小さな一歩が、背中を押す。3.11後の福島を描く日本版『スタンド・バイ・ミー』

2016.08.08
インタビュー

Filmarks編集部

フィルマーくま

ハルをさがして

震災後の福島県を舞台に、誰もが経験したことのある、ひと夏の経験を通して少年少女たちの「成長」を描く『ハルをさがして』が、8月6日(土)より東京・下北沢トリウッドにて公開されました。

本作は、日本版『スタンド・バイ・ミー』とも言える青春ストーリー。福島県を舞台に、誰もが経験したことのある、ひと夏の思い出が描かれています。今回は、監督・脚本を手がけた尾関玄さんと、ヒロイン役の佐藤菜月さんにお話を伺いました!

また、作品の応援団として主人公を含む男子3人組を演じた小柴大河さん、小泉凱さん、橋本一輝さんも駆けつけていただきました!映画『ハルをさがして』の魅力をたっぷりとお伝えいたします!

『ハルをさがして』あらすじ

ハルをさがして

2012年、夏。都内で暮らす中学3年生のノボルと仲間たちは、秘かに想いを寄せるチエコからある依頼を受ける。東日本大震災後、家族と共に福島から自主避難してきていたチエコは、その際に残してきた愛犬“ハル”を一緒に探しに⾏って欲しいというのだ。ノボル達は淡い期待を胸にチエコとの同⾏を決め、ハルを探す4人のひと夏の冒険が 始まった─。

3.11の震災後、子供の立場になって作品を撮りたいと思いました

―監督をされるようになったきっかけ、また本作で企画・製作・宣伝・配給を行う「ISHIO」を立ち上げたきっかけを教えてください。

尾関監督:昔から映画が好きでした。現在「ISHIO」でプロデューサーをしている内藤くんは中学時代の同級生で、母校である石尾台中学校の名前をとって「ISHIO」と名付け、専門学校時代に自主映画を撮っていました。

ハルを探してインタビュー02

その後、お互い映画や映像の職に就いて商業映画を撮るようになったので、もう一度「ISHIO」として二人で映画を撮ってみないかと話し、今回一緒に映画を作ることになりました。

―本作が初の長編映画制作とのことですが、本作を撮ろうと思ったきっかけ、舞台を福島にした理由を教えてください。

尾関監督:まず「ISHIO」として一緒に映画を撮るなら、中学生をテーマにした作品を撮ろうというのが先にありました。それは、内藤くんとは一緒に中学時代を過ごした仲だったというのと、中学生や子供を主人公にした日本映画を最近見かけないなと感じていたので、そういう映画を撮れたら良いなと思いました。

3.11の震災が起き、いろいろ思うところがあって。福島は危ないとか、むしろ安全だっていう人とかいろんな人がいるけれど、僕はそれを子供の立場で撮りたいなと思いました。仮に僕が福島の子供で、友達を置いて自分だけ東京に避難してしまったのであれば、もう一度友達に会いに行くんだろうなという想像をして、映画を作りました。

ひと夏の経験が小さな一歩となり、観た人の背中を押してくれる

—今回のキャスティングはオーディンションだとお伺いしていますが、決め手となったポイントなどがあれば教えて下さい。

尾関監督:男子3人組の中で、主人公以外の2人を際立たせる際に、主人公とは違う手段で印象付ける必要があると思い、ヒロキ役はお芝居が上手だったのとアフロ感のキャラがいい橋本さんを選びました。マサル役の小泉さんは、オーディションの時から他の誰よりもテンションが異様に高く「こいつ面白いな」っていう直感です(笑)

主人公のノボル役は何人か厳選したんですが、小柴さんは自分なりにお芝居をしてくれるし、言われたこともその場で柔軟に対応していました。あとは、イケメンはキャスティングしないと最初に決めていました(笑)

ハルを探してインタビュー03

小柴さん:嬉しいけど、ちょっと複雑です…(笑)

