映画ファン要チェック!新宿&六本木に導入されるMX4Dシアターをひと足先に体験

6月26日にTOHOシネマズ新宿とTOHOシネマズ六本木に導入されるMediaMation MX4Dという体感型上映システム。都内発導入となるこのMX4Dですが、埼玉県のTOHOシネマズららぽーと富士見では4月のグランドオープン時から通常営業しています。プレオープンイベントでの体感及び『ワイルド・スピード スカイミッション』の体験をしてきましたのでそちらのレポートをお届けします。

そもそもMX4Dとは?

MediaMation MX4D(TM)とは、映像に合わせて客席のシートが動き、風、ミスト、香り、ストロボ、煙などの特殊効果11種類と連動させたシステムで、映画を“観賞”から“体感”に変える最新のアトラクション型・映画鑑賞スタイルだ。
(参照:http://cinema.pia.co.jp/news/0/62526/

アクションシーンでは座席が動き風が吹き、雨のシーンでは水が吹き、煙やストロボも出る、文字通り「体感」の映画体験をできるシステムです。

4DXと呼ばれる別系統の上映システムも併存していまして、程度の差こそあれ「体感」には変わりありません。MX4Dは現在TOHOシネマズ富士見にのみあり、6月26日より満を持してTOHOシネマズ新宿及びTOHOシネマズ六本木にデビューします。

体感レポート

ららぽーと富士見とは埼玉県富士見市にこの4月に新しくできた約300店舗を有する巨大ショッピングモールです。公共交通機関を利用する場合は、東武東上線鶴瀬駅から路線バスで約5分、徒歩20分です。池袋から鶴瀬駅までは約25分ですので比較的都心に近いところに立地しています。

車で来られる方が多いのも特徴で約4000台の無料駐車場も有しています。

ららぽーと富士見 p1

ららぽーと富士見 p2

そのららぽーと富士見の3階の端に位置するのがTOHOシネマズららぽーと富士見です。受付等入口が3階に位置してますが、実際は1〜3階このスペース全てTOHOシネマズららぽーと富士見となっています。

TOHOシネマズららぽーと富士見 1

エントランスはスタンダードなTOHOシネマズのデザインとなっています。TOHOシネマズららぽーと富士見 2

入口横にはMX4DやTCX、Dolby Atomosといったこの映画館に導入されているロゴが誇らしげに光り輝きます。

TOHOシネマズららぽーと富士見 7

鑑賞者入口を入ると、3階フロアが1〜4番スクリーン。エスカレーターを降りた1階に5〜9番スクリーンがあります。TCXスクリーンは1番、MX4Dスクリーンは7番です。TOHOシネマズららぽーと富士見 6

エスカレーターにもMX4Dのロゴが光り輝きます。TOHOシネマズららぽーと富士見 3

エスカレーターを降りると正面にMX4Dの7番スクリーンが現れます。

TOHOシネマズららぽーと富士見 12

横にはロッカーも。膝の上に乗る荷物は持ち込み可です。ポップコーン等はビニール袋に入れれば持ち込めますが正直お勧めはしません。

TOHOシネマズららぽーと富士見 4

中に入りまして、座席はこんな感じです。横4席で1つのユニット的になっており、座席が動きます。

TOHOシネマズららぽーと富士見 9

斜め上から見るとこんな感じになっています。

TOHOシネマズららぽーと富士見 10

正面から見るとこんな感じです。一見普通の劇場に見えますが、椅子がとにかく分厚くて頑丈。座った瞬間、MX4Dが始まるわくわく感に包まれます。TOHOシネマズららぽーと富士見 11

私はプレオープンイベントで5分程度の体験映像を体験し、『ワイルド・スピード スカイミッション』公開後はその作品のMX4Dを体験してきました。

ただでさえ面白い映画がより楽しくなる!

座席が動き、煙が出て、水が出て、ストロボも出る文字通り「体感」の映画体験はとても楽しかったです。メインとなるのはどの映画でも座席の振動や動きであると思います。激しい振動もあれば緩やかに動くこともあり、縦横無尽に時に予想外に動いてビクっとさせられます。

実際にMX4Dで上映される作品はMX4Dとして効果を発揮するものを中心に選ばれると思いますが、『ワイルド・スピード』に関しては実際はMX4Dとしての効果は控えめであったのではというのが正直な感想です。

理由は単純で、カーアクション映画であるので振動以外のMX4D効果はほとんど出てこないのです。ただし、それでもただでさえ面白い『ワイルド・スピード』がより楽しくなったので、MX4Dの効果が最大限に発揮される映画ならば満足度は100%超えで興奮冷めやらない状態になることでしょう。

4DXとの違いは?

ユナイテッドシネマ豊洲等には4DXという企画の4Dスクリーンがありますが、違いはざっくり言えば「会社が違う」ということになります。

4DXは韓国のCJ 4D PLEX社製で韓国でプログラムが行われています。MX4DはアメリカのMediaMation社製で、MediaMation MX4Dという名前が示すままと言えばままです。日本ではTOHOがプロジェクトに組み込んだので今後増えるとしたらTOHOシネマズになるでしょう。

私自身は4DXは『パシフィック・リム』にて体験をしたことがありますが、感覚としては「4DXは常に動いて終始楽しませてくれる」もので、「MX4Dは時に静止も含んでバランスを持って楽しませてくれる」という感じでした。

名画座が減る中新たなる楽しみ方に賛否はありますが、4Dという楽しみ方は新しい楽しみ方の1つです。「おお、これは是非体験したい!」という作品が出てきたら是非体験をしてみてくださいね。

MX4DはTOHOシネマズららぽーと富士見にてオープン済み、TOHOシネマズ新宿及びTOHOシネマズ及びTOHOシネマズ六本木では6月26日にオープンです。

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS