珠玉の最新フランス映画を一挙に上映
1993年より日本で開催され、26回目を迎えるフランス映画祭。日仏交流160周年を迎える今年は、2005年以来13年ぶりに横浜で開催されます。
名匠アニエス・ヴァルダ監督の新作や、フランソワ・オゾン監督渾身の18禁作品のほか、フランスで150万人の動員を記録したスマッシュヒット作など至極の14プログラムが上映されます。毎年大きな盛り上がりを見せる来日ゲスト陣によるティーチインにも注目です。
注目作品
グッバイ・ゴダール!(2017)
アンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝的小説の映画化。アンヌ20歳、ジャン=リュック・ゴダール37歳。『中国女』(1967)の主演女優として、そしてゴダールの妻として、時代を駆け抜けた少女が過ごした輝かしい日々の物語。
顔たち、ところどころ(2017)
世界の映画祭を席巻!!「ヌーヴェル・バーグの祖母」とも呼ばれる女性映画監督の先駆者アニエス・ヴァルダとアーティストJRによる、ハートウォーミングなロードムービー。
セラヴィ!(2017) 「フランス映画祭 2018」オープニング作品
ポンコツウェディングプランナーたちが結婚式にどんな華を添えるのか。フランスのエンタメ界を代表する名優たちが奇跡の集結。優しい眼差しに満ち溢れた私たちへの人生賛歌を、『最強のふたり』のエリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ監督コンビが描く。
■フランス映画祭2018
■日程:2018年6月21日(木)~24日(日)
■会場:神奈川県横浜市 横浜みなとみらいホール、イオンシネマみなとみらい
■詳細情報は(公式HP)より
映画と食事と。芝生の上でピクニック気分
品川港南エリアにある複合施設「品川シーズンテラス」内にある広大な緑地にて、都会のネオンと緑に囲まれた野外上映会を開催する品川オープンシアターvol.6。
場内には美味しいシアターフードが食べられるオシャレなキッチンカーが出店し、芝生の上でのんびりとピクニック気分で映画を楽しむことができます。
上映作品
オーシャンズ11(2001)
■品川オープンシアター vol.6
■日程:2018年6月2日(土)11時~22時(野外上映19時00分~21時00分予定)
※雨天・強風時は、翌日6月3日(日)に順延。
■会場:東京都品川区 品川シーズンテラス
■料金:無料(来場者数に応じて入場制限を行います。あらかじめご了承ください)
■詳細情報は(公式HP)より
社会のあり方を問いかける映画から、心に抱きしめたくなる映画まで
「浦安から持続可能な社会を考える」をテーマに、今年で7回目の開催を迎えるうらやすドキュメンタリー映画祭。社会のあり方を問いかける作品から、心に抱きしめたくなる作品まで、全国各地で熱狂的な支持者を生んだ秀作ドキュメンタリー映画が3日間に渡って9作品が上映されます。
上映後には各作品の監督がゲストとして登壇します。映画を観終わってから、明日をどう生きるのか。世界の見方が変わるかもしれない濃密な3日間をぜひご堪能ください。
注目作品
国家主義の誘惑(2018)
近年目立つようになってきた国家主義的思想が歴史的にどう醸成されてきたのか。『天皇と軍隊』(09)の渡辺謙一監督が日本人の天皇、憲法、戦争観を浮き彫りにするフランス発の新作ドキュメンタリー。特別先行上映(ゲストトーク:渡辺謙一監督)。
A2 完全版(2015)
『FAKE』(16)の森達也監督がオウム真理教内部を映した『A』(98)の続編。信者の排斥運動と、マスコミでは語られない多面的な現実に、善悪の基準が揺らぐ。劇場公開時にカットされたシーンを加えた完全版をオウム裁判終結の年に上映(ゲストトーク:森達也監督)。
■第7回うらやすドキュメンタリー映画祭
■日程:2018年6月15日(金)~17日(日)
■会場:千葉県浦安市 浦安市民プラザ Wave101 大ホール
■詳細情報は(公式HP)より
アジア最大級の国際短編映画祭
世界130以上の国と地域から集まった1万本を超える短編映画の中から、選りすぐりの約250作品を上映するアジア最大級の国際短編映画祭Short Shorts Film Festival & Asia 2018。
今年も若手監督の登竜門として最先端の映像表現がピックアップされ、CGアニメーション、ミュージック、VR Shortsなど、多岐に渡る世界の才能が本映画祭に集結します。
注目作品
今夜新宿で、彼女は、(2017)
山田佳奈監督作。山形国際ムービーフェスティバル2017大西金属賞&船越英一郎(最優秀俳優)賞を受賞(広山詞葉)。
痣(2017)
井上博貴監督作。2018年ゆうばりファンタスティック国際映画祭ゆうばりチョイス部門にて上映。
公衆電話(2017)
松本動監督作。監督短篇作品『ミックス』『ガチャガチャ/GACHA GACHA』が多くの映画祭を席巻し、高い評価を得る。
20周年を迎える映画祭の歴史の中で、過去に受賞したジェイソン・ライトマン監督(『JUNO/ジュノ』)や平柳敦子監督(『Oh Lucy!』)は現在世界の第一線で活躍し、コンペティション部門出品監督達の今後の活躍にも注目です。
■Short Shorts Film Festival & Asia 2018
■日程:2018年6月4日(月)~24日(日)
■会場:東京都港区 アンダーズ 東京 Andaz Studio、渋谷区 表参道ヒルズ スペース オー、港区 六本木ヒルズ ヒルズ カフェ / スペースほか
■詳細情報は(公式HP)より
まだまだあります!おすすめ映画イベント
深田晃司映画まつり2018
2016年の『淵に立つ』公開記念企画として大好評を得た深田晃司映画まつりの第二弾。最新作『海を駆ける』の公開を記念して、深田晃司監督の幻の初期作『椅子』、新作短編『ジェファソンの東』、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞作『淵に立つ』のほか11作品が上映されます。
■ 深田晃司映画まつり2018
■日程:2018年6月16日(土)~29日(金)
■会場:東京都渋谷区 シアター・イメージフォーラム
■詳細情報は(公式HP)より
寺山修司没後35年記念 映画監督◎寺山修司2018
寺山修司の過去作20本を一挙に上映。幻想とエロチシズムに満ちたイメージの錬金術。虚構と現実の地平線に築き上げられた寺山修司の絢爛たる王国をぜひこの機会にご鑑賞ください。 ※詳細は(公式HP)より。
柳下美恵のピアノdeシネマ2018 @アップリンク
サイレント映画の名作を、サイレント映画ピアニスト・柳下美恵さんの生伴奏付きで楽しむことができるピアノdeシネマ。イマジネーション溢れる旋律と名作映画が織りなす至福の<映画体験>を是非ご堪能ください。※詳細は(公式HP)より。
(C)LES COMPAGNONS DU CINÉMA – LA CLASSE AMÉRICAINE – STUDIOCANAL – FRANCE 3.、(C)Agnès Varda – JR – Ciné-Tamaris – Social Animals 2016.、(C)2017 QUAD+TEN / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / PANACHE PRODUCTIONS / LA COMPAGNIE CINEMATOGRAPHIQUE、(C)Warner Bros. All Rights Reserved.
※2022年12月29日時点のVOD配信情報です。