映画「ペット」シリーズは、イルミネーション製作のアニメーション映画。マンハッタンで暮らすペットたちの、飼い主がいない間の暮らしぶりを描く。本記事では、映画『ペット』、『ペット2』を公開順にご紹介。
『ペット』（2016）
ニューヨークで飼い主のケイティ（エリー・ケンパー）と仲良く暮らしていたテリアの小型犬マックス（ルイス・C・K）。大好きなケイティと何不自由ない生活を送っていたが、ある日突然それが一変する。ケイティがけむくじゃらの大型犬デューク（エリック・ストーンストリート）を連れてきたのだ。やがて、マックスとデュークはケイティを独り占めしようと戦いを繰り返すようになる。そして、二匹はあるトラブルをきっかけに大都会の真ん中で迷子になってしまう……。大好きなケイティの元へ戻るため、二匹は力を合わせて様々なピンチを乗り越えていく。
数々のピクサー映画に関わってきたクリス・ルノーとヤーロウ・チェイニーが監督を担当。また、日本語版声優として、お笑いタレント・バナナマンの設楽統と日村勇紀がそれぞれマックスとデュークを、モデルの佐藤栞里がケイティを務めた。愛らしい動物たちが、可愛くて面白いこの作品。ペットを飼ったことのある方なら誰でもきっと胸がキュンとなる、個性豊かなペットたちと飼い主の愛の物語。イルミネーションらしい愛されるキャラクターたちに、推しの一匹が見つかるかも。
『ペット2』（2019）
ケイティの元で仲良く暮らしていたマックス（パットン・オズワルト）とデューク。やがてケイティは結婚し、子供ができる。子供の名前はリアム（ヘンリー・リンチ）。赤ん坊のリアムはマックスとデュークに遠慮なく接し、そのせいでヘトヘトになる二匹だったが、だんだんとリアムを心から愛するようになる。リアムが成長し、歩いたり話したりできるようになると、マックスはリアムが怪我をしないか心配でたまらなくなってしまう。そんな頃、ウサギのスノーボール（ケヴィン・ハート）は飼い主とスーパーヒーローごっこをして楽しく遊んでいたが……。
イルミネーション製作の大ヒットアニメーションムービー「ペット」シリーズの第二作目。監督は前作から引き続きクリス・ルノーが担当。子を持つ親のように心配性なマックスに、多くの人が共感してしまう。今作は前作とはまた違うマックスの成長に注目したい。また、キュートなキャラクターのスノーボールに虜となってしまうというレビューも多く見受けられる。初めてのことに戸惑いながらも、ペットたちが大きく成長していく姿に勇気がもらえる物語。
(C)UNIVERSAL STUDIOS(C)Universal Studios.
※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年7月16日時点の情報です。
