【柳楽優弥×有村架純×三浦春馬】日本とハリウッドの最高峰スタッフ・キャストが集った青春グラフィティ『映画 太陽の子』。静かな涙が、あふれる夏になるーー

柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の若手実力派俳優共演で、太平洋戦争末期、時代に翻弄されながら駆け抜けた若者たちを描く青春映画『映画 太陽の子』が、広島原爆投下から76年目の8月6日(金)に公開されます。かつて存在した“日本の原爆研究”。その事実を映像化すべく、日本とハリウッドから一流のスタッフ・キャストが終結。日米が協力して最高のクオリティを目指して描かれた感動の物語です。

“日本の原爆研究” 。衝撃の事実を映画化!

太平戦争終盤、軍から密命を受けた京都帝国大学物理学研究室では、荒勝教授の指導のもと、原子核爆弾の開発が始まります。研究室の若きメンバー、石村修(柳楽優弥)はこの開発が成功すれば戦争が終わると信じ研究に没頭します。物理学の魅力に魅せられている修は、核爆弾の恐ろしさを思いながらも、敬愛するアインシュタインの理論を自らの手で具現化できる喜びも感じています。

一方、修の実家には、幼馴染の浅倉世津(有村架純)とその祖父が建物疎開してきます。ほどなくして、陸軍に入隊していた修の弟、裕之(三浦春馬)も一時帰郷。小さい頃から仲の良かった3人のつかの間の共同生活が始まります。

しかし、時代は、3人の運命を大きく狂わせていきます。裕之は再び戦場に行かねばならず、修は広島に原爆が落とされたことを知り、核兵器開発競争に敗れたことを突き付けられます。それでも未来を見据える世津、そして修が下した決断とは・・・。

「柳楽優弥をはじめとした、有村架純、三浦春馬のメイン3人はもちろんのこと、各登場人物が戦争に対して抱えた葛藤というものが、濃く描かれていて、涙なくしては見れないものだった。特に印象的だったシーンは、やっぱり海でのシーン。初めてヒロユキが本音を見せたシーンでもあります。そのシーンでの、ボロボロな若き3人はかなり見応えあると思うし、なによりセツの「勝っても負けても変わらん」と泣きながら話す言葉がかなり印象的でした。」

「こんな戦争映画は見たことがない。 メインキャラクター3人の気持ちは同じのはずなのに、その視点はそれぞれ違うことがはっきりわかった。」

豪華キャストの渾身の演技が胸を打つ

戦争終結を願い原爆開発に邁進し、その兵器の恐ろしさに葛藤しながらも物理学者としての業を抱える主人公、石村修を演じるのは柳楽優弥。研ぎ澄まされた研究者の狂気を、監督も舌を巻くほどの圧倒的演技力で体現。二人を兄のようにしたいつつ、大きな包容力で二人をささえ、戦争後の日本のことを考え教師を目指す真の強い女性、浅倉世津を有村架純が見事に表現しています。修の弟、裕之を演じるのは三浦春馬。お国のため、家族のためと自らを奮い立たせ、恐怖を飲み込んで戦地へ向かう難しい役どころを、彼ならではの繊細さと精悍さを合わせた演技で演じています。3人の渾身の芝居はいずれも、戦争当時を懸命に生きた若者の魂を蘇らせ、現代の観客の心を深く打つでしょう。

そのほか、脇を固める役者も名優ぞろい。戦地を行く息子を見送る母に田中裕子、軍との密約を受け入れつつ研究室の若者を温かく見守る荒勝教授を演じるのは國村隼、研究室メンバーに宇野祥平三浦誠己渡辺大知奥野瑛太などを揃え、さらに名優イッセー尾形も参加。そして、修の精神的支柱となるアルベルト・アインシュタインの声を演じるのは、ハリウッド俳優、ピーター・ストーメア。巨匠イングマール・ベルイマン監督の作品にも出演経験があり、近年も『ジョン・ウィック:チャプター2』などの話題作に出演する俳優が、作品に豊かな彩りを添えています。

「田中裕子の、おにぎりを握る後ろ姿や、「『科学者』の親の責任としてこの地に残る」というセリフのシーンは、鳥肌が立った。 俳優陣の演技に、とにかく圧倒された一作だった。」

「やっぱり私は女だからか、有村架純ちゃんが大好きだからか、3人の中で1番感情移入できたのもセリフにぐさっときたのも世津だった。 あと國村隼さんの言葉にグッときたし格好よかった。」

「演出 狂気と理性の狭間で揺れる主人公の感情の変化を柳楽優弥さんが絶妙な演技で表現されていた。感情の揺れを言葉だけでなく表情、動きの中で感じることができた。 演出の音楽も時代を現すように単一的な楽器での演出が多く、シンプルであるが故に臨場感が伝わってきた。」

