こんなご時世だからこそ「もっとミュージカルが必要！」歌って踊って感動できる2021年公開の注目「ミュージカル映画」5選

2021年公開の大注目「ミュージカル映画」まとめ。『イン・ザ・ハイツ』や『アメリカン・ユートピア』など計5本のおすすめ作品をご紹介。

2021年はミュージカル映画豊作の年。コロナ疲れという言葉も浸透してきた今、たまったモヤモヤを思いっきり発散したいなら、歌って踊るとびっきりハッピーなミュージカル映画がおすすめです。今回は、2021年公開の大注目ミュージカル映画をまとめてご紹介します！

『イン・ザ・ハイツ』（2021）

2008年のトニー賞で作品賞を含む4冠を達成した同名の大ヒットミュージカルを元に、『クレイジー・リッチ！』のジョン・チュウ監督が映画化。

ワシントン・ハイツ。そこはNYの片隅にある取り残された街。祖国を遠く離れた移民たちで賑わう大通りはいつも、歌とダンスであふれていた。しかし、熱帯夜の中大停電が発生。その夜、仕事や進学、恋にもがきながら、夢に踏み出そうとする4人の若者の運命が、大きく動き出した。

『ウエスト・サイド・ストーリー』（2021）

1957年にブロードウェイ・ミュージカルとして誕生した「ウエスト・サイド物語」。1961年に映画化され大ヒットを記録し、2021年にはスティーヴン・スピルバーグによってリメイクされた今作『ウエスト・サイド・ストーリー』が誕生。『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー出演。

ニューヨークの街で2つの不良グループ、ジェット団とシャーク団が対立していた。ある日、ダンスパーティーに訪れたマリアは、対立するグループ・シャーク団の元リーダー・トニーと恋に落ちるが……。

日本公開は2021年12月10日（金）予定。

『Everybody’s Talking about Jamie～ジェイミー～』（2021）

イギリスのBBCによるドキュメンタリー番組『Jamie: Drag Queen at 16』をベースに舞台化され、舞台版の演出を務めたジョナサン・バッテレルが映画版でもメガホンをとった。主人公のジェイミー役を務めるのは期待の新星マックス・ハーウッド。他にも映画『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』で知られるリチャード・E・グラントなどが出演。

ドラァグ・クイーンに憧れる16歳の高校生、ジェイミー・ニューは、母親から真っ赤なヒールをプレゼントされた事を機に、高校のプロムにドラァグ・クイーンとして出席する夢を抱きはじめる。しかし、学校や教師からの猛反対を受け、心ない言葉をかけられるが、それでも彼は周囲の偏見や反対を乗り越えて、前に進んでいく。

自分らしくあろうとするジェイミーの姿に勇気と感動、そして幸せをもらえる、今最高にハッピーなポップ・ミュージカル。

※2021年9月17日より配信開始

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トニー賞、グラミー賞、エミー賞などを受賞した大傑作ミュージカル「Dear Evan Hansen」を、『ワンダー君は太陽』や『ウォールフラワー』のスティーヴン・チョボスキーが映画化。主人公のエヴァン・ハンセンは、ミュージカル版でも主役を演じているベン・プラットが熱演。音楽は『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』など、言わずと知れた大ヒットミュージカル映画を手掛けてきた名コンビのベンジ・パセクとジャスティン・ポールが務めている。

エヴァン・ハンセンは学校に友達もなく、家族にも心を開けずにいる。ある日、自分宛に書いた“Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)”から始まる手紙を、図らずも同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日、校長から呼び出されたエヴァンは、コナーが自ら命を絶った事を知らされる。悲しみに暮れるコナーの両親は、手紙を見つけ息子とエヴァンが親友だったと思い込む。彼らをこれ以上苦しめたくないエヴァンは思わず話を合わせてしまうのだった。そして促されるままに語った、“ありもしないコナーとの思い出”は人々の心を打ち、SNS を通じて世界中に広がると、彼の人生は大きく動き出す……。

2021年11月26日（金）公開予定。