ダメウーマンと怪獣がシンクロ!日本大好き監督が描く新感覚エンターテイメント作とは?

アン・ハサウェイといえば我が道をゆくプリンセスやキャリアウーマンなど自立している強い女性のイメージが強いですが、反面、何かしらの悩みを抱えた女性を演じさせても、光り輝く女優。『レイチェルの結婚』では薬物中毒に苦しむ女性を、『レ・ミゼラブル』では娘を守るため、売春婦に身を落とした女性を演じて絶賛されました。

そんなアン・ハサウェイの最新作が、自ら製作総指揮をとってダメウーマンを演じた『シンクロナイズド・モンスター』です。

シンクロナイズド・モンスター

韓国・ソウルのビル街に突如として出現した怪獣が、どういうわけだかアメリカにいるヒロイン(アン・ハサウェイ)の動きとシンクロ! 彼女が頭を掻けば怪獣も頭を掻くし、彼女が転べば怪獣も転んでソウルのビル街が大変なことに……。

そんな奇想天外な設定ながら、現代人の心の闇を映し出す新感覚エンターテイメント作『シンクロナイズド・モンスター』の魅力を紹介します!

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職ナシ、家ナシ、彼氏ナシ、さらにアル中。なのに世界の運命を…

アン・ハサウェイが演じるのは元フリーライターのグロリア。ある記事が炎上して失職することに……。その後、職探しもせずに彼氏の家に転がり込み、酒を飲んではテレビを観るだけ生活。ついには、彼氏に追い出されてグロリアはすごすごと生まれ故郷に帰ります。

すると、どういうわけだかソウルに現れた怪獣と動きがシンクロしてしまって、ただのダメウーマンだったのに世界中が注目する事件の当事者となってしまうのです。

この痛々しいけれど、どこか可愛げのあるダメウーマンを、アン・ハサウェイが見事に演じています。

シンクロナイズド・モンスター

■アン・ハサウェイが怪獣とシンクロするなんて、とんでもなくコメディな映画だと思っていたら、そこに描かれているドラマにも引きこまれて、じっくり考えさせられる要素の詰まった作品でした。狂気じみた台詞の中に、これって誰もが共感できることだよなぁと思うことがあったり。(fika_miyukiさん)
■こうなるかなぁと思うと全然違う方向へ走り出す映画!アンのダサい女ぶりもそれなりにギャップを楽しめました!(tomomori34さん)
■ダメウーマン過ぎるところが可愛すぎるけど、そんなダメウーマンが成長していく姿を見て、私も頑張ろうって思えました。(mikeneco46さん)

前代未聞の設定に隠されたメッセージ

ドタバタコメディっぽい印象ですが、これが実は深い人間ドラマも描かれています。怪獣を操って世界から注目されるグロリアに嫉妬心を抱く男も現れたりして、複雑な人間関係も描かれていきます。

なぜこの怪獣が出現してグロリアとシンクロしているのかの謎に関わることなので、詳細は書けませんが、そこにはSNS世代を生きる現代人に対するあるメッセージが込められています。それは“ヘイター”の多いアン・ハサウェイからヘイターたちへのメッセージのようにも感じられ……? とにかく、ダメウーマンが命がけで奮闘する姿を奇想天外に描きながらも、人の深層心理を的確に捉えた秀逸なストーリーに、最後まで驚かされ続けるはず!

シンクロナイズド・モンスター

■突如現れた怪獣とシンクロしちゃうなんていう設定、よく思いついたなぁと感心しました。怪獣の現れる条件、きっかけも適当じゃなくてしっかり描かれていたので満足でした。いい意味で裏切られるような内容で楽しかったです!(rnpさん)
■いままで見たことのない異質な映画なのだが、なぜだろうか。考えれば考えるほどいろんな解釈があるし心に響くものもある。あらすじや予告を見る限りかなりポップな感じでアホくさいコメディのようだが、人間の奥底の心理について私たちにも問いかける要素もある。(eigalovemovieさん)
■気楽なコメディかと思ってたら全然違う…え?サイコサスペンス?こんなに緊張感があって釘付けになるなんて完全に予想外。設定はファンタジーなのに人間がみんな妙に生々しくて心の深いところまでジワっと攻めて来ました。(cecilbさん)

大の日本好き監督ナチョ・ビガロンドが描いた未だかつてない作品が誕生!

本作『シンクロナイズド・モンスター』の監督はスペイン出身のナチョ・ビガロンド。自称“OTAKU(オタク)”で、彼が所有している本の半分は日本の漫画だそうです。彼のツイッターのアイコンは『シンクロナイズド・モンスター』日本版のTシャツ画像ですし、映画内でアン・ハサウェイが使っているノートパソコンには葛飾北斎の富嶽三十六景がデザインされています。

日本大好きな監督だからこそ、“怪獣”を単なる爬虫類っぽい怪物ではなく、現代人が抱える問題のメタファーとして描いてくれたのでしょう。

シンクロナイズド・モンスター

■ヒロインのMacに北斎の浮世絵のカバーがされてたり、布団が大好きだったり、怪獣が好きだという監督からの日本リスペクトびしびし感じました!(NodokakaitAさん)
■中盤で日本の”布団 futon”が登場。「フトン最高」と寝転がるグロリア。フにアクセントがあってちょっとおもしろい(masa36さん)
■ナチョ監督の作品はやはり面白い!SFコメディなのかなと思ったら途中から心理サスペンス(かな?)に変わったりするので、かなり不思議な映画だった!設定は奇想天外だけど人間の本質をよく捉えていて人間ってややこしい!って感じの映画です。(sonatine1975さん)

自暴自棄なダメウーマンが“怪獣とシンクロしてしまった”ことから、いつしかソウルを守る使命に駆られ、かっこいいヒロインへと成長していく姿に、いつしか応援している自分に気づくはず。ラストにはスカッとするクライマックスも待ち構えていますので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください!