逆に、ヒロインは絶対に可愛い子にするって決めていました。佐藤さんはカメラ通した時にとても画面に映えて、映像で動いている彼女を見て、即決しました。

―本作で一番こだわったポイント、伝えたいポイントを教えてください。

この作品は、原発事故後の福島の様子を描いている作品ですが、今回は、あくまでも中学生が主人公の青春映画、“3.11後の福島を生きざるをえなかった中学生“というのを撮りたかった

ハルをさがして05ひと夏の冒険を通してその子がちょっと大人になる。その大人になる変化は他人から見ると本当に小さな一歩だけど、その小さな一歩が映画を観てくださった方の背中をちょっとでも押せるような作品になっていればなあ、と思います。

自分が感じたまま演じた、東京のチエコと福島のチエコ

—女優のお仕事をされるようになったきっかけ、これまでの略歴について教えてください。
 ハルを探してインタビュー04
佐藤さん:女優を目指したきっかけは、地元の浜松映画祭のオーディションを姉と一緒に受けて、賞をいただいたことです。受賞記念でweb CMに出演したのですが、撮影時はすごく人見知りをしてしまい、言われた通りに動けなかったんです。でも逆に、姉はすごく上手にできていて、悔しさを感じた部分もあり、お芝居に興味を持ちました。

映画の出演作品は『ハルをさがして』が2本目で、初めて出演したのは『楽隊のうさぎ』という作品です。その時はまだ全然お芝居のお仕事をしていなかったのですが、浜松で撮影だったこともあり、自分自身でオーディションに応募しました。
その後、知り合いの知り合いの方の紹介で、今の事務所に入りました。

ハルを探してインタビュー05
 
―チエコをどのような人物だと感じましたか?また、演じた際に意識したことはありますか?

佐藤さん:東京に来てからのチエコは、心を閉ざしてしまって、素直になれない印象がありました。多分、仲の良かったトモミと一緒に花火をしたりハルの散歩をしたりしている、福島にいた頃のチエコが、本当のチエコなんだろうなと感じましたね。

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今回、監督と役について話すことはあまりなかったので、自分が台本を読んで感じたようにチエコを演じました。あと、チエコの若干気が強いところは、私にも似てるところがあると感じました。(笑)

—本作の中で佐藤さんのお気に入りのシーンはありますか?

佐藤さん:自分で観ていいなと思ったのが、スナックのママと話しているシーンと、一番最後、4人で歩いて行くシーンです。

ハルをさがして08

—最後のシーンは監督もかなりこだわられたのではないでしょうか?

ハルをさがして07尾関監督:そうですね。この作品は4人とも歩くシーンがすごく多いのですが、歩く順番であったり、並び順はこだわりました。最後のシーンまで、4人を並んで歩かせないと決めていたので、最後の最後に初めて4人が並んで歩く、そこがラストシーンになる、というイメージを持っていました。

—みなさん、ご一緒にお仕事されていかがでしたか?

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▼左から、小柴大河さん(ノボル役)、橋本一輝さんヒロキ役)、小泉凱さん(マサル役)

小柴さん:主役での出演は初めてだったので、本当に緊張しました!でも撮影もとてもいい雰囲気でしたし、本当にいい経験ができたと思います。

橋本さん:同学年の男の子たちと合宿形式で撮影に挑むのが初めてでした。14日間の撮影の間、一緒に過ごすのは貴重な体験でしたし、仕事の面でもメリハリをつけて挑めました。

ハルを探してインタビュー06

小泉さん:僕は、映画に出演するのが初めてだったので、いろんな人に支えられながらの撮影でした。また、祖母が福島県いわき市に住んでいるのですが、3.11以前と比べ、海に堤防ができていたり、街にあった建物がなくなっていたりして、街並みや情景の変化を感じていました。そういう体験もあり、本作には縁を感じていました。みなさんに支えられながら楽しく過ごすことができて良かったです。

