため、とても見やすい作品。名実ともに最強の父親だが、娘の前で不器用な面があるのも魅力的。

『96時間 リベンジ』（2012）

ブライアンは、家族の絆を取り戻すため、娘のキムと元妻のレノーア（ファムケ・ヤンセン）と過ごしていた。しかしそんな中、キムを誘拐した犯罪組織がブライアンへの復讐のためレノーアを誘拐してしまう。そして、ブライアンも組織に捕らえられてしまい身動きがとれなくなってしまう。襲撃を逃れたキムはブライアンと協力してレノーアの救出を試みる。ブライアンはキムとレノーアを救い出すことができるのか。

前作と同じくリュック・ベッソンとリーアム・ニーソンのコンビが実現した続編。舞台をパリからイスタンブールへ移し、キムの豪快なカーチェイスシーンやコンビで組織を追い詰めていくシーンが今作の見どころ。元CIA工作員ならではのスキルも前作より冴えている。

『96時間 レクイエム』（2015）

ある日、ブライアンの元妻・レノーアが何者かに殺害される。その場にいたブライアンは容疑者として警察に追われることになる。ブライアンは真実を暴いて復讐するため、再び元工作員のスキルを駆使し犯人を探し始める。しかし娘のキムにも危機が迫っており、ブライアンは絶体絶命の状況に陥っていく。

ターゲットが娘、元妻と続き、完結編となる今作は主人公であるブライアンが狙われる。カーアクションや銃撃戦、娘と父の絆のドラマなど「96時間」シリーズ定番のシーンが、どれもシリーズ最高レベルにパワーアップ。ブライアンを追う敏腕刑事役のフォレスト・ウィテカーの存在感が大きく、追走劇のスリルも味わえる。

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※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年7月6日時点の情報です。