映画『ブラックパンサー』あらすじ&キャスト情報!「アベンジャーズ」との繋がりなど注目ポイントを詳しく解説

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「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズ第18作品目にあたる『ブラックパンサー』(2018)をあらすじやキャスト、見どころをまとめてご紹介!

マーベルのクロスオーバー企画「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズ第18作目にあたる『ブラックパンサー』(2018)をあらすじやキャスト、見どころと共に紹介する。今年8月に今作でブラックパンサー役を演じた主演のチャドウィック・ボーズマンが病気で亡くなったことが報じられ、世界中の映画ファンから偲ばれ、再び大きな注目を集めるようになった今作品。ブラックパンサーの勇姿に希望をもらった人も多く、映画内での合言葉「ワカンダ・フォーエバー」というフレーズがツイッターでトレンド入りするほどに。孤立した王国ワカンダの王となり、その国を守るために命を賭けて戦うブラックパンサーことティ・チャラ王の活躍に注目して観ていただきたい。

ブラックパンサー』(2018)あらすじ

ブラックパンサー

アフリカの地にある高度な科学技術を持つワカンダ王国は、何世紀も世界から孤立してきた。しかし、2018年にアメリカで起きた爆破テロに巻き込まれ、国王のティ・チャカ(ジョン・カニ)が亡くなってしまう。そして、息子のティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)は、アベンジャーズの内戦後、ワカンダ王国の新国王となることが決まる。国王になるからには、ワカンダが長年守ってきた秘密を守り通さねばならないのだ。その秘密というのが、世界を変えるほどの力を持つ“ヴィブラニウム”の存在を知られないようにすること。そんな使命を背負いながら、ティ・チャラはワカンダ王国の平和を守るため、ブラックパンサーとして世界の脅威から国を守ることを決意する。

しかし、そのヴィブラニウムを狙って、ワカンダと因縁のある武器商人クロウが、エリック(マイケル・B・ジョーダン)という男と共にロンドンの博物館を襲撃したことを知る。ティ・チャラは、すぐに彼らが裏取引をするという噂の釜山へと向かうこととする。そして、そこに来ていたCIAのエヴェレット・ロス(マーティン・フリーマン)捜査官と手を組んで、クロウの逮捕へと乗り出すのであった。無事にクロウを捕らえることに成功したティ・チャラとクロウだったが、クロウの仲間のエリックから襲撃を受け、ロス捜査官が大怪我を追ってしまうのであった。彼を助けるため、一旦ワカンダ王国へと帰国することとなるが……。これまで隠されていた前王ティ・チャカの秘密によって、ワカンダは大きな混乱へと向かっていく。

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※以下。「アベンジャーズ」シリーズのネタバレを含みます。

キャスト&スタッフ紹介

ティ・チャラ/ブラックパンサー:チャドウィック・ボーズマン

ティ・チャカ:ジョン・カニ

ナキア:ルピタ・ニョンゴ

オコエ:ダナイ・グリラ

シュリ:レティーシャ・ライト

エムバク:ウィンストン・デューク

エヴェレット・K・ロス:マーティン・フリーマン

エリック・“キルモンガー”・スティーヴンス/ウンジャダカ:マイケル・B・ジョーダン

ユリシーズ・クロウ:アンディ・サーキス

監督:ライアン・クーグラー

脚本:ライアン・クーグラージョー・ロバート・コール

製作:ケヴィン・ファイギ

撮影:レイチェル・モリソン

音楽:ルドウィグ・ゴランソン

ブラックパンサー』の見どころ

ワカンダ王国について

何世紀も昔、アフリカに“ヴィブラニウム”という鉱石が落ちてきて、その地に住んでいた5つの部族が争いを始める。その戦いの中で、1人の戦士がヴィブラニウムの影響を受けたハーブを口にすると、その戦士は超人的なパワーを持つ“ブラックパンサー”となるのであった。そして、彼のもとへ4つの部族が集まったことで、それがワカンダ王国となる。しかし、残りの1つの部族・ジャバリ族だけは、そこから姿を消してしまったのだった。今作は、そんなワカンダ王国とジャバリ族の関係についても描かれている。また、前述した通り、ヴィブラニウムは世界を変えてしまうほどの大きなパワーを持つため、ワカンダ王国は、その存在を知られないように長年国を守ってきていた。しかし、今作ではその存在を知っている他国で暮らす人物により、大きな混乱が引き起こされていってしまうのだ。新国王ティ・チャラの前に立ちはだかる敵と、これまで隠されていた過去に注目が集まる。また、ヒーロー“ブラックパンサー”として戦うティ・チャラの勇姿は必見だ。