◆映画『シンクロナイズド・モンスター』 information

シンクロナイズド・モンスター

 

あらすじ:憧れのニューヨークで働いていたグロリア(アン・ハサウェイ)だったが、失業してからというもの酒浸りの日々を送っていた。ついには同棲中の彼氏ティム(ダン・スティーヴンス)に家を追い出され、生まれ故郷の田舎町へと逃げ帰る。グロリアは幼馴染のオスカー(ジェイソン・サダイキス)が営むバーで働くことになるが、その時驚愕のニュースが世界を駆け巡る。韓国ソウルで突如巨大な怪獣が現れたというのだ。テレビに映し出された衝撃映像に皆が騒然とする中、グロリアはある異変に気付く。「この怪獣、私と全く同じ動きをする…?!」舞い上がったグロリアは、怪獣を操り世界をさらなる混乱へと陥れるが、そこに「新たなる存在」が立ちはだかる―!。

上映時間:110分
<11月3日(金)より新宿バルト9、ニューマントラスト渋谷ほか、全国順次ロードショー>
公式サイト:http://synchronized-monster.com/
配給:アルバトロス・フィルム
(C)2016 COLOSSAL MOVIE PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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※2022年4月24日時点のVOD配信情報です。

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  • Sue
    3.5
    めちゃくちゃ評判悪くて心配してましたが、そんなに酷くないです!私は割と好きでした。アルコール中毒の人間についての物語でしたね。モンスター映画として見たらつまんないと思います。
  • noteshmkt
    3
    かわいいは正義
  • userGavlTeNvRsM
    3.6
    発想が面白い ドパガキなので助かる
  • つ
    2.7
    ティックトックでドパガキ用に作られたおすすめ映画ショートで流れてきておもろそうやんけーで観たけど ドパガキすぎて、結末知りた過ぎて途中までの男女の気の狂ったやり取りに微塵も共感できひんし、しょーもなすぎて、たぶんそういうことじゃないんやろうけど、はよ結末はー!?ってなってもーて。。すんません 怪獣とシンクロするのは面白かった
  • ヨダセアYodaSea
    2.7
    本作の最大の特徴は、男性の支配欲から逃れようとする女性の物語を、巨大怪獣とロボットが登場する特撮映画の構図に重ねた独創的なコンセプトだろう。 酒に溺れて自分自身を見失ったグロリアは、周囲の男性たちとの関係にも問題を抱えている。そんな彼女の行動が遠く離れたソウルの巨大怪獣に反映されるという設定は、個人の内面や身近な人間関係の問題を、世界規模の破壊として描き出す大胆な試みだ。 人間の抱える醜さを怪獣という形で表現し、怪獣とロボットの対立を通して支配と抵抗を描く発想には、従来の怪獣映画への愛情と、ジャンルを新たな物語へ応用しようとする意欲が感じられる。 一方で、着想の面白さに対して、その設定を物語に落とし込む手法には粗さが残る。怪獣やロボットというモチーフはあまりにも派手だが、それらが登場する仕組みや現象のルールには十分に説明されない部分が多い。必ずしも超常現象に明確な科学的説明が必要なわけではないものの、物語上の都合によって展開しているように感じられる場面もあり、設定そのものへの納得感を得にくい。 また、グロリアが立ち向かうべき人間関係の問題と、巨大な怪獣たちの存在を結びつける展開にも、やや強引な印象がある。個人の葛藤を大規模な怪獣映画へと拡張する発想自体は魅力的なだけに、人物の心理や対立の積み重ねにもう少し厚みがあれば、クライマックスの説得力も高まったのではないだろうか。 主演のアン・ハサウェイは、華やかなイメージとは異なる、生活に行き詰まった女性を自然体で演じている。 失業や飲酒問題を抱えながらも、自分を変えるきっかけを見つけられないグロリア。その弱さや無責任さ、周囲とのぎこちない関わり方を、ハサウェイは誇張しすぎない演技で表現している。演技力と存在感のある俳優を起用したことによって、現実離れした設定の中にも人間らしさが生まれている。 ただし、これほど説得力のある主演俳優を起用していながら、主人公に十分な感情移入ができない点は惜しい。演技の問題というより、人物の背景や感情の変化を掘り下げる描写が不足していることが大きいように感じられる。 --- 【STORY】 ニューヨークで暮らすグロリアは、失業して以来、酒浸りの生活。愛想を尽かした恋人ティムから家を追い出され、故郷の田舎町へ戻ることになる。 幼なじみのオスカーと再会したグロリアは、彼が経営するバーで働き始める。一方、韓国・ソウルでは突如として巨大怪獣が出現し、世界中を騒然とさせていた。 ある日、怪獣の映像を目にしたグロリアは、その動きが自分の行動とシンクロしていることに気づく。故郷の公園に立つと、遠く離れたソウルに怪獣が現れ、彼女と同じ動きをするのだった。 --- 観た回数:1回
シンクロナイズドモンスター
のレビュー(11563件)