映画ファンが「一人で観るべきだった…」と後悔!?びっくりするくらい号泣できる映画とは？『7番房の奇跡』などオススメ10本

「一人で観るべきだったかも……？」と思ってしまうほどの泣ける映画10本をピックアップ。誰かと一緒に観て、引かれるほど泣いてしまったというレビューも。そんな泣ける映画10本をあらすじやキャストと共にご紹介！

『湯を沸かすほどの熱い愛』（2016）

中野量太監督の代表作。宮沢りえ、杉咲花、篠原ゆき子（篠原友希子）、駿河太郎、伊東蒼出演。第40回日本アカデミー賞では6部門を受賞。

余命わずかという宣告を受けた母・双葉は、自分がいなくなった世界でも愛する人たちが上手く生きていけるよう、やらなければいけないことを決め、実行する。それは、娘の安澄、家出中の夫と共に、休業中だった銭湯を再開させることだった。ぶつかり合いながらも双葉の深い愛情で、次第に家族みんなが一つになっていく。

『7番房の奇跡』（2013）

イ・ファンギョン監督作。『王になった男』（2012）のリュ・スンリョン、『ビューティー・インサイド』（2015）のパク・シネ出演。

知的障害を持つヨングは、娘のイェスンと二人で仲良く暮らしていた。しかし、ある日ヨングは殺人の容疑で逮捕され、刑務所に収容されてしまう。娘と会えなくなったことを悲しみ、何とかして会おうと画策する。真っ当に生きることや、人を愛することの素晴らしさを教えてくれる、感動の物語。

『ワンダー 君は太陽』（2017）

『ウォールフラワー』（2012）のスティーヴン・チョボスキー監督作。『ルーム』（2015）で話題となった天才子役のジェイコブ・トレンブレイ、アカデミー賞女優のジュリア・ロバーツが親子役で共演。

生まれつき人と違う顔を持つ少年オギーは、自宅学習をする日々を送っていた。しかし、10歳になったオギーは、家族の反対を押し切って小学校へ登校することを決断する。そこでオギーは、いじめられながらも、今まで関わってこなかった沢山の人と出会うこととなる。オギーだけでなく、周りの友達や家族までもが、彼と交流するうちに互いに成長していく姿を描く。

『グリーンマイル』（1999）

『ショーシャンクの空に』（1994）などのフランク・ダラボンが脚本・監督を担当。トム・ハンクス、デヴィッド・モース、ボニー・ハント、マイケル・クラーク・ダンカン出演。スティーヴン・キングの同名小説が原作。

1935年、刑務所の看守主任を務めていたポールは、電気椅子に受刑者を向かわせ、安らかな死を与えることを仕事としていた。そんなポールの元へ、双子の少女を殺害した罪で死刑囚となった男が送られてくる。その男は不思議な癒しの力を持っており、ポールが患っていた病を治してしまった。その後、ポールは道徳的なジレンマを抱えるようになる。

『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』（2017）

チャン・フン監督作。ソン・ガンホ、トーマス・クレッチマン、ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル、チェ・グィファ、ホ・ジョンド出演。

ソウルのタクシー運転手・マンソプは、「通行禁止時間までに光州に行ったら大金を払う」と言った客につられ、ドイツ人記者ピーターを乗せて光州へ向かう。時間ギリギリ光州へ間に合ったマンソプは、危険のため早く帰ろうと提案するが、ピーターは光州で起きた武装戦争の撮影を始めるのだった。

『リメンバー・ミー』（2017）

『トイ・ストーリー3』（2010）のリー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ監督作。アラナ・ユーバック、ベンジャミン・ブラットが声優を担当。

音楽禁止の家庭の元に生まれた、ギターが大好きな少年・ミゲル。ある日、霊廟に飾られたギターを演奏したことで、テーマパークのような死者の国へ迷い込んでしまう。そこでミゲルは、ガイコツになった自分の先祖や憧れのギタリストに会い、家族の秘密や名曲“リメンバー・ミー”に隠された謎を解く！

『チョコレートドーナツ』（2012）

トラヴィス・ファインが脚本・監督を担当。アラン・カミング、『ノーカントリー』（2007）などのギャレット・ディラハント、アイザック・レイヴァ出演。1970年代にニューヨークで起きた実話を元に映画化した作品。

1979年、歌手を目指し、ショーパブで働いていたルディは、検事のポールと恋に落ちる。そんなある日、ルディの隣の部屋に住むダウン症の男の子マルコが、母親が逮捕されてしまい施設へ送られたことを知る。ルディとポールは同性愛者で恋人同士であることを隠し、マルコの監護者を名乗り出るが……。

『神と共に 第一章：罪と罰』（2018）

『カンナさん大成功です！』（2006）などのキム・ヨンファ監督作。ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、キム・ヒャンギ、チャ・テヒョン、ド・ギョンス（D.O.）、マ・ドンソク出演。

死を迎えた消防士のジャホンの前に、冥界の死者ヘウォンメク、ドクチュン、カンニムの3人が現れる。その3人は、ジャホンが転生するために通る7つの地獄の裁判の弁護と護衛を行うのだ。生前の善行が認められて、19年ぶりの貴人として転生は確実とされたジャホンだったが、やがてそれが揺らぎ始める……。

『罪の声』（2020）

『ビリギャル』（2015）などの土井裕泰監督作。脚本は野木亜紀子が担当。小栗旬、星野源、松重豊、古舘寛治出演。

新聞記者の阿久津は、既に時効を迎えた未解決事件を追っていた。一方、家族3人で幸せに暮らしていた曽根は、ある日父の遺品の中からカセットテープを見つける。曽根は、それが自分の声が吹き込まれた、未解決事件の脅迫テープであることを知る……。

『ただ君だけ』（2011）

ソン・イルゴン監督作。ソ・ジソブ、ハン・ヒョジュ、カン・シニル、パク・チョルミン出演。

かつてはボクサーのチャンピオンであったが、暗い過去から心を閉ざしてしまったチョルミン。そんなチョルミンの前に花のように愛らしいジョンファが現れ、チョルミンは次第に彼女に心を開いていく。ある日、チョルミンはジョンファとの思いがけない接点を知ることになる……。

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年12月15日時点の情報です。