映画「猿の惑星」新シリーズ一覧!全3作品のあらすじ&見どころを紹介

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映画ファンから高評価を集める「猿の惑星」新シリーズであるリブート版の3作品をまとめて紹介!

「猿の惑星」リブート版は、SF映画の金字塔「猿の惑星」シリーズを新しい解釈で描く新シリーズ。オリジナル版より映像技術が進化し、世界観がより濃厚になりました。

オリジナル版で登場した猿のシーザーの一生を描くシリーズ3作品をまとめて紹介します。

猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011)

製薬会社ジェネシスに勤める神経学者のウィル(ジェームズ・フランコ)は、実験で使われたチンパンジーの子どもを「シーザー」と名付け我が子のように可愛がっていた。特殊な遺伝子を継いだシーザーは優れた知性を発揮するが、あることをきっかけに存在が明るみに出てしまい、人間の対応や愚かさに失望する。やがてシーザーは猿を仲間に率いて人類への反逆への闘いに身を投じていく。

オリジナルシリーズを原案に新たな起点から描いたストーリー。猿の進化が人類への脅威になり、猿が支配者になっていくドラマが展開される。オリジナル版では人間の愚かさが浮き立っていたが、今作は猿の葛藤や悲しみが中心となっており猿に感情移入してしまう。

オリジナル版では猿は皆特殊メイクで人間が演じていたが、このリブート版ではモーションキャプチャーによるCGで製作されており、アンディ・サーキスがシーザーを熱演している。『アバター』のWETAデジタル社による最先端技術によって猿の心情やよりリアルに伝わる。

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猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014)

人類は自らが生み出したウィルスによって90%が絶滅状態となっていた。猿たちが勢力を拡大する中で密かに生きる人類だったが、それを知った猿たちとの対立が再び起きる。和解し共存したい人間と人間から受けた仕打ちを忘れない猿との対立の中で、猿たちを率いていたシーザーはどうするか決断を迫られる。

人間と共存したくない猿、人間と仲良くやっていきたい猿、そして猿と共存したい人間と、様々な思惑が対立して熾烈な戦いを引き起こしていく様子は、現実世界で起きる戦争の発端を連想させる。

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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(2017)

猿と人間の戦いが始まって2年。シーザーは森の奥に身を潜めて暮らしていた。そんなある日、奇襲によって妻と息子が殺されてしまう。人間との戦いを望まないシーザーだったが、敵のリーダーである大佐(ウディ・ハレルソン)に復讐するため、仲間を連れて旅立つ。

シーザーの家族を失われた憎悪や悲しみのドラマをじっくり描く最終章。猿と人間の戦いだけではなく、種の存続やなぜ戦争を繰り返すのか、など現実世界の問題にも踏み込む。シーザーの壮大な一生のドラマとともに、猿と人間を分けたものは何だったのかが明かされる。

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(C)2011 Twentieth Century Fox Film Corporation(C)2014 Twentieth Century Fox(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年7月26日時点の情報です。

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