毎月13日にB級映画とホラー映画をご紹介させていただいております、やすゆきです。
2019年より生活拠点を東南アジア中心に海外へ移転しました。海外の生活では風習や文化の違いに驚きの毎日です。そして、それは映画館も一緒。
そこで私が滞在している国や地域の映画館情報をご紹介させていただきます。
現在地
2019年の2月より私はインドネシアのバリ島に滞在しています。日本から約7時間で行ける言わずと知れた南国のリゾート地。
バリ島は、首都ジャカルタがあるジャワ島の東側に位置しています。
地図で見るとココですね。
というわけで、第1回はバリ島の映画館情報を調査してみました。
バリ島 映画館情報
バリ島は島の南に位置する都市デンパサールを中心とした観光地。ビーチやショッピングエリアの他にものどかな田園地帯が広がり、北部には3,000メートル級の火山があったりと魅力満載の島です。
映画館はというと、デンパサールを中心に確認できただけでも6館ありました。
今回は、空港近くのショッピングモール内にある、観光客にも行きやすい映画館をご紹介します。
こちらが映画館のあるショッピングモール「リッポー・モール・クタ」です。
南国らしい開放感のあるショッピングモールで、映画館の他にもアパレルショップやお土産店、レストランやスーパーマーケットなどたくさんの店舗が入っております。
ングラ・ライ国際空港から徒歩でも行ける、海に近いエリアに建っています。
そしてこちらがリッポー・モール・クタ内にある映画館「CINEMAXX」です。
CINEMAXXはインドネシアでも有名な大型映画館でバリ島だけでも3館あります。(残念なことに撮影許可が取れなかったので写真はココまで!)
上映作品
映画館を訪れた2月下旬、CINEMAXXではこのような作品が上映されていました。
・『アリータ:バトル・エンジェル』
・『レゴ(R)ムービー2』
・『グリーンブック』
・『ハッピー・デス・デイ』
・『リビング・デッド・サバイバー』
(その他、ローカルの恋愛映画やタイ製作のホラー映画が上映)
さらに別の映画館では『ドラゴンボール超 ブロリー』も! 日本映画も度々公開されているようです。ハリウッド映画は日本よりも封切が早いケースもあるので、うらやましいですね。
チケットの料金
インドネシアでは「インドネシア・ルピア(Rupiah)」という通貨が使われています。1ルピアは日本円で約0.008円と少し分かりにくいのですが、よく使われる10,000ルピアで大体80円くらいです。
映画のチケット料金は以下の通り。他の映画館も大体同じくらいの値段です。
<2D映画>
・月~木曜日:35,000ルピア(約280円)
・金曜日:40,000ルピア(約320円)
・土日:50,000ルピア(約400円)
<3D映画>
・月~木曜日:40,000ルピア(約320円)
・金曜日:45,000ルピア(約360円)
・土日:55,000ルピア(約440円)
日本と比較するとだいぶ値段が安く、月曜日から木曜日がお得なのは嬉しいですね。これはぜひ、日本でも導入してほしいです。
さらにCINEMAXXでは「CINEMAXX GOLD」という特別なシアターも! 専用のカウンターでチケットを購入し、上映開始までは綺麗なラウンジで上映まで待機することができます。
せっかくなので私はこのCINEMAXX GOLDで鑑賞してみました。
チケットもシックなケース付きの豪華バージョン。
さらに驚いたのがシアターの座席です。フカフカのリクライニングソファにブランケット付き!
CINEMAXX GOLDの席数はひとつのシアターに20席ほどしかなく、かなり贅沢な環境で鑑賞することができました。シアター内の写真撮影はできませんでしたが、映画『ゾンビランド』に出てくるビル・マーレイのホームシアターのような感じでした!(伝わりますかね)
しかしその分、チケット代は100,000ルピア(約800円)~200,000ルピア(約1,600円)と通常のシアターに比べるとかなり高額な設定……。こちらも平日・休日で値段が変わります。
平日の午前中ということでお客さんは私だけ。貸し切りで楽しむことができました。
映画のお供
日本ではポップコーンが定番ですが、果たしてバリ島ではどうなのか。
早速、売店でスタッフさんのオススメを注文してみると……
やはりポップコーンでした。
人気のオススメ味は「キャラメルとソルトのハーフ&ハーフ」。こちらも何だか日本と似ていますね。
その他にも「バナナ ナゲット」というローカルなメニューがあったので、コーラと合わせて注文してみました。
お値段は
・ポップコーン(キャラメル&ソルト):450,000ルピア(約360円)
・バナナ ナゲット:350,000ルピア(約280円)
・コーラ:300,000ルピア(約240円)
味はどちらも美味しかったのですが、チケット代に比べると少し割高な感じがしますね。
また日本の映画館では定番と言っていい、おなじみのパンフレットやグッズの販売はありませんでした。あまり需要がないのでしょうかね。
近隣情報
リッポー・モール・クタ周辺は空港からも近く、観光客で賑わっています。また素敵なお店がいくつも並ぶエリアで買い物好きの方にはオススメです。
日本人も多く滞在していますので安心して買い物を楽しめますが、お土産店の客引きが多いのでその点は少し疲れました……。
またショッピングモール内のレストランやオシャレなカフェで食事をとると、日本とほぼ変わらない値段になってしまいますので、屋台や食堂などローカルなお店をオススメします。
リッポー・モール・クタの近くにも素敵なローカル食堂があり、入ってみました。
このボリュームで約250円!!!
味もエキゾチックでスパイシー! やっぱり東南アジアの旅は食堂や屋台に限りますね。
バリ島 映画館のまとめ 〜CINEMAXXの場合〜
・平日だとチケット代がかなりお得に
・VIPなシアターがある
・映像や音響は日本とほぼ変わらない
・ポップコーンやドリンクはちょっとお高め
・食事はローカルな食堂がオススメ
以上、やすゆきの【世界の映画館を巡る ~インドネシア・バリ島編~】でした!
次回はマレーシア・クアラルンプールの映画館を巡る予定です。どうぞお楽しみに。
Photo credit: Tiomax80 on Visualhunt.com / CC BY