各国の映画祭を席巻した新感覚ホラー『ファミリー・ディナー』の特報映像が公開された。
【予告編】『ファミリー・ディナー』(2023)
イースター(復活祭)の直前。体型にコンプレックスを持つ10代の少女シミーは、減量の手助けをしてもらうため、著名な料理研究家の叔母クラウディアの元を訪ねる。そこには、悪夢のような日々が待ち構えていた……。
監督は、巨匠ミヒャエル・ハネケも講師を務めるオーストリアの名門ウィーン・フィルムアカデミー出身の新鋭ペーター・ヘングル。家庭内の目に見えぬ暴力性、ルッキズム、食と祝祭における宗教観の変化といった今日的な題材を、静謐かつスリリングな物語に昇華させた。
この度予告編が公開された。見た目にも美しい料理が登場する中、それ以上に印象的なのは、叔母一家の不気味な存在感。華やかなはずの祝祭で少女が体験する恐るべき悪夢とは……。
【本ヴィジュアル】『ファミリー・ディナー』
同じく解禁となる本ヴィジュアルは、豪勢な料理を前に笑顔をたたえている主人公のシミ―がメインとなったもの。おとぎ話を想起させるような可愛らしさを感じるものの、よく見るとそこかしこに不穏な血の跡が……。
『ファミリー・ディナー』は、2023年12月8日(金) 新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。
『ファミリー・ディナー』あらすじ
ふくよかな体型に自信の持てない10代の少女シミーは、復活祭(イースター)の休暇を利用して、有名な料理研究家で栄養士の叔母クラウディアの元を訪ねる。シミーは叔母が健康的なダイエットの力になってくれると期待していたが、叔母の食事指導は思いのほか過激なものだった。更には、不可解なほど敵意を剥き出しにしてシミーに嫌がらせを繰り返す従兄弟のフィリップ、そして得体のしれない叔母の新しい夫・シュテファンの存在がシミーの不安を掻き立てる。そして不気味な家族によるイースターの祝祭が1日また1日と近づくに連れ、美しい料理に彩られた食卓は徐々に悪夢へと変わってゆく。
監督・脚本:ペーター・ヘングル
出演:ピア・ヒアツェッガー、ニーナ・カトライン、ミヒャエル・ピンク、アレクサンダー・スラデック
配給:クロックワークス
公式:https://klockworx-v.com/dinner/
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※2023年11⽉10⽇時点の情報です。