「沼から抜け出すために別れるのもアリ…」と感じる!?映画ファンから高評価が集まる「“少し苦い”恋愛映画」10本

今の恋人と別れるのもアリかも？と別れを視野に入れて自分と向き合うキッカケをくれるかもしれない映画を10本ピックアップ！　ほろ苦い恋愛映画ながら、あなたの背中を押してくれる作品になるかも。あらすじとキャストをご紹介します！

『そんな彼なら捨てちゃえば？』（2009）

『旅するジーンズと16歳の夏』（2005）などのケン・クワピス監督作。ベン・アフレック、ジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモア、ジェニファー・コネリー、ケヴィン・コナリー、ブラッドリー・クーパー出演。

同じ会社に勤めるジジ、ジャニーン、ベスの3人は、プライベートの話もしあう仲。デートをするもその後連絡が途絶えてしまったジジ、夫の浮気が発覚したジャニーン、同居7年目の彼と別れを決断したベスは、勇気を出して本当のパートナー探しを始める。

『はじまりのうた』（2013）

『シング・ストリート 未来へのうた』（2016）などのジョン・カーニーが脚本・監督を務める。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどのキーラ・ナイトレイ、「アベンジャーズ」シリーズのマーク・ラファロ出演。劇中で歌われた曲「Lost Stars」は、アカデミー賞歌曲賞にノミネートされた。

恋人のデイヴと共にイギリスからニューヨークにやってきたシンガーソングライターのグレタだったが、デイヴの浮気が発覚し落ち込んでしまう。そんなグレタを友人のスティーヴはライブバーへ連れ出すのだった。そこで無理やりステージで歌を歌う羽目になったグレタは、落ち目の音楽プロデューサーのダンに見出され、アルバムを制作することとなる。

『エターナル・サンシャイン』（2004）

『グッバイ、サマー』（2015）などのミシェル・ゴンドリー監督作。『トゥルーマン・ショー』（1998）などのジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、キルスティン・ダンスト出演。

ジョエルはバレンタインの直前に恋人のクレメンタインと別れてしまう。仲直りしたいと思っていたジョエルの元に「クレメンタインはあなたの記憶を全て消したので、彼女の記憶に触れないように」という内容の手紙が届く。ジョエルはクレメンタインが記憶を消去してしまったことにショックを受け、その手紙の送り主であるラクーナ医院の元へ向かう。

『ブルーバレンタイン』（2010）

『光をくれた人』（2016）などのデレク・シアンフランス監督作。ライアン・ゴズリング、ミシェル・ウィリアムズ、フェイス・ワディッカ、ジョン・ドーマン出演。

結婚7年目を迎えたディーンとシンディの夫婦は、娘と3人で平穏に暮らしていた。妻のシンディは努力して資格を習得し、看護師として忙しく働いていた。一方、夫のディーンは仕事がうまくいかず、ストレスを抱えた生活を送っていた。愛し合っていた2人は、いつしかすれ違いを起こし、お互い不満が募るものの言えずにいた。

『愛がなんだ』（2018）

『アイネクライネナハトムジーク』（2019）などの今泉力哉監督作。岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣出演。

テルコはマモルに一目惚れしてから、マモル中心の生活を送っていた。しかし、マモルに踏み込もうとすると拒絶されてしまうので、今の関係を保つために必死になっていた。好きと伝えられず、都合の良い女であり続けるテルコだったが、ある日マモルにすみれという年上の女性がいることを知る……。

『マイ・ブルーベリー・ナイツ』（2007）

『ブエノスアイレス』（1997）などのウォン・カーウァイ監督作。ジュード・ロウ、ノラ・ジョーンズ、チャド・R・デイビス、カチャ・ブルーメンベルク出演。

失恋したばかりのエリザベスは、毎晩ブルーベリーパイを残してくれるカフェのオーナー・ジェレミーと会話することで心が慰められていた。そんなある日、エリザベスは失恋相手が新しい恋人といるところを目撃し、動転してしまう。そして、突然ニューヨークから遠いところへひとり旅に出ることを決意する。

『マリッジ・ストーリー』（2019）

ノア・バームバック監督作。スカーレット・ヨハンソン、アダム・ドライバー、ローラ・ダーン、アラン・アルダ出演。Netflix制作の映画。

舞台演出家のチャーリーと女優のニコールの夫婦は、小さな息子と幸せな生活を送っていた。しかし、小さなすれ違いから、夫婦の関係は徐々に悪化していく。円満な離婚をしようと決断した2人だったが、離婚が決まると相手への不満を爆発させてしまう。そして、負けず嫌いな2人は弁護士を雇い裁判で戦うこととなるが……。

『劇場』（2020）

『ナラタージュ』（2017）などの行定勲監督作。山﨑賢人、松岡茉優出演。原作は又吉直樹の同名小説。

友人と立ち上げた劇団「おろか」で、演出家兼脚本家として劇を手掛ける永田。しかし、その前衛的な劇は毎度酷評で終わり、次第に劇団員からも見放されていく。そんな永田は、街でたまたま出会った沙希と恋に落ちる。いつしか、お金のない永田は沙希の家へ転がり込み、一緒に夢を目指して暮らし始めるのだった。やがて、一向に上手くいかない夢に苛立ちを覚え、2人の間に亀裂が生まれる……。

『百円の恋』（2014）

『アンダードッグ』（2020）などの武正晴監督作。安藤サクラ、新井浩文、稲川実代子、早織（小出早織）、宇野祥平出演。

実家に引きこもり、自堕落な生活を送っていた32歳独身の一子は、離婚して出戻ってきた妹・二三子と合わず、いやいや一人暮らしを始める。近所の百円ショップで深夜バイトを始めるが、そこは最低な人間たちの集まる場で、何の楽しみもなく過ごしていた。そんな一子は、帰り道にボクシングジムで練習をするボクサーの狩野を覗き見することが唯一の楽しみであった。狩野と交流し始めたことで、一子の生活が少しずつ変わり始める……。

『南瓜とマヨネーズ』（2017）

冨永昌敬監督作。臼田あさ美、仲野太賀（太賀）、オダギリジョー、清水くるみ、光石研出演。魚喃キリコによる同名漫画を原作に映画化。

ツチダはミュージシャンになるという夢を持った恋人のせいいちと同棲していた。そして、生活費を稼ぐためにダラダラ過ごすせいいちに隠れてキャバクラで働いていた。しかし、せいいちはツチダが体を売って生活費を稼いでいることを知り、心を入れ替えて働き始める。だが、そんな矢先にツチダの元カレ・ハギオが現れて、ツチダの気持ちがハギオへと傾き始めてしまう……。

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年12月8日時点の情報です。