ネトフリを観るだけで、家にいながら贅沢キャンプ気分

ネトフリをもっと楽しむ

Netflix Japan編集部

近年、空前のキャンプブームが到来しています。さまざまな情報に囲まれ、脳がお疲れモードになることも多い現代社会。せわしない日常を離れて自然の中で過ごしたいという欲求も増えているのでしょうか? 今や、気軽にキャンプを始められる施設や思わずSNSにアップしたくなるようなおしゃれグッズも続々と登場。幅広い層から、キャンプが注目を集めています。

とはいえ、まだまだ寒いこの季節。コロナ禍で遠出がかなわない状況もあり、キャンプに足を運べないでいる人も多いはず。Netflixには、美しい自然やおいしそうなBBQ、仲間と囲むたき火など、キャンプ欲を満たしてくれるような作品も充実。閉塞感を吹き飛ばし、家にいながらキャンプ気分を味わってみてはいかがでしょうか。

初心者さんにおすすめの、“キャンプの参考書”

ゆるキャン△

「このアニメをきっかけにキャンプを始めた」という人も多く、初心者さんにもキャンプの楽しさを伝えてくれるのが、山梨県を舞台に高校生たちがキャンプをしたり日常生活を送る姿を描くアニメ「ゆるキャン△」。等身大のキャラクターたちが繰り広げる友情にもほっこりとする、人気アニメシリーズです。

主なキャラクターとなるのは、静岡から山梨に引っ越して来た高校生・なでしこ、ソロキャンプ好きのリン。「キャンプがしたい」と野外活動サークル、通称“野クル”を結成した千明とあおい、マイペースな自由人の恵那の5人。シーズン1の1話でソロキャンプを堪能するリンと出会い、その面白さを発見するなでしこ。彼女の目を通すことで、視聴者にもキャンプへの興味がむくむくと湧いてくるようなストーリー運びとなっており、キャンプ未経験の人もいつの間にか釘付けになってしまうはず。

かわいらしいキャラクターが登場するアニメながら、風景描写はリアリティあふれる美しさで、雄大な富士山、穏やかな湖、風の音、揺れるススキなど、細やかな表現によって、大自然を感じられるのもうれしい点。まさに癒し×癒しです。また風景だけでなく、バイトで貯めたお金で購入するキャンプグッズ。焼きマシュマロやカップラーメンなど作るキャンプ飯も身近なものばかりで、超リアル。テントの組み立て方やバーナーの使い方、松ぼっくりや枝を使っての火起こしといった、キャンプ初心者の抱く「どうすればいいの?」な疑問を懇切丁寧に解説してくれるので、“キャンプの参考書”のような一面があることも人気の秘密。キャンプが始めたくなって、うずうずしてしまうかもしれません。

キャンプがくれた、最高の冒険&最高の友人に胸アツ

リム・オブ・ザ・ワールド

キャンプ場に出かけたつもりが、いつの間にかエイリアンから地球を救うことになってしまった子どもたちの活躍をつづる『リム・オブ・ザ・ワールド』。「最高の出会いは思わぬところに待っている」と、勇気と元気をくれるSFアドベンチャー映画です。

アレックスは、運動音痴のオタク少年。ママに背中を押されて、冒険キャンプ「リム・オブ・ザ・ワールド」にいやいや参加することとなり、お金持ちでお調子者の少年ダリウシュ、中国からやって来た無口な少女ジェンジェン、スマートなイケメンのガブリエルといった、個性的な面々と出会いを果たすが、そこで恐ろしい、なかなかグロめなエイリアンとも遭遇。エイリアン撃退の鍵となるアイテムをアレックスが手にしてしまったことから、あれよあれよという間に地球の危機に立ち向かうことになります。

友だちがいなかった4人が互いを助け合い、自身の弱さもさらけ出し、“真の友人”になっていく姿が胸アツ。監督は、「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのマックG。さすがのテンポのよさ、ギャグセンスで最後まで一気に駆け抜けるだけでなく、「うまくいかなくとも、正しいことをするんだ」など子どもたちが放つ名言が炸裂。家族みんなでスカッとして、感動できる一作となっています。ジップラインやサイクリングも大事な場面で登場するので、子どもたちから「あれやってみたい」とせがまれるかも。アウトドアに出かける楽しみがまた一つ増えそうです。