尾関監督:さっきも話してたんですが、僕みんなと撮影期間ほとんど話してないんだよね。
佐藤さん:そうなんですよ!演技指導とかでは話したんですが、オフになってるときは一言も…(笑)尾関監督:やっぱりプライベートでも仲良くなっちゃうと、意識がダレちゃったり、僕もきつく言えなくなっちゃうので…申し訳ないけど、小柴くんにはきつく言っちゃった時もありましたね(笑)
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―監督のマイベストムービーと、今後撮りたい作品を教えてください。

尾関監督:5本くらい挙げてもいいですか…?(笑)
アンダーグラウンド』、やっぱり『スタンド・バイ・ミー』、イ・チャンドンの『オアシス』、原一男の『ゆきゆきて、神軍』、あとマーティン・スコセッシ監督映画!割とドキュメンタリーとかも好きですね。

公開中『ハルをさがして』を応援しよう!

8月6日より東京・下北沢トリウッドにて公開の『ハルをさがして』。ただいま、クラウドファンディング中です!本作や、監督の今後の活動に興味がある方は、以下クラウドファンディングにて応援し、監督との新たな輪に加わってみてはいかがでしょうか。

▼    【震災後の福島を舞台にした映画「ハルをさがして」を1人でも多くの人に届けたい!!!

▼尾関玄(おぜきげん)監督プロフィール
1984年1月生まれ。愛知県春日井市出身。2006年日本映画学校(現:日本映画大学)卒業。在学中より中学の同級生、内藤諭とISHIOを立ち上げ自主制作映画を制作し始める。以降、数々の商業映画(『麦子さんと』『猫侍』など)の制作に携わる。本作『ハルをさがして』は初めての監督長編作品となる。

▼佐藤菜月(さとうなつき)さん
1999年2月17日、静岡県生まれ。2013年、第26回東京国際映画祭・スプラッシュ部門出品作品『楽隊のうさぎ』(監督:鈴木卓彌)にて初出演ながらその存在感が認められ、本作品ではヒロインのチエコ役に抜擢される。

▼小柴大河(こしばたいが)さん
1999年12月10日、東京都生まれ。本作品ではオーディションで主人公のノボル役を勝ち取る。

▼小泉凱(こいずみがい)さん
2000年1月30日、東京都生まれ。本作で念願の初めての映画出演。オーディションの頃から存在感を示し、本作品ではマサル役を演じる。

▼橋本一輝(はしもとかずき)さん
1999年8月28日、千葉県生まれ。個性的なキャラクターを活かし、本作品では軍事オタクのヒロキ役を演じる。

(取材・文:堀田菜摘/辻千晶、撮影:柏木雄介)