構想10年。監督の熱意が日米スタッフを動かした

本作の監督を務めたのは、現在放送中のNHK大河ドラマ『青天に衝け』でも演出を手掛ける黒崎博。本作の製作のきっかけは、黒崎監督が10年前に広島の図書館で出会った、ある科学者の日記でした。そこには、原子の力を利用した新型爆弾の開発のかたわら、好きな食べ物の話や、恋愛の話など、恐ろしい兵器開発とは裏腹な、今の若者となんらかわらない若者の姿があった。

これを映画にしたい、黒崎監督の情熱は長い年月を経て身を結び、日本とハリウッドの一流のスタッフが集結。音楽を担当したのは、『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインには『アリー/スター誕生』のマット・ヴォウレスなどオスカーに絡む大作を手がける第一線で活躍するスタッフたちが仕上げの作業を担当。仕上げの際、表現方法やストーリー描写などにいたるまで現地のスタッフの意見を柔軟に取り入れ、本作を完成させた。

主題歌「彼方で」を歌うのは福山雅治。長崎出身の福山は、過去に原子爆弾が投下された故郷長崎に現存する被爆樹木を通じ、「平和への願い、生命の逞しさ」を発信する“KUSUNOKIプロジェクト”のプロデューサーを務める。製作陣の熱いオファーを受けた福山は、三人のわかものたちが時代に翻弄されながらも懸命に生きていく姿と、愛する者への思いを描いた本作に共感し楽曲を提供。美しいバラードが映画に花を添えています。

「恥ずかしながら広島と長崎に投下された原子爆弾の研究を日本でも行っていたことを知りませんでした。 この時代に色々な思いを抱えてもがきながらも確かな暮らしがあって 「戦争がある時代に生まれてきたから不幸だ」という考えはあまりに無知だということを知りました。この映画は本当に素晴らしい作品で出会えて良かったです 静かさの中に確かに溢れる力強さ 最後まで惹き込まれて溶け込んでしまうかのような感覚でした。」

「この時代に生きていたわけではないけれど、この時代の痛みを忘れてはいけないと思いました。」

終戦から76年間の今年に公開される『映画 太陽の子』は、戦時下でも現代を生きる我々と変わらない若者たちの姿があったことを教えてくれます。そんな彼らの懸命に生きる姿は、混迷の時代を生きる今の観客にも響くでしょう。製作陣が渾身の情熱を込めて送り出す本作を是非、映画館で堪能してください。

公開日:8月6日(金)公開
配給:イオンエンターテイメント
公式サイト:https://taiyounoko-movie.jp/
(C)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ

 

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS
  • ME
    4
    京都芸術劇場上映会にて鑑賞 黒崎監督が日記から感じたパワーを、作品を通して私も目の当たりにすることができたように思う。 何より戦争だけではなく何か辛いことや困難に陥ったとき、絶望するのではなく未来の話をしよう。そんな大切なメッセージを受け取れたことに感謝したい。 戦争について描かれた映画を観たあと、どれだけ自分も画面の中に入ってその事実を感じられたかを考えてしまう。 太陽の子は日本の他の戦争映画に感じる変に暗すぎる暗さみたいなものがなくて、起こってしまった事実に対してどう生き抜くのかを考える大切さを登場人物一人一人から感じることができた。それが76年前の物語をより身近に感じ、作中にも自分だったら何を思って生きていただろうと考えることができた。 1日経った今も忘れられないのは裕之が海に向かうシーンだ。私にとってこの映画の海のシーンが全てとても印象的だった。3人の若者の切迫感や恐怖、不安、生きることへの覚悟と葛藤が自然と対峙する人物の表情に詰め込まれていたように感じた。
  • milky
    3.6
    妹が有村架純さん好きで応募したら、まさかの当たった試写会。 戦争の話って、フィクションではあるけれどノンフィクションに近いからいつも怖くて避けてしまいがちでした。こういう機会じゃないと観なかったと思います。 研究員の話なので、どす黒くはないのですがやはり重い。音楽がないシーンで惹き付けられる。
  • けろまる
    3.5
    イオンシネマのワタシアター試写会にて鑑賞。 是非授業とかで見て欲しい作品のひとつかなと個人的には思います。
  • Bluetooth
    4
    Ifがあるならば日本も加害者になっていたかもしれない。加害者になってからその本質に気づく、原爆とは何か。 戦争に勝っても負けても残るは憎しみ。本当は怖いことを隠してる当時の人々の苦しみ。そして我々はその事実を知らねばならないと思う。京都での核兵器開発も。 主題歌の福山さん素晴らしかった。 ありがとう裕之。
  • まっすー
    2.7
    試写会で鑑賞 この時代にこのような人が日本の未来のためにと想い、原爆を作る そんな世界があったのかと観た後に感じました 柳楽優弥さん、有村架純さん、三浦春馬さんの演技が素晴らしく3人のシーンは常に感動 柳楽優弥さんが大きいおにぎりを食べるシーンもなかなか心にくるものがありました
映画 太陽の子
のレビュー(274件)