ノスタルジーな味わいにキュン たき火を囲んでみたくなる名作

スタンド・バイ・ミー

自然に囲まれて心静かにしていると、なぜかノスタルジーな気持ちになる人もいることでしょう。スティーブン・キングの短編小説を映画化した『スタンド・バイ・ミー』は、少年たちの2日間の冒険を通して、自分も“あの頃”に戻ったかのようなひとときを味わえる青春映画の傑作。本作でもキャンプや自然、たき火が、大きな役割を担っています。

森の奥に死体があるという話を聞きつけたゴーディ、クリス、テディ、ヴァーンの4人組。「有名人になろう」と意気込み、線路伝いに“死体探し”の旅へと出かけます。美しい夏のオレゴンを背景に、流行りの歌を口ずさみ、女の子の話や、下ネタで大笑い。背後から汽車がやってきてしまい、ゴーディが「Train!」と叫ぶ有名なシーンも、少年期の無鉄砲さと勢いを見事に表しています。

実は、それぞれ家庭に問題を抱えていた彼ら。たき火を囲んだ夜の森で、4人組の頼もしいリーダー、クリスが、悔しかったこと、悲しかったことを涙ながらに親友のゴーディに告白する場面は、クリス役の故リヴァー・フェニックスの名演にもグッとくる、とりわけ印象的なシーンです。クリスが素直になったように、赤々と燃えるたき火には、なぜか人の心を開く不思議な力があるもの。時期やタイミングが許せば、本作をお題にして友だちとたき火を囲んでみるのも楽しそう。いつもは恥ずかしくて切り出せないような、人生観や過去の話も打ち明けられるかもしれません。

肉、野菜、デザート 試してみたいBBQメニューが続々

アメリカンバーベキュー 最強決戦!

外で食べるご飯というのは、なぜあんなにもおいしいのでしょうか。全米から集まったバーベキューの達人たちがチャンピオンを目指して対決するリアリティ番組「アメリカンバーベキュー 最強決戦!」には、こだわりの火加減やスモーク加減など、バーベキューのアイデアを駆使したメニューが続々と登場。目にも美味しい料理対決番組です。

集まったのは、年齢や個性、得意分野もバラバラの8人。コンボプレート、リブ、サンドイッチなど、お題に沿った対決に挑む彼らですが、作り上げる料理のおいしそうなことといったら。ジューッと豪快な音と炎とともに肉が焼き上げられていく様は、したたる肉汁、美しい焼き色、立ち登る煙からも匂いがしてきそうで、お腹が鳴ってしまうこと請け合い。また鮮やかなサラダやマカロニチーズ、リンゴパイやジョニーケーキなど、豊富なメニューからきっとお気に入りが見つかるはずです。

レシピが学べるのも本シリーズの魅力で、すぐにでも試してみたいと感じたのが、ショートリブとソーセージに目玉焼きを重ね、ベーコンビッツとフォンデュソースをふりかけたボリューム満点のサンドイッチ。大口を開けて頬張りたい気持ちでいっぱいになることでしょう。鬼審査員の辛口コメントや無茶振りに苦笑いを浮かべる参加者たちですが、観ているこちらとしてはそれもクセになる面白さ。競争相手と仲間になっていく姿や、青空の下で「カンパイ!」と杯を交わす場面も清々しく、友だちや家族と鑑賞すれば「今度のキャンプで何食べよう?」と盛り上がりそうです。

普通のテントじゃ物足りない、もっと自分らしいキャビンが欲しい

荒野のポップアップ・ホテル

自然の中に建てられた、秘密基地のような小屋で過ごしてみたい。キャビンは、そんな幼い頃の夢をかなえてくれる場所。「荒野のポップアップ・ホテル」は、ウェールズにある独創的なキャビンを紹介するドキュメンタリー番組。「いつかはこんな自分だけのお城がほしい」と想像の膨らむシリーズです。

