生田斗真主演映画『渇水』豪爆の滝の前に佇む主⼈公・岩切の場⾯写真公開

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河林満による名篇「渇⽔」を原作に、『凶悪』(13)、「孤狼の⾎」シリーズ(18、21)などの映画監督・⽩⽯和彌が初プロデュースを務め映画化された『渇水』の場⾯写真が公開された。

【場⾯写真】『渇水』(2023)

⽔道料⾦を滞納する家庭の⽔を停めて回る業務に就く⽔道局員の主⼈公・岩切俊作が、⼼の渇きにもがきながらも“⽣の希望”を取り戻していく姿を描いた本作。⼈と⼈の関係が希薄になってしまった現代社会に、真の絆とは何かを問いかけ、⽣への希望を照らし出す。

今回公開となった場⾯写真は、⽣⽥⽃真演じる主⼈公・岩切が滝の前で佇む、本作の⾒どころのひとつとなっているシーンを切り取ったもの。「⽔を⽌める」という仕事をしている岩切が、巨大な“⽔”の力を⽬の当たりにし、岩切の中で何かが起こる。

「スタッフには、⽔が勢いよく⼤量に落ちてくる⾼さのある滝で、周りの⽊々に光が差し込んで、岩切の⼼象⾵景を表現できるような場所を探してほしいと難題を出しました。⽔とは何だろうと観る⼈に考えてもらう、重要なシーンでもありましたので。」と、この“滝”にはこだわったという髙橋監督。⾬続きの撮影だったが、晴れ男の⽩⽯和彌企画プロデューサーが新型コロナウイルスの療養明けに現場に顔を出すことができ、晴れ間が出たことで作品のハイライトとなるシーンが出来上がったという。

⼼の渇いた岩切が、給⽔制限の夏に幼い姉妹と出会い、そして、この豪爆の滝を⽬の前にし、どう変わっていくのかー? 岩切が選んだ思いがけない⾏動とは。『渇水』は、2023年6月2日(金)全国公開。

渇水』あらすじ

⽇照り続きの夏、市の⽔道局に勤める岩切俊作(⽣⽥⽃真)は、来る⽇も来る⽇も⽔道料⾦が滞納する家庭を訪ね、⽔道を停めて回っていた。県内全域で給⽔制限が発令される中、岩切は⼆⼈きりで家に取り残された幼い姉妹と出会う。蒸発した⽗、帰らなくなった⺟親。困窮家庭にとって最後のライフラインである“⽔”を停めるのか否か。葛藤を抱えながらも岩切は規則に従い停⽔を執り⾏うが……。

原作:河林満「渇⽔」(⾓川⽂庫刊)
監督:髙橋正弥
脚本:及川章太郎
出演:⽣⽥⽃真、⾨脇⻨、磯村勇⽃、⼭﨑七海、柚穂、宮藤官九郎、宮世琉弥、吉澤健、池⽥成志、篠原篤、柴⽥理恵、森下能幸、⽥中要次、⼤鶴義丹、尾野真千⼦
配給:KADOKAWA
公式:https://movies.kadokawa.co.jp/kassui/

(C)「渇水」製作委員会

※2023年5⽉19⽇時点の情報です。

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