『わたしは最悪。』の脚本家エスキル・フォクト監督作、北欧発のサイキック・スリラー『イノセンツ』7月28日公開決定

Filmarks公式

NEWS FLASH

北欧の新たなる鬼才、『テルマ』(17)、『わたしは最悪。』(21)などの脚本家エスキル・フォクトの長編監督2作目となるサイキック・スリラー「THE INNOCENTS」(英題) の邦題を『イノセンツ』として、2023年7月28日(金)に公開されることが決定。この度、場面写真が公開された。

【公開決定】『イノセンツ』(2021)


(C)Mer Film

ミッドサマー』(19)、『ハッチング―孵化―』(22)、『LAMB/ラム』(21)など、映画ファンの心を掴んで離さない北欧スリラー。本作の舞台はノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友達になった4人の子供たちは、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。近所の庭や遊び場で新しい力を試す中で、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめる。

本作は第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、2022年ノルウェーのアカデミー賞と称されるアマンダ賞で、監督・撮影・音響・編集の4部門を受賞。世界の映画祭で16映画賞を受賞し、アメリカの批評家サイト「RottenTomatoes」では満足度96%を獲得した。

監督を務めたのは、『わたしは最悪。』(21)で第94回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたエスキル・フォクト。ヨアヒム・トリアー監督の右腕として、これまで『母の残像』(15)、『テルマ』(17)、『わたしは最悪。』(21)の共同脚本を手がけてきた。

団地を舞台に子どもがサイキック・バトル繰り広げる大友克洋の「童夢」からインスピレーションを受けたという本作。「大友監督の世界は非常にリアルでありながら、スタイリッシュ。作品作りにおいて非常にインスピレーションを得ました。」と語るフォクト監督の言葉の通り、設定や描写だけでなく映像からは張り詰めた緊張感やおぞましさが感じられ、不吉な世界の踏襲に成功している。

【場面写真】『イノセンツ

また、この度公開されたのは、主人公の少年少女を捉えた場面写真11点。無垢な子どもたちの目に映るのは無邪気さか、それとも狂気か? どの写真からも、超能力を秘めた子どもたちの不穏な危うさが垣間見える。


(C)Mer Film

(C)Mer Film

(C)Mer Film

(C)Mer Film

(C)Mer Film

(C)Mer Film

(C)Mer Film

(C)Mer Film

(C)Mer Film

(C)Mer Film

イノセンツ』は、2023年7月28日(金)新宿ピカデリーほか全国公開。

イノセンツ』あらすじ

原題/英題:De uskyldige/THE INNOCENTS
監督・脚本:エスキル・フォクト
撮影監督:シュトゥルラ・ブラント・グロヴレン
出演:ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム、サム・アシュラフ、エレン・ドリト・ピーターセン、モーテン・シュバラ
製作国:ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン
公式:https://longride.jp/innocents

(C)2021 MER FILM, ZENTROPA SWEDEN, SNOWGLOBE, BUFO, LOGICAL PICTURES

※2023年6⽉21⽇時点の情報です。

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS