主演・ピエール瀧×監督・小林且弥「ある男」の決別と再生を描く『水平線』3月1日公開決定・ティザーポスターなど解禁

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ピエール瀧の主演最新作『水平線』が、2024年3月1日(金)より公開されることが決定。併せて、ティザーポスターとコメントが公開された。

【公開決定】『水平線』(2024)

舞台は福島県のとある港町。高齢者や生活困窮者を相手に散骨業を営む井口真吾は、震災で妻を失い、心に傷を抱えたまま立ち止まっていた。

監督を務めるのは、2001年より俳優として活動し『あゝ、荒野』(2017)、『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(2016)などに出演してきた小林且弥。本作が自身初の監督作品となる。

主人公・井口真吾を演じるのはピエール瀧。白石和彌監督作『凶悪』(2013)でヤクザの舎弟役として共演したことをきっかけに、本作への出演が決まった。真吾の一人娘で、水産加工工場で働く奈生役には、『青葉家のテーブル』(2021)や広告・CMなどで幅広く活動する栗林藍希。共演には足立智充内田慈押田岳円井わん渡辺哲ら実力派キャストが集結。

公開されたティザーポスターは、静かにうつむく真吾の表情を捉えた印象的なビジュアルとなっている。悲しみとも諦めともつかない複雑な感情を秘めた表情が、真吾の心の葛藤を感じさせ、この先に待つ波乱の物語を予感させる。

【コメント】『水平線』

併せて、本作の主演を務めるピエール瀧と小林且弥監督のコメントも公開された。

主演:ピエール瀧

映画『凶悪』で、僕の舎弟役をやっていた小林且弥くんから「自分が監督で映画を撮るので瀧さん主演をやってください」と突然の依頼。「これは断ったらいけないやつだ」と、即答で引き受けさせてもらったら、福島の散骨業者とその家族をめぐる、魅力的で素晴らしい脚本が送られてきました。それから数週間。暖かい雰囲気に包まれながらあっという間に撮り終えた本編は、観る人の心を揺さぶる素晴らしい作品に仕上がりました。小林監督の作品に携われた喜びと充実感と共に、協力してくださった相馬の皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。

監督:小林且弥

ある男の決別と再生の物語です。きっかけは福島で知り合った方々の声でした。すれ違い続ける個人の声と正しさを振りかざした外からの声。事実の共有が困難な時代だからこそ、彼らの想いや信念、前を向く姿を可視化できないだろうか。そんな衝動のみが出発点となったこの作品は、僕が最も信頼する俳優、ピエール瀧さんが引き受けてくれたことで一気に動き始めました。寛容さと寂しさを感じさせるその広い背中は主人公の心情と見事に重なり、初監督作品の手応えを感じさせてくれるものでした。共に作品を作ってくださったキャスト・スタッフ、そして撮影に協力してくださった相馬の方々に感謝いたします。

『水平線』は、2024年3月1日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー。また、本作の舞台である福島県福島市のフォーラム福島では2023年12月8日(金)より先行公開。

『水平線』あらすじ

福島県のとある港町を舞台に、大切な人ときちんとお別れできないまま、立ち止まってしまった、ある親子の物語。

監督:小林且弥
出演:ピエール瀧、栗林藍希、足立智充、内田慈、押田岳、円井わん、高橋良輔、清水優、遊屋慎太郎、大方斐紗子、大堀こういち、渡辺哲
配給・宣伝:マジックアワー

(C)2023 STUDIO NAYURA

※2023年10⽉12⽇時点の情報です。

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