国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)は、ユーザーが投稿した★スコア・レビュー数をもとに、「10月第2週公開映画の初日満足度ランキング」を発表。先週末に公開され、高い評価を集めた最新映画11作品がランクインしました。
11位『ムタフカズ』
[★★★☆☆3.25/レビュー数:50件]
『鉄コン筋クリート』のSTUDIO4℃による日仏合作のアニメーション映画。犯罪者と貧乏人が集まる街で日々をダラダラ過ごす仲良し3人組に、人生を変える出来事が起こり始める。草なぎ剛、柄本時生、満島真之介らが日本版声優を務める。
10位『ルイスと不思議の時計』
[★★★☆☆3.26/レビュー数:407件]
1973年に発表された児童文学を原作にしたファンタジー。両親を亡くした少年と不思議な力を使う2人の魔法使いが、世界を救うために奮闘する。個性派ジャック・ブラックとオスカー女優のケイト・ブランシェットが共演。
9位『バーバラと心の巨人』
[★★★☆☆3.29/レビュー数:222件]
日系イラストレーターのケン・ニイムラとジョー・ケリーのグラフィックノベルを原作にしたファンタジー。自分には巨人を倒す使命があると信じている少女バーバラの苦悩と再生の物語を描く。監督はアカデミー賞短編実写賞を受賞したアンダース・ウォルター。
8位『エンジェル、見えない恋人』
[★★★☆☆3.39/レビュー数:178件]
透明人間の少年と盲目の少女が織りなす愛をつづったラブロマンス。お互いに惹かれ合い、愛を育んでいく中、やがて少女は目の手術を受けることになる。『神様メール』などで知られる監督ジャコ・ヴァン・ドルマルが製作を務めた。
7位『覚悟はいいかそこの女子。』
[★★★☆☆3.46/レビュー数:48件]
少女コミック雑誌「マーガレット」に連載されていた椎葉ナナ原作の同名マンガを『ReLIFE』などの中川大志主演で実写映画化。超絶イケメンであるにもかかわらず、恋愛経験ゼロの男子が彼女獲得のために奮闘する姿を描いた青春ラブストーリー。
6位『スモールフット』
[★★★☆☆3.60/レビュー数:35件]
体は巨大でも臆病で心優しいイエティと人間の絆を、ミュージカル仕立てで描いたファンタジーアニメ。偶然人間と出会ったイエティのミーゴが、真実をつきとめるために人間を捜す旅に出る。ミーゴの声をチャニング・テイタムが担当。
5位『アンダー・ザ・シルバーレイク』
[★★★☆☆3.67/レビュー数:751件]
『イット・フォローズ』で注目を集めたデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督最新作。セレブが住む街ロサンゼルスのシルバーレイクを舞台に、突然失踪してしまった美女サラの行方を捜す青年が陰謀に巻き込まれていくサスペンススリラー。
4位『スカイライン-奪還-』
[★★★☆☆3.68/レビュー数:112件]
謎のエイリアンによって地球が侵略される3日間を描いた『スカイライン-征服-』の続編。ロサンゼルス市警の刑事が、反政府組織を率いる男らと共にエイリアンに挑むSFアクション。『アバター』『ジオストーム』のVFXチームが映像制作を手がける。
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】3位『止められるか、俺たちを』
[★★★☆☆3.76/レビュー数:131件]
2012年10月に急逝した映画監督・若松孝二の伝記ドラマ。1960年代末を舞台に、若松プロダクションに飛び込んだ少女の視点から、若松孝二ら映画人たちの生き様や青春を描く。監督を務めるのは、若松プロダクション出身で『孤狼の血』などの白石和彌。
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】『止められるか、俺たちを』
Filmarksさんから初日満足度第3位のバナーをいただきました。
キネ旬さんのKINENOTEでは評点ランキングで公開中の100本近い映画の中で第4位にランクイン。#止め俺 #とめおれ pic.twitter.com/MA1IxNS884— 映画「止められるか、俺たちを」公式ツイッター (@tomerareruka) 2018年10月17日
2位『負け犬の美学』
[★★★☆☆3.77/レビュー数:79件]
負けっぱなしで落ち目のボクサーが奮闘するヒューマンドラマ。愛する娘のために欧州チャンピオンのスパーリング相手になるという危険な仕事を選ぶ。主人公を演じるのは『アメリ』でヒロインの恋する相手を演じたマチュー・カソヴィッツ。
1位『日日是好日』
