アンドリュー・ヘイ監督作品『荒野にて』チケット販売がスタート【Filmarksの上映企画・プレチケ】

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映画館で名作を観るプロジェクト・プレチケで『荒野にて』の上映が決定。

荒野にて』上映イベント詳細

さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督が贈るヒューマンドラマ『荒野にて』をプレチケで特別上映します。

小さい頃に母が家出し、愛情深いがその日暮らしの父と二人暮らしのチャーリー。家計を助けるために競走馬リーン・オン・ピートの世話をする仕事を始めるが、ある日父が愛人の夫に殺されてしまう。15歳で天涯孤独になってしまったチャーリーの元に、追い打ちをかけるように届いたのは、試合に勝てなくなったピートの殺処分の決定通知だった。チャーリーは一人馬を連れ、唯一の親戚である叔母を探す旅に出るが、彼らの前に広がるのは、あまりに広い荒野だった―。

ヴィム・ヴェンダース監督作品『パリ、テキサス』などからインスピレーションを受けたとヘイ監督が語る本作はその広大な風景の殺伐さと美しさに目を奪われる。また、本作の演技が高く評価されヴェネチア国際映画祭、マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞したチャーリー・プラマーの熱演も必見。

■上映作品:『荒野にて
■日時:2022年8月25日(木)18:45  開映
■価格:1,600円
■上映時間:122分
■会場:新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15−15

※システム利用料160円がかかります

プレチケとは

「プレチケ」とは、国内最大級の映画レビューサービス・Filmarksが企画する、映画館での上映サービスです。「あの名作をまた映画館のスクリーンで観てみたい」、そんな映画ファンの想いを映画館・配給会社と協同して形にします。一定数以上の購入枚数を達成すると開催が決定します。

公式サイト:https://premium-ticket.filmarks.com/
公式Twitter:https://twitter.com/Filmarks_ticket(@Filmarks_ticket)

(C)The Bureau Film Company Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2017

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  • かき
    4.1
    感情移入できて凄い苦しくなるような作品ででも登場人物みんな忘れられないし、1つ1つのシーンが綺麗すぎた。 叔母さんとの再会 いつも通りのブシェミ 牧場で働いてた時思い出した。
  • まるこ
    3.6
    この映画感想がとても難しい 好きな部類ではあるんでけど、 理屈ではなく 何より動物好きには辛かったかなぁ 他にもっとやり方はあったんじゃとも思うし。
  • 青乃雲
    -
    この映画に造形された1人の少年は、かつて少年期を生きた者よりも、もしかすると、少女期を生きた記憶に、深く結びつくのではないか。そうであったことも、そうではなかったことも含めて。 監督・脚本はアンドリュー・ヘイであり、彼がゲイであることと、このこととの関連性については不問にしたとしても、チャーリーはいわゆる少年としては生きていない。 リーン・オン・ピートという名の馬は、そうした意味での、少女期の喪失感の具象として描かれているように感じる。求めるようには、誰からも愛されることがなかったとき、少女は少年のような姿になり、1頭の馬を愛することで生きていこうとする。 何かのためではなく、どこへ向かうでもなく。 チャーリー(チャーリー・プラマー)の無謀とも言える1頭の馬とのさまよいは、少女期の無目的性に根ざしているからこそ、痛切に立ち上げられる心象をよく表している。この映画を通して、なぜ女性たちが、ときとして少年を少女のように描きたがるのかが、僕にとっては腑に落ちたところがある。 彼女たちの心のなかには、間違いなく、それぞれのチャーリーが生きている。
  • kkbbrk
    4
    『荒野にて』(2017) 原題:Lean on Pete 幼いころに母親が家出し、愛情深いがその日暮らしの父親と2人で生活する少年チャーリーは、家計を助けるため厩舎で競走馬リーン・オン・ピートの世話をする仕事をしていた。しかし、そんなある日、父親が愛人の夫に殺されてしまう。さらに、試合に勝てなくなったピートの殺処分が決定したという知らせを受けたチャーリーは、ひとりピートを連れ、唯一の親戚である叔母を探すため荒野へと一歩を踏み出す。(映画.comより引用) 主演のチャーリー・プラマーは「僕と頭の中の落書きたち」でも好演で、本作もそうでした。切なそうにする表情や思春期の行動が共感でき、好きです。 オレゴン州のポートランドは旅行したことあるのですが、チャーリーがもともと住んでいる方角は行ったことがなく、私が知っているポートランドとはまた別の風景で新鮮でした。 A24ならではの儚さとちょっとしたモヤモヤが溶け合って私は大好きに入る作品です。 2023-522
  • ユウサク
    3.4
    『異人たち』がよかったので。 撮影も編集もすごく好みなんだけど解決すべき問題を放り出してるようにも感じた。こういう辛い系の映画は単にエモく搾取してそれっきりな作品も多いと思うし、この作品もご多分に漏れずな気がするけど、うーん……。そりゃ「子どもに何させてんの」って話なんだけど路上生活者への偏見助長してないかとか、「メキシコに行くとやばい」みたいな話散々しといてメキシコ人に仕事もらうって展開くらいで許されると思ってんのかとか所々引っかかってしまうな。ピートも結局チャーリーが殺したようなもんだし、そこを「つらい思いしました」で流していいのかな。あの展開に対してチャーリーが何か思い巡らすとか(セリフで「悪夢を見る」だけじゃちょっと足りない)そういうのもう少し深堀りした方が単に競走馬という背景・設定だけに留まらずに済んだと思うけど、もう売却が決まってるピートと行き場のないチャーリーを重ね合わせて見たりすればよかったのかな。父親の浮気はあまりにも客観的に描かれ過ぎてて物語を動かすためのものに過ぎないし、道徳がどうこうではなく福祉の問題だし、うーーーーーーん……。結局「動物を調教して競争させる」こと自体への批判みたいなのがないのが嫌なんだろうな。馬を消費してる感じ。敬意が感じられない、かも。もうよくわからない! あとこの人の映画全然有色人種映らないね……。いないわけではないけど脇も脇。
荒野にて
のレビュー(7063件)