映画「ミッション:インポッシブル」シリーズ全作をがっつりおさらい!これまでのミッションを完全解説【人物相関図つき】

「映画」を主軸に活動中のフリーライター

春錵かつら

トム・クルーズが人間の限界を超えまくる超ヒットシリーズ「ミッション:インポッシブル」の最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が現在公開中だ。

世界で大人気となったアメリカのテレビドラマ『スパイ大作戦』の映画化作品である本シリーズ。

当初は成功に懐疑的だったオリジナルのファンたちの不安をよそに、1996年の第一作公開は大ヒットを記録、いまや主人公イーサン・ハントを演じたトム・クルーズの代名詞となった。

とはいえ、「ミッション:インポッシブル」シリーズを1度も観たことがない、という人も少なくないはず。
こんなに面白いシリーズを観ていないなんてもったいない! 大ヒットするシリーズには、それだけの理由があるものだ。

そこで今回は、これまでの「ミッション:インポッシブル」シリーズのミッションやメンバー、みどころをおさらいしておきたい。未見の人はもちろん、鑑賞済みのファンも一緒に振り返ってみよう。

第1作『ミッション:インポッシブル』(1996)

MISSION

CIA諜報員のリスト「NOC」漏えい事件の解明
→IMF内部にいる密告者の特定

CIA情報員のリスト「NOC」が一部流出した。CIAの特殊作戦部IMF(Impossible Mission Force)に所属するイーサン・ハントは、リスト流出事件解明の指令を受け、チームのメンバーたちと共に任務に取り掛かる。ミッション連絡手段は飛行機で移動中のIMFチームのボス、ジム・フェルプス宛てに届いたテープ。テレビシリーズでもお決まりのセリフ「このテープは5秒後に消滅する」も健在でファンを喜ばせた。

登場人物相関図

ミッション:インポッシブル

もっともすごいアクション

地上ギリギリ寸止めの宙吊り

なんといっても1作目の注目アクションは映画史に残る“宙吊り”。CIA本部の天井から侵入し、ワイヤーで地上ギリギリのところでストップするシーンは、滴るひと粒の汗に観客をハラハラさせた。この宙吊りアクション、1964年に製作されたアクションコメディ『トプカピ』のオマージュと言われている。しかし、その後の映画界のアクションシーンの定番となったのは本作の公開以降からで、本シリーズでも度々登場することになる。その影響たるや、様々な映画でパロディとして登場し、『パディントン』で悪役を演じたトム・クルーズの元妻、ニコール・キッドマンも、自らオマージュを捧げたほどだ。

独断と偏見のオススメポイント

ブライアン・デ・パルマ監督による記念すべきシリーズ1作目は、エマニュエル・ベアールジャン・レノジョン・ヴォイトとキャストも豪華。

オススメポイントはエマニュエル・ベアール演じるクレアに密かな恋心を抱いているイーサン。美女に翻弄されるうえに報われないイーサンの姿は母性本能をくすぐって堪らん!!

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第2作『ミッション:インポッシブル2』(2000)

MISSION

盗まれた殺人ウィルス「キメラ」の回収

バイオサイト製薬会社で開発された、感染後20時間で治癒不可能となり死亡するウイルス「キメラ」と、その治療薬「ベレロフォン」。それらと開発者のネコルヴィッチ博士をIMFが護衛しながらシドニーからアトランタへ向かう道中、何者かにウィルスと治療薬を強奪されてしまう。IMF本部は、イーサンを中心にチームを組み、真相究明とウィルスの回収に臨む。ミッション連絡ツールはサングラス。

登場人物相関図

ミッション:インポッシブル

もっともすごいアクション

断崖絶壁のロッククライミング

目を引くのは、休暇を過ごしているイーサンの登場シーン。アメリカ・ユタ州にあるデッドホースポイントは600mもの切り立ったテーブル上の断崖が広がる広大な州立公園。トムはその絶壁にぶら下がるフリークライミングを披露。1か月訓練をした後スタントマンは起用せず、セーフティネットなし・命綱のみでこのシーンに臨んだ。片手でぶら下がってみたり背面でぶら下がってみたり、岩から岩へ跳び移ってみたり。ジョン・ウー監督同様に観客も度肝を抜かれる登場シーンとなった。

独断と偏見のオススメポイント

監督を務めたのがジョン・ウーだけあって、もちろん鳩は飛ぶし2丁拳銃も出てくるし、アクションも前作より大幅にグレードアップ。しかもラブロマンス色の濃い仕上がりに。

今回のオススメポイントは前半のカーチェイス。後半にも派手なバイクアクションがあるものの、前半のカーチェイスは今作のヒロインである女泥棒ナイア(タンディ・ニュートン)が運転するアウディと、イーサンが運転するポルシェが、まるでダンスを踊っているかのようにクルクルクルクル。その後のラブシーンよりもはるかにラブシーンっぽい。むしろこのシーンだけでいいくらい雄弁。ラブシーンまでアクションで表現してしまうとは、さすがアクション映画の巨匠、ジョン・ウー監督!

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第3作『ミッション:インポッシブル3』(2006)

MISSION

拉致されたエージェントの奪還
→ブラック・マーケットの商人逮捕

今作で現役を退き、訓練教官になっていたイーサンがなんと結婚!? ところが結婚式の当日、任務中に拉致されたイーサンの教え子でもある女性エージェントの捜索班に加わって欲しいとの依頼を受ける。ミッション連絡ツールは(超ハイテク)使い捨てカメラ! レンズを覗くと網膜スキャンで再生。犯人はブラック・マーケットの商人デイヴィアンで、IMFが出したのは元教え子の救出が彼の逮捕につながることを踏まえての指令だった。

登場人物相関図

ミッション:インポッシブル

もっともすごいアクション

上海の高層ビルから魔天楼へ振り子ダイブ!

今作も壊れた陸橋を飛び越えたり、大型タンクローリーが身体の上を通過したりとスゴいシーンの連続だが、もっとも注目したいアクションの舞台は上海。ヘンシャン・ルー・ビルの56階にあるラボに保管されているという“ラビットフット”という謎のカプセルを盗み出すため、イーサンがとった作戦は隣のビルからワイヤーをつけてダイブし、振り子状に目的のビルに降り立つこと。

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