<最悪>の二文字でネットや街を賑わす黒い奴。
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そう、彼の名は『ヴェノム』。
……ヴェノム。彼を初めて知ったのは確か中学生の頃。一見、スパイダーマンみたいなのに目つきも口元も体型もやたら悪そうなキャラクターに「何だこれ??」と、引き込まれたのがきっかけだったような。
そのデザインだけが無性に好きになり、イメージだけでファンになってしまったスパイダーマンの敵役。
あれ? なんかそういうの昔見たことあるよ?って方に最初に言っておきます。今回の映画はかつて『スパイダーマン3』(07)に出てきたアレとは全く別物です。もちろんつながりなんて一切ありません(多分)。フラットな状態でご鑑賞ください。
ヴェノムって何?
地球外生命体シンビオート+元新聞記者エディ・ブロック=ヴェノム
原作の設定によると、なんやかんやあってスパイダーマンが宇宙で手に入れた黒いスーツが元凶。地球に持ち帰えられしばらく愛用されるも、意思を持つ地球外生命体であることが発覚しひっぺがされちゃう。しかし、スーツは寄生中に、スパイダーマンに似た能力を獲得していた。
その地球外寄生生命体の名はシンビオート。
宿主を失ったシンビオートは、スパイダーマンを逆恨みするやたらガタイのいい元新聞記者エディ・ブロックと合体。その結果……
出典:https://ulaken.exblog.jp/28755270/
スパイダーマンみたいな目をしているのに
耳(耳があるのか?)まで避けた口、
むき出しの歯茎に並ぶ無数の牙、
所構わず垂らしまくる緑のヨダレ、
異様に長い真っ赤な舌、
デッサン狂ってるんじゃないかってくらいゴリマッチョなプロポーションの黒いヴィランが、1988年に誕生。
しかも、シンビオート、エディ・ブロック双方の意識があるため一人称が “WE(俺達)”。なので、自己紹介は “We are Venom. ”。
『スパイダーマン3』に登場
スパイダーマンの長い連載の中でも後発キャラクターのヴェノム。満を持して2007年、最初のスパイダーマン映画シリーズの三作目であり、シリーズ最後の作品となった『スパイダーマン3』に登場! 正直、メッチャ期待した。しかし、スクリーンに出てきたのは……
無数の牙があって、黒くてやたら凶悪そうだけど、全然マッチョじゃない……もはや、ヴェノムっぽい何か?というのも、劇中誰も本人(達?)でさえもこのキャラクターをヴェノムって言わない。当然一人称も“We”ではなく“I”。
あれはあれでカッコよかったけど、正直言って似て非なるものという印象。
ちなみに、写真を捏造した自分に完全に非があってクビになったのに、全く悔い改めないどころかゴリゴリに逆恨みするエディ役は『プレデターズ』で殺人鬼なお医者さん役をやっていたトファー・グレイス。
そんな『ヴェノム』が遂に単独映画化
その後『アメイジング・スパイダーマン』の時にも単独作品の話が出たかと思ったら、アメスパシリーズ自体が2作目で打ち切られ、いつの間にか自然消滅。
そんな、なかなか現実に至らなかった『ヴェノム』の単独映画が遂に公開! しかも演じるのは、あの“トムハ”ことトム・ハーディ!
出典:https://filmaga.filmarks.com/articles/2000
予告で観る限り、牙だらけだし、舌も長いし、体型もムッチムチ!
しかも、 “We are Venom. ” って、一人称複数主格使ってる!
今後スパイダーマンとの絡みはあるのか?
映画を製作しているのは、スパイダーマン関連作品の権利を持っているソニーピクチャーズ。ただ今回のヴェノムの能力は予告を観る限りスパイダーマン由来じゃなさそう……? でも、今後スパイダーマン(トムホことトム・ホランド)が合流するとかしないとか。だからR指定じゃなくPG13になったんだとか。
否が応にも期待が高まる!
すでにロシアでソニー・ピクチャーズ史上最大の記録を叩き出したという本作、日本ではいよいよ11月2日(金)公開です!
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