主演のチャドウィック・ボーズマンについて

今年8月、結腸がんで亡くなったチャドウィック・ボーズマン。2016年から闘病を続けていたという。ステージ4に進行した病気と戦いながら、今作やその後のアベンジャーズシリーズに出演し、素晴らしい演技を披露していたのだ。しかし、その事実を知っていたのは家族のみで、監督や映画関係者にはそのことを明かさず、全ての撮影に挑んでいたというから驚きだ。チャドウィック・ポーズマンは、そんな苦しみを一切見せず、作品に対して直向きに真摯に向き合っていたのだ。そんなチャドウィック・ボーズマンの家族は、「彼にとって“ブラックパンサー”に命を吹き込むことができたのは、俳優人生において特別光栄でした」と話している。黒人のヒーローはこれまでのマーベルでは描かれてきていなかったため、今作で多くの子供たちに勇気を与えたに違いない。今作は監督や主演、その他キャスト、映画関係者のほとんどが黒人で成り立っており、世界の興行収入が13億ドルという大ヒットを記録した記念すべき作品。第91回アカデミー賞では、アメコミヒーロー映画初となる作品賞にノミネートされた。また、作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門でアカデミー賞を受賞している。チャドウィック・ボーズマンが主演を務めた今作品は、これまでにはなかった、新しい風を吹かすことに成功したのだ。ティ・チャラ王と同じく、美しく強い心の持ち主の彼の作品をぜひとも『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)まで見届けていただきたい。

「アベンジャーズ」シリーズとの繋がり

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)にて初登場したブラックパンサー。この作品で、父であるティ・チャカ国王がソコヴィア協定の署名式中に爆破テロによって亡くなるところが描かれている。父を守りきれなかったティ・チャラが、父を殺したバッキー・バーンズに復讐するため、ブラックパンサーとなって彼を追い、激闘を繰り広げる。そして、今作では、その戦いの後、自身が新国王となり、ワカンダを外敵から守っていく様子が描かれている。そして、この後公開されている『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で、ブラックパンサーとしてワカンダだけではなく、人類を守るために活躍していくこととなる。

また、今作のラストシーンではバッキー・バーンズが登場している。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)にて、自身の洗脳を解く方法が分かるまで、ワカンダで冷凍睡眠されることとなったバッキー・バーンズが、今作で目覚めていることに注目したい。今後のシリーズで、目覚めた彼がどのように活躍していくのか、または再び問題を引き起こすのか、続きが気になる終わり方となっている。

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ブラックパンサー』が観られるVODサービスは?

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「アベンジャーズ」シリーズを全作品公開順に観るなら?

(1)『アイアンマン』(2008)
(2)『インクレディブル・ハルク』(2008)
(3)『アイアンマン2』(2010)
(4)『マイティ・ソー』(2011)
(5)『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
(6)『アベンジャーズ』(2012)
(7)『アイアンマン3』(2013)
(8)『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
(9)『キャプテンアメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
(10)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
(11)『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
(12)『アントマン』(2015)
(13)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
(14)『ドクター・ストレンジ』(2016)
(15)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
(16)『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
(17)『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)
(18)『ブラックパンサー』(2018)
(19)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
(20)『アントマン&ワスプ』(2018)
(21)『キャプテン・マーベル』(2019)
(22)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
(23)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)

※本記事で紹介した作品に「」をつけます。

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(C)Marvel Studios 2017

※2020年11月24日時点の情報です。

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