マリリンからシャーリーズまで・・・嗚呼、限りない金髪美人女優たちへの憧れ!

代官山蔦屋書店 シネマ・コンシェルジュ

吉川明利

こんにちは!映像パッケージ業界33年目の映画オヤジです。今回は金髪美女への熱い想いをお伝えさせていただきます!

海外への憧れ、それは金髪女優から始まった!

近年、映画興行において洋画の不振が取り沙汰されています。80~90年代では考えられないほど、洋画と邦画の勢力図が変わってしまい、TV局制作の邦画が大量の宣伝展開の末、大ヒットするという構図になってしまいました。
その原因のひとつは、外国映画、および外国への憧れというものが、現代では無くなってしまったからだという分析があります。おそらく間違ってはいないでしょう・・・。戦後の1ドル360円の固定相場制とは言いませんが、80年代後半のバブル時期でも1ドル240円と、まだまだドルの相場が高く、そう簡単には海外へ旅行することが叶わず、当然海外への憧れが募るのばかりでした。

そこで生まれるのは(リバイバル上映で見る過去の名作も含む)外国映画で見る美しい風景、そして美しい女優たちへの憧れだったのです。そして、その女優たちの髪の色はほとんどが金髪!ある一定の年代以上の男性であれば絶対この法則に当てはまるはずです。

さて、前置きが長くなりましたが、今回はその金髪美女への熱い想いを綴りたいと思います!

紳士じゃなくても金髪がお好き!

ハリウッドの金髪美女といえば、まずはマリリン・モンローです! 実はマリリン以前にジーン・ハーロウというプラチナ・ブロンドの女優がいましたが、出演作品そのものがモノクロのため、金髪がストレートにイメージできないので、別格としましょう。

マリリンの代表作に『紳士は金髪がお好き』という素晴らしいミュージカル映画があります。『ナイアガラ』で披露したモンロー・ウォーク(左右のハイヒールの高さが少し異なる細工が大成功!)で人気の出たマリリンをさらにブレイクさせるべく、黒髪のジェーン・ラッセルとの組み合わせを20世紀フォックスが企画した作品です。

劇中のマリリンのソロナンバー「ダイヤモンドは女の子の親友」は、燕尾服の男性陣を引き連れて歌い踊る素晴らしいもので、あのマドンナも「マテリアル・ガール」という曲のプロモーション・ビデオでリスペクトしたほどでした

こんなグラマラスで可愛らしい金髪美女を好きにならないわけにはいきませんよね!

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大好きな金髪女優5人衆

カトリーヌ・ドヌーヴ

そもそも私がなぜ金髪美人女優にここまで惚れこんでしまうようになってしまったかというと、そこには1人の女優の存在がありました。

名前はカトリーヌ・ドヌーヴフランス映画界を代表する永遠の金髪美女です。1972年、私が中学3年生の時に「ロードショー」という洋画雑誌の創刊号で表紙を飾り、それはもう美しかったのです。

そこへ新作がやってきました。『ひきしお』というイタリアの名優マルチェロ・マストロヤンニと共演した不思議なラブストーリーです。彼女はすでに名作『シェルブールの雨傘や『昼顔』で美人と言うだけでなく、女優としてのキャリアも積み重ねていました。

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グレイス・ケリー

再びハリウッドに眼を向ければ、マリリンと同時代に“クール・ビューティ”と称された金髪美人女優グレイス・ケリーがいます。マリリンのようなグラマラスさはありませんが、知的な美しさで魅了しました。

彼女を最も気に入った監督が、あのアルフレッド・ヒッチコックです。やがてその皇室に入ることになるモナコでロケをしたヒッチコックの『泥棒成金』は、作品評価以上にグレイスの美しさを満喫できる最高の作品です。ケイリー・グラントにキスする場面の小悪魔的表情の美しさ! イーディス・ヘッドの衣装デザインが光ります!

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ニコール・キッドマン

そのグレイス・ケリーの伝記映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』でグレース役にチャレンジしたのがニコール・キッドマン。納得の美しさでした。似ているか似ていないかではなく、美女を演じられるのは、当然ながら当代随一の美女だということなのです。また、ニコール・キッドマンはシリアスからコメディまで演じられる強みがあります。

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キャスリーン・ターナー

ニコールの一世代前にはやはりコメディもできて、ファム・ファタールも演じられた女優がいます。それがキャスリーン・ターナー。『白いドレスの女』の男を惑わす美しさ、また『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』のコメディエンヌぶりは必見です。

先日、惜しくも亡くなったプリンスのアカデミー賞受賞式の映像をYouTubeで観ていたら、そのプレゼンターがキャスリーンで、まぁ、その美しいこと!プリンスには申し訳ないが目を奪われました!

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シャーリーズ・セロン

最後は自慢の金髪を刈ってまでして挑んだアクション演技が絶賛されたシャーリーズ・セロンです。新作『スノーホワイト 氷の王国』の邪悪な女王役に再び挑み、髪だけでなく全身金色をまとったその美しさを見たら“やはりシャーリーズはこっちの方がいいや”と思ってしまったのでした。

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というわけで、常に金髪美人女優を追い求め、映画を観ております。

ちなみに黒髪でも納得の美女はエリザベス・テイラーキャサリン・ゼタ・ジョーンズだけという徹底した金髪マニアです(笑)
それでは、みなさん!次回もよろしくお願いします!!