(C)2015 ISHIO

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  • ユウスケ
    -
    正直まったくハマらなかった。 女優さん達や子役、中学男子3人の演技はまったく問題なかったし、主演の女優さんは、大変魅力的で素敵でした。 ただ、美人だけど性格の悪い女子中学生に振り回させられ、隣のじじいにわけも知らず怒鳴られ、正直イライラ。 ムカつきました。 ここまで、腹が立つという事は映画に大変共感してると思うので、そういう意味ではいい映画? あれは笑う所なんでしょうが…。 いや、笑いを誘うシーンは他にもたくさんあったが全然でした。 このイライラがラストに行くにつれ、解消されればまったく問題なかったが、ラストもイマイチ発散されなくて。 うーん。 いい所が多いだけになぁと。 劇場にいた方がおそらく福島の方で、リアルだったって言葉が聞こえた。 知ってる方からしたらリアルかもしれない。 自分みたいな知らない人間がとやかくいうことじゃないが、イマイチ深刻さが伝わらなくて。 安易に震災を取り上げたようにも見えかねないので、そこが残念。 私のフラストレーションはまったく解消出来なかった。 もったいない。
  • -
    2016.12.28鑑賞。
  • りんご
    5.0
    なにかぼくにできることはないか
  • 小一郎
    3.9
    震災後の福島を舞台にした中学3年女子1人と男子3人のロードムービー。<失ったものを取り戻す、ひと夏の冒険>というフライヤーの言葉がテーマかな。 都内の学校に通う冴えない男子3人。学校ではちょっと浮いた存在かも。その中の1人ノボルは、震災後、福島から東京に自主避難してきたチエコのことが気になっている。 夏休みに入って間もなく、チエコは福島の親戚に預けたはずの愛犬ハルをテレビで見かけ、逃げ出したのではないかと、とても心配する。 真剣にとりあってくれない両親にいたたまれなくなり、家を飛び出したチエコはノボルと出会う。ノボルはチエコの気を引くため「夏休み、福島に行く」と言ってしまう。すると、チエコはノボルの友達もつれて、一緒にハルをさがして欲しいと、強引にノボル達を連れ出す。 美人で気が強く、ワガママなチエコだけど、心にわだかまりを抱えている。彼女が<失ったもの>はハルだけではなかった。彼女の性格にへきえきしていた男子3人も彼女の悲しみに共振し、<失ったもの>を必死に探し出す…。 これは福島の子ども達(大人もかも)の葛藤を描いた物語。福島を去る者と残る者。どちらが正しいとか正しくないとかではないけれど、原発事故は福島の人々の大切な何かを引き裂き、奪っていった…。 それでも希望を感じる。子どもたちは、求めれば失ったものを取り戻せる柔軟な心を持っている。そして、取り戻した彼らの心はしなやかさを身に着けて、より強くなることができる。 微笑むチエコの横顔を見て、ノボルと一緒に僕らもそのことを思う。福島の子ども達に響くんじゃないかなあ、響くといいなあ、と感じる映画。
  • すやま
    3.2
    中学生の男子3人と女の子1人の夏のちょっとした旅。 まず、これは自主製作映画を撮ったことのある人間とそうでない人間でだいぶ見方が変わる作品だ。 多分、実際に自主映画を撮ってる学生が見たら子役の演技やロケーションの良さ、クレーン撮影とか脚本の良さにすごい刺激を得ると思う。 個人的にはもう自主映画撮ってない僕からすると、過去自分が通った道をこれでもかと恥ずかしがることなく堂々と見せてきて、だいぶ精神を削られた。 自主映画で何故人はカメラをやたら手ブレさせて、役者に臭い台詞をはかせ、そして走らせてしまうのだろうか。そして、夏なら花火を使わずにはいられない。 全体としての感想としては青春映画としてはとても良く出来てると思う。技術的な粗はもう言わないこととするけど、それでもこの映画で表したいことは観ていてとても(恥ずかしいけど)良かった。 主役の女の子が画面で存在感を出していてこの映画を見やすいものにしている。 男の子3人組のバカで憎めないキャラ付けも見事だった。 お下劣な演出や展開が笑いとして物語上のアクセントとして上手に機能してた。 しかし、出てくるおじさんたちがロリコン風味というか見ていて変態チックさが絵面としてもきつかった。 最後のケンカ別れした友達との再開したときに交わされる会話がわりかし適当気味でそこはもっと頑張って欲しかった。 4人で帰る最後のシーンはクレーンで撮ってて映像としてとてもいいけど、ちょっと長いと感じた。後日談ではないけど、東京に帰ってちょっと僕たちは変わったぞというとこまで見たかった。 実にインディペンデントな映画だった。
  • まえださん
    4.3