[★★★★☆3.92/レビュー数:421件]
約25年間通った茶道教室の日々をつづり人気を集めた、森下典子のエッセイ「日日是好日『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」を黒木華主演、樹木希林、多部未華子の共演で映画化。母親のすすめで茶道教室へ通う大学生が茶道の奥深さに触れ、成長していく姿を描く。
日本人にしか作れない映画
11作品がランクインする中、2018年9月に急逝した女優・樹木希林が出演していることでも注目される『日日是好日』が、見事先週の初日満足度1位を獲得。
「生きていく上でのアドバイスをたくさんもらった」「樹木希林の演技は、日本が誇る人類無形遺産です!」「心が優しい気持ちになった。私もなにかを習いたくなった」「黒木華、樹木希林、お二方の一つ一つの所作がとても美しかった」「しみじみと良い作品です。日本人にしか作れない映画だなと思いました」など、本作を高く評価するレビューが投稿されています。
海外作品では、昨年の第30回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されたフランス映画『負け犬の美学』が最上位にランクインする結果となりました。
■全国動員ランキングもチェック
興行通信社調べ、2018年10月13日〜10月14日の全国動員数ランキングTOP10は以下の通り。※( )内の矢印は先週からの変動
1位(NEW)『宇宙の法 -黎明編-』[10月12日公開]
2位(NEW)『日日是好日』[10月13日公開]
3位(NEW)『ルイスと不思議の時計』[10月12日公開]
4位(↓)『プーと大人になった僕』[9月14日公開]
5位(↓)『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』[9月29日公開]
6位(→)『クワイエット・プレイス』[9月28日公開]
7位(↓)『コーヒーが冷めないうちに』[9月21日公開]
8位(↓)『パーフェクトワールド 君といる奇跡』[10月5日公開]
9位(↓)『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』[10月5日公開]
10位(→)『カメラを止めるな!』[6月23日公開]
■初日満足度ランキングとは
Filmarksの初日満足度ランキングは、前週に公開された映画を対象に、公開日から公開週の週末のFilmarksでの平均★スコア(5.0点満点)とレビュー数(Mark!数)を集計し、★スコアが高い作品から順に算出したものです。
【あわせて読みたい】
※【この秋観たい映画No.1は】10月公開映画の期待度ランキングTOP20発表
※【追悼】名優・樹木希林を代表する映画20選<ありがとう、希林さん>
※ 安藤サクラ×樹木希林「こういう役者がたくさん、これから出てくるといい」【独占インタビュー】
※本ランキングは公開日から10月15日までの★スコアが3.0以上の作品を対象としています。 ※本ランキングは公開日から10月15日までのレビュー数(Mark!数)が30件以上の作品を対象としています。※Mark!及び★スコアは、メンバー登録から一定期間Filmarksを利用しているユーザーから投稿されたものを対象にしています。※★スコアが同率の場合は、Mark!数が多い作品が上位となります。※★スコアは、映画鑑賞後に各ユーザーが★の数(5.0点満点)で評価をしたものです。 ※レビュー投稿(Mark!)は、1作品につき1人1件までです。※本記事に掲載されているFilmarksユーザーのレビューは2018年10月15日時点のものです。
(C)ANKAMA ANIMATIONS – 2017、(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC、(C)I KILL GIANTS FILMS LIMITED 2017、(C)2016 Mon Ange, All Rights Reserved.、(C)椎葉ナナ/集英社(C)2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会、(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.、(C)2017 Under the LL Sea, LLC、(C)2018 若松プロダクション、(C)2016 – UNITE DE PRODUCTION – EUROPACORP、(C)2018「日日是好日」製作委員会
※2021年12月28日時点のVOD配信情報です。