【上映企画】『英雄の証明』公開記念!アスガー・ファルハディの傑作『別離』プレチケ上映

Filmarksの上映プロジェクト

Filmarksリバイバル上映

4/1(金)公開のアスガー・ファルハディ監督最新作『英雄の証明』。この公開を記念して、Filmarksでも評価が高い監督の代表作『別離』上映をプレチケで企画。


第74回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したイランの巨匠アスガー・ファルハディの最新作『英雄の証明』が、いよいよ4/1(金)に公開します。2度の米アカデミー賞受賞監督によって放たれる、人間の善悪の価値を問う極上のヒューマン・サスペンスです。

プレチケではこの公開を記念して、Filmarksでも非常に評価が高い監督の代表作『別離』の上映会を企画。本作はベルリンやカンヌ国際映画祭をはじめ、90冠を超える映画賞を獲得し、その年の賞レースを席巻しました。善悪では割り切れない人間心理の複雑さと濃密な人間ドラマを描くアスガー・ファルハディの世界を映画館の空間で鑑賞できるチャンスです!最新作公開を前に是非ご堪能ください。

なお開催2週間前の3/10(木)までに、35名以上の参加で本企画は開催確定となります。

上映情報

開催日時:2022/3/24(木)19:30〜
劇場:​​池袋HUMAXシネマズ
東京都豊島区東池袋1-22-10 ヒューマックスパビリオン 池袋サンシャイン60通り B2F
上映時間:123分
価格:1,600円
定員:117名(全席指定)

企画・主催・配給協力:プレチケ(Filmarks)
配給・提供:株式会社マジックアワー
※3/10(木)までに35名以上の参加で開催が確定します。

※システム使用料160円がかかります

作品情報


製作・監督・脚本:アスガー・ファルハディ
出演:レイラ・ハタミ、ペイマン・モアディ、シャハブ・ホセイニ、サレー・バヤト、サリナ・ファルハディ、ババク・カリミ
撮影:マームード・カラリ
編集:ハイェデェ・サフィヤリ
2011年/イラン/123分/カラー/デジタル/1:1.85/ステレオ/ペルシア語
原題:Jodaeiye Nader az Simin
英題:Nader and Simin, A Separation
日本語字幕:柴田香代子/字幕監修:ショーレ・ゴルパリアン
配給:マジックアワー、ドマ
http://www.betsuri.com
(C)2009 Asghar Farhadi

Filmarks映画情報:https://filmarks.com/movies/15796

詳しいご利用の流れはプレチケサイトから!
https://premium-ticket.filmarks.com/

■「プレチケ」とは


「プレチケ」とは、国内最大級の映画レビューサービス・Filmarksが企画する、映画館での上映サービスです。「あの名作をまた映画館のスクリーンで観てみたい」、そんな映画ファンの想いを映画館・配給会社と協同して形にします。一定数以上の購入枚数を達成すると開催が決定します。

公式サイト:https://premium-ticket.filmarks.com/
公式Twitter:https://twitter.com/Filmarks_ticket(@Filmarks_ticket)

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  • お塩
    3.2
    毒親だしどんどん胸糞展開になっていってぐわ〜嫌な感じと思ってたら車内の娘の鋭い指摘で一気にサスペンス展開に。 と思ったら真実も胸糞やないか〜〜い。 特に妊婦の女本当に全部全部自分勝手で全くもって信じられない。 別離ってタイトルだし全編夫婦の話だと思ってたけど割と他人との揉め事メインで思違(思ってたんと違う)だった。 胸糞だけど人間ドラマとしてはよく出来ていてリアルだった。
  • のののん
    -
    記録
  • ゆーさん
    3.7
    これはかなり重い内容…どっちもどっちと思いたいが人の命に関わる事だけに判断できない。
  • ゆかりん
    3.5
    介護の問題はどの国にもある。 しかし宗教的な罪が絡み 複雑さを伴うと余計に 重い問題になるのか。 と思って見始めていたが。 中東のことはあまり知らない。 中東映画もいろいろ観てみたい。 テロや戦争を扱った外からの 視点ではなくて、 中東の人々が生活に基づいて つくった映画が、よいな。 本作は複数の登場人物の 心や感情を関係性の中で 浮き彫り、隠し、外側へ出す。 細やかでリアルな描写で 引き込まれました。 それぞれがそれぞれのニーズを 達成するために錯綜するため 全員大混乱です。 けども、多分日常的に 私たちの身近なことも 似たようなことになってる。
  • りょう
    4.8
     この作品を最初に観たときは、そもそもイラン映画になじみがなかったし、イランの人々の社会生活にも理解がなかったので、あまり印象がよくなかった記憶があります。エンドロール以外に劇伴がない演出も物足りなさを感じました。  ただ、数年前に2回目を観て、とにかく脚本が奇跡的に素晴らしいことに気付きました。主人公の夫婦の離婚ばなしをきっかけにして、登場人物の境遇が悪化する一方という物語を2時間以上にわたって描いていますが、それが途切れることもダレることもマンネリ化することもない怒涛の展開です。  女性が流産するという悲惨なできごとはありますが、特別に悪意のある言動があったりするわけでもなく、個々の価値観やこだわりが物事をこじらせています。大雑把に言えば、みんな“頑固”なだけなのに、それをこんなに面白くて重苦しい作品にしている脚本と演出が秀逸です。下手に登場人物に感情移入してしまうと、精神的にどっと疲れます。  その背景には、ある男性の小さな嘘とある女性の大きな嘘がありますが、みんなの歯車を狂わせていたり、なかなか憎悪を終息させられない理由が判明して納得させられます。とりわけ、女性の嘘が判明しても好転させられない展開は、宗教が支配的な社会ならではで、おそらく日本映画では描けません。  エンドロールに至るエンディングの後味悪さも最高ですが、11歳の娘にあれを決断させるシーンは児童虐待でしかありません。その父親であるナデルは、被害者の告訴だけで拘留されたり保釈金を請求されたり、警察の捜査や証拠、裁判所の逮捕状とか必要ないのでしょうか。やっぱりイランの法思想って、民事も刑事もよく理解できません。
別離
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