    可愛い子とダメだめブサメンの青春映画って言う漠然としたイメージで観に行ったけど、意外に見ごたえがあっておもしろかった。 青春映画におけるこんなにも哀しい海がいままであっただろうか...。
  • yuuuuna
    4.0
    中3の少年3人と少女1人のひと夏の思い出を私も共有できた気がして幸せです。 子どもと柴犬が愛おしい! 地震の被害も津波の被害も感じられない実家を放射能問題で離れるチエコの気持ちや、そこに残る親友やおじさんの気持ちを抱いている人は実際に存在するんだろうと思い心に刺さりました。 チエコが電車や車の窓から、福島の鮮やかな田園風景を眺める横顔は寂しげに現実を受け入れていてるようで魅力的でした… 佐藤菜月さん本物美少女。。
  • Akito
    3.2
    ka na taのkutsuが浮いていた
  • YukiArahata
    4.0
    中学生同士の「あんたもねれないの」「何になりたいの」「わかんない」「わかんないことばかりだね」みたいな言葉の応酬が瑞々しかった。
  • 佐々木城光
    4.5
    演技は普通。 ただそれはまったく問題ではない。 リアル。 福島の今をすごくリアルに描いているな、と感じた。 自分と被るポイントも多く、今晩は頭がいっぱいになりそう。
  • zombieee
    3.5
    純粋な気持ちで観れる人にはおすすめ。 NHKで昔やってたズッコケ3人組を思い出した。 宮崎あおいも1回出てたんだよなーあれ
  • Dede
    5.0
    福島を舞台に繰り広げられる、童貞三人と美少女のコミカルだけど心をブルブル動かされる傑作です。 甲本ヒロトの主題歌と非常にマッチして最高の映画。
  • はや
    5.0
    ぜひ観てほしい映画!何度見ても涙します。
  • マツダ
    -
    チエコの葛藤が伝わってきた、男3人の成長も良い
  • ゆっけ
    4.0
    「3.11後の僕らのスタンドバイミー」というコピー通り見終わった後、爽やかな気持ちにさせる映画です。 中学生活最後の夏休み、さえない男子中学生3人とクラスの中でとびきり可愛い女子がある理由で震災後の福島に旅に出るお話。 ノボルは、何とはなしにカメラを撮りに福島に行こうと考えている、うぶなメガネくん。 マサルは、割と言うときは関係なく言ってしまう、ちょっと過保護な家庭で育っている男の子。 ヒロキは、サバゲー好きなムードメーカー的なチリチリ天然パーマくん 要は、ズッコケ三人組ですね。 青春とはかけ離れた3人組が、チエコという女の子と一緒に福島に旅に出るという一夏の冒険というスタンダードな設定になっています。 けれども、その根底にある東日本大震災で生じた社会問題とそれを受け止めようとする中学生の心の葛藤を見事に描いた作品だと思います。 90分とちょうどいい時間ですし、温かい映像と4人の自然体の演技やそれを支えるベテラン層の個性的な俳優さんとのバランスもちょうどよく非常に楽しめました。 甲本ヒロトさんの「呼んでくれ」が主題歌ということもあり、”甘酸っぱい冒険と成長”というのが本当にぴったりはまってくれています。 ヒロインのチエコは、自分だけが福島から離れ、避難してしまったという言いようもない後ろめたさを持ち、福島から離れて暮らしていました。避難したということは同時に、そこに残っている人、友人をも否定しているということ。表向きは、当時福島で飼っていた犬の”ハル”を探しに福島に向かうのですが、もっと大切な”何か”を探しにいくというチエコの成長の物語でもあります。 そんなチエコの気持ちを知らずに、知らずと傷つけてしまう男の子3人も同時に成長していきます。自分の周りのことしか興味を持たなかった男の子がチエコに振り回されるうちに、理由もなく人のために一生懸命になっていく様子がとっても素敵です。 冒頭でゆったり福島の田舎町を4人で縦に歩いていくシーン。一人一人バラバラになってハルを探しに町中を駆け巡るシーン。そして最後にまた4人一緒になって横並びに歩いていくシーン。この一連が大好きです。 4人の中学生の葛藤。大人だってそれにちゃんと答えることはできないかもしれません。でも、4人なりのある答えをみつけた一夏の思い出。 最後にノボルがチエコをカメラで撮影したときの彼女の顔がとってもとっても可愛くて自分もノボルの気持ちと一緒になって思わずドキドキとしてしまいました。 成長した4人をいつか観て見たい、そんな風に思える青春映画でした。 8月6日(土)~26日(金)まで、下北沢トリウッドにて上映。機会があってお先に観させてもらいました。夏休みにぴったりのおすすめ映画です。
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「ハルをさがして」
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