8人のデザイナーがウェールズにちなんだキャビンを作り、“究極のキャビン”を決定するコンテストが開幕。いずれもアイデアと技術を詰め込んだ建物ですが、評価のポイントとなるのは、自然とのマッチ度と居心地のよさ。なかでもウェールズの伝承に現れるドラゴンをモチーフにしたキャビンは、圧巻です。1棟のキャビンで大きなドラゴンの目を形作り、ウェールズの森の前に配置すると、まるでドラゴンが寝転んでいるようなビジュアルが完成。建物内に入ると、自分がドラゴンの目になった気持ちで景色を見渡せるなど、なんともファンタジックな気分に浸れるキャビンとなっており、これには番組の案内人もため息が止まりません。

またアーサー王が過ごした洞窟をイメージしたキャビンも冒険心をくすぐられるし、炭鉱の雰囲気を再現したキャビンもテーマパークのような遊び心いっぱい。ワクワクが止まらない一方、居心地のよさが求められることから、どのキャビンにも大きなベッドが設けられており、「自然を眺めながらこのベッドに寝転んだら、なんて気持ちがいいことだろう……」と妄想トリップしつつ目を細めてしまうはず。ファブリックや暖炉をはじめとするインテリアもオシャレで、憧れのキャビンへと思いを馳せられます。

ワイルドキャンパーから学ぶ、アラスカで生きるためのサバイバル術

大地を継ぐもの

キャンプの醍醐味といえば、やはり森や水辺、星空など絶景の自然を満喫すること。アラスカのログハウスの所有権をめぐって、6組のカップルがスキルを競い合うリアリティ番組「大地を継ぐもの」では、アラスカの大自然と、その中で生きるためのサバイバル術を目にすることができます。

ある夫婦が、広大なアラスカのオゼ山に究極のポツンと一軒家を建てたのが約30年前。年齢を重ねた夫婦は、山とログハウスを譲るに相応しいカップルを探すことに。アウトドアのスキルに自信がある6組のカップルが、目を輝かせてアラスカにやって来ます。クマやオオカミに出くわすことも日常茶飯事。どこまでも広がるアラスカの森は、朝もやや注ぎ込む光も美しく、見ているこちらも深呼吸したくなるほど。ツンとした空気が体に入ってくるようで、大いに癒されます。

カップルたちが「ここならば人生を変えられる。ロマンチックな生活を手に入れたい」と躍起になるのも納得ですが、憧れだけで暮らしていけるはずもなく、老夫婦は自然の厳しさも乗り越えられる2人を探すためのテストを開始。そこでは湖に落ちてしまったときの最善の対処法や、温かい寝床作りなど、普段のキャンプにも活かせそうなスキルもお目見え。キャンプ好きの人にとっては、スキルアップのヒントになるかもしれません。またクライマックスに向けて浮かび上がる、老夫婦の壮大なドラマも大きな見どころ。自然と暮らす喜びや、夫婦の絆に胸が熱くなるリアリティ番組となっています。

改造キャンピングカーで、自由気ままな幸せ探しの旅へ出発

究極のハピネスを求めて

外出や旅行の自粛が続く中、旅に出た気分をたっぷりと味わえるのが、『究極のハピネスを求めて』。映画監督とミュージシャンのカップルが、愛犬を連れて、壮大なロードトリップに挑戦。その模様を記録したドキュメンタリー映画です。

カップルがチャレンジをしたきっかけは、映画のタイトルそのもの。「究極の幸せってなんだろう?」と考えたことから、古いスクールバスをキャンピングカーに改造して、計画は一切ナシ、朝起きた気分で行き先を決める旅へと出かけます。迫力あふれるナイアガラの滝、クマやヘラジカなど野生動物が歩き回るアラスカ、ロサンゼルスの真っ青な海、神秘的なアンテロープキャニオン……。車を走らせるごとに景色が変わり、世界有数の絶景に圧倒される彼ら。自由気ままな旅を可能にする、キャンピングカーも実に魅力的です。

メキシコでは、温かな人々に迎えられ、土地のお祭りや食べ物、音楽やダンスも楽しむなど、2人はさまざまな発見を重ねていきます。バスに揺られている気持ちになって、一緒に旅の醍醐味や“究極の幸せ”を探してみましょう。

文・成田おり枝
イラスト・新里碧

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