(C) Universal Pictures 

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  • クロ
    3.7
    ジェーン・ラッセル好き
  • もこ
    3.4
    マリリンが最高に可愛い銭ゲバ女を好演。あまりにも金目当てすぎて逆に清々しい。男たちを掌で転がすマリリンモンロー可愛い。言ってることやってることはメチャクチャだけど、全くブレずにあっけらかんとしているので、嫌味がないんだと思う。銭ゲバ過ぎるけど。 マリリンモンローがまさに「金髪のおバカな女の子」を体現していて、それがマリリンモンローにとってどういうことだったのかは今となってはよくわからないけど、少なくともこの映画の中では魅力的に見えた。映画の内容は空だけど、マリリンとジェーン・ラッセルを堪能するに相応しい作品。二人のファッションも素敵すぎる。ていうか二人ともおっぱいデカすぎる。 ジェーンラッセル演ずるドロシーは、まさしく姉御肌!って感じのさばさばしたカッコいい美女で、甘えん坊でおばかなローレライと好対照。この二人の打てば響くようなやりとりが良かった。正反対だけど欲望に忠実なところは似ている二人だからこんなに気が合うんだろうなぁ。何だかんだでローレライにベタ甘なドロシーもいい。もう二人が付き合えばいいのに……。 ローレライの婚約者のガスもキモいお坊ちゃん演技がすごい冴え渡っていた。この人、当時この役を演じたことで変なあだ名とかつけられなかったのかな?って心配になるくらい絶妙なキモ面白さだった。
  • as
    3.5
    ミュージカルとしてはそんなやけどマリリンモンローやから楽しめる セクシー&キュート
  • ヒラリー
    3.7
    ナイトクラブで働くダンサーのドロシーとローレライのお話。 金髪と黒髪、性格も対照的な二人。 ちょっと昔のドラマだけどやまとなでしこの桜子とローレライが被った。 ローレライは確かに美しい。 でもやっぱりガスの父の目利きは間違いないと思うのです…褒められた人間ではないんだよ…。 ガス…君は本当に彼女と結婚して良いのか… 仲の良い二人らしいラストでした。 ダイヤモンドは女の親友!
  • Cisaraghi
    5.0
    久しぶりにマリリン・モンロー2。 使われている曲はよく聞いていたのに映画を見たのはこれが初めて。しまった、これ大好きなヤツだった。考えたら、ハワード・ホークスのコメディにゴキゲンなナンバーがついて踊りまでついてマリリン・モンローで、相性のいい女子二人のバディーにしてボケとツッコミで、ファッションも見応えあるとなれば、面白くないワケがない。もっと早く見ればよかった。イケメンはいないけど、男たちもいい男。特にポーカーフェイスのマローンが粋。 いきなりステージで「リトルロックから来た娘」を歌うところから映画は始まる。リトルロックはアーカンソー州の州都だけれど、人口は20万もない。それが州内最大の都市だから、アーカンソーがどういうところか推して知るべし。そのリトルロックから連れ立って都会に出てきたと思われるショーガール二人組、ジェーン・ラッセルとマリリン・モンローがいいコンビ。(二人がリトルロック出身であるとはセリフの中では言及されていないが。)   一見クールなのに情の深いドロシーと、無知でおバカに見えるけれどその実現実的でしっかりしてるローレライ、曰く"お金のことをいつも心配していたら、愛する余裕なんてなくなるわ"。一理ある。全然タイプも価値観も違うのに、お互いを大事に思い、揺るぎのない強い絆で結ばれている二人の厚い友情がとてもいい。最後のカットは最高! そして、声の相性もバッチリ。甘ったるい声のマリリンに大人っぽいアルトのジェーン・ラッセル。真っ赤なラメのドレスで歌う「リトルロックから来た娘」のシーンで華々しくバーン!と盛り上げてからの、さっさと素に戻って楽屋に引き上げるシーンからしてもう好き。見れば見るだけ味の出てくるコメディ。 ジェーン・ラッセル、包容力があって頼りがいがありそうなところと心底楽しそうな笑顔とオチャメな表情がいいし、パンチのきいた歌もウィンクもいい。ファンになった。今ではマリリン・モンローの映画と思われているこの作品だが、ジェーン・ラッセルは決してマリリンに食われてはいなくて、二つの星が二つ並んで光輝くことによって相乗的に華やかでゴージャスで眩い光を放つバディームービーになっている。   マリリンの魅力については今更言うまでもないだろうけど、この映画では何と言ってもマリリンの歌がたくさん聞けるのが嬉しい。このルックスにこの声とこの卓抜した歌の表現力が賦与されているのがもう奇跡。この声と歌があったからこそ、マリリン・モンローという奇跡的な偶像をプロデュース出来たとあらためて思う。すごい存在、すごい才能です。 ブロードウェイミュージカルを元にした映画は、何はともあれ楽曲がしっかりしてて粒揃いでいい。スウィングする歌がどれもとても楽しい。
「紳士は金髪がお好き」
のレビュー(2370件)