蜘蛛の巣を払う女』がついにリリース。
デヴィッド・フィンチャーは監督から製作総指揮へ。「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレスが監督に就任
また、前作で監督を務めたデヴィッド・フィンチャーは、今作では製作総指揮を担当。監督は『ドント・ブリーズ』で頭角を現したフェデ・アルバレスが新たに就任した。『ドント・ブリーズ』で見せた緊張感のある演出は、本作でも健在。スピーディなアクションシーンと張り詰めたドラマシーン、ちょっとだけほっこりできる恋愛ムードシーンや子どもとの会話シーンなど、見事なコントラストで魅せた。モノトーンに抑えた映像も、鮮烈な印象をあたえてくれる。
- ■「ミレニアム」シリーズとは言え、原作者、監督、出演者全部変わっているけど、D フィンチャーが製作に加わっているので、前作同様北欧の湿度が高い曇天な感じが踏襲されて、見る前から興奮度マックス、見終わって満足度マック(alecさん)
- ■物語のクライマックスに関連するからか、冒頭から『女性を救うダークヒーロー』をハッキリと描いていた。孤高なリスベット、彼女とミカエルの再会、そしてチーム戦へと物語はグラデーションのように色を変えていく。そこを観てほしい。前作を観てなくても楽しめるし、比べる必要は全くない。その都度の監督の作家性を味わうのが映画体験。(マイルドスピードさん)
新生リスベット・サランデルはクレア・フォイ!
主人公はリスベット・サランデル。背中にドラゴンのタトゥーを入れた天才ハッカーで、ボンデージファッションとベリーショートヘア、鼻&眉ピアスという、唯一無二のスタイルが印象的な女性だ。超一流のハッカーとして情報収集能力は抜群で、見たものをすべて記憶する映像記録能力を持っている。スウェーデン版ではノオミ・ラパス(『プロメテウス』)、前作『ドラゴン・タトゥーの女』ではルーニー・マーラ(『キャロル』)が演じたリスベットを、本作ではクレア・フォイ(『ファースト・マン』)が演じている。
- ■期待以上に面白かったです。リスベット(現在)の登場シーンは完璧なかっこよさ。加えて強敵カミラの不吉な登場シーンもよかったです。(manhemohankuyuさん)
- ■ドラゴンタトゥーの続編でキャストとスタッフ総入れ替えが不安だったけど全く問題なくぶっちぎりのアドレナリン。血の通っていない脚本と情け容赦ないアクション、緊迫感のある音楽と撮影、役者の演技の全てが素晴らしく終始釘付け。私個人として下馬評とかどうでもいいぐらいハマった。傑作。(matsuitterさん)
- ■>初めはルーニーマーラじゃないリスベットに凄い抵抗感じたけど、クレアフォイのリスベットめちゃくちゃかった。DV男を制圧する強い女最高すぎたリスベットは私の理想で最高で完璧な女(優美夏さん)
リスベット・サランデルの過去とは…。“女を憎む男”に復讐を果たす黒い天使
このリスベット・サランデルには、実は壮絶な過去がある。父親から虐待を受けて育った彼女は、彼から逃げるため、12歳の時に父に火をつけて精神病院に隔離されたのだ。さらにその精神病院の医師や彼女の後見人からも性的虐待を受けており、一時は責任能力のない、“無能力者”として後見人の監視下にあった。そんな過酷な環境を生き抜いた彼女は、雑誌「ミレニアム」を発行するジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストやハッカー仲間の親友・プレイグと共に彼女を陥れる陰謀を裁判で暴き出し、名誉を取り戻したのだ。彼女の敵は、すべての“女を憎む男”。本作冒頭でも、彼女はある“女を憎む男”を痛めつけ、彼の妻と娘を虐待の日々から救い出している。
- ■イーサンハントより、キングスマンより、ワンダーウーマンより、かっちょえぇ~女戦士の物語。サスペンスアクション映画として、もう、めちゃくちゃ超絶、、面白い!!(ダースペーターさん)
- ■ドラゴンタトゥーの女のシリーズ最新作。最近のサスペンスで1番だと思います。寒々しさのなかの生々しさが何とも言えないシリアスさをかもしだす。とにかく、面白い!面白い!!(shuntaさん)
- ■リスベットのクールビューティが光る秀作。スリル満載のサスペンスアクションで終始ハラハラドキドキ。前作とキャストを一新してどうなるか楽しみでしたが期待を上回る出来映えに息つく暇もないほど引き込まれました。(タイガー力石さん)
これまでのリスベットのイメージを覆すアクションシーンは必見!
本作『蜘蛛の巣を払う女』では、クレア・フォイ演じるリスベットは、これまでのリスベットのイメージを覆す激しいアクションを見せている。追っ手から逃げるためにバイクやスポーツカーで疾走し、襲い来る男と激しく格闘する。数々の試練を経て精神的に強くなったリスベットは、フィジカル面も鍛え上げ、屈強な男とも戦える“ファイター”へと成長しているのだ。
- ■これは面白い!最近この手のスパイアクション観ていなかったので久々で新鮮に感じた。派手なMiシリーズとは違って007よりのシリアスなアクション。とにかく先の展開が待ち遠しくて? ??クワクドキドキ。(オスカルフランソワドジャルジェさん)
- ■ミレニアムの緊張感高くフェティッシュな世界観も構築し、サスペンスアクション映画としてのエンターテイメント性も発揮して、全編とても緊張感もって楽しめました。負と背徳の連鎖の背景とか、北欧のあの色味の少ない世界に黒と赤の映えた色彩とか、説明台詞の少なさとか、終始SM的な要素とハードボイルドを備えた演出とか、この世界観好きなんですよね。(かわちゃんさん)
双子の妹・カミラ、初登場。血も凍る復讐劇が待ち受ける
本作には、そんなリスベット・サランデルを憎む女性が登場する。その女性こそが、彼女の双子の妹であるカミラだ。リスベットが父親のもとから逃げ出した後も、カミラは一人父親のそばに残された。自分を置いて逃げたリスベットを憎むことで自分を保ってきた彼女は、リスベットに復讐を仕掛けていく。彼女のアパートメントを爆破し、スウェーデンの公安警察にも彼女を追わせ、とらえた彼女を巨大なゴムで包んで空気を抜き…。“女を憎む男”への復讐者であるリスベット・サランデルへ、凄惨な復讐を行うのだ。“女を憎む男”によって引き裂かれた二人の運命が、どのように交わりどのような決着を見せるのか…、交差する二人の運命を見届けて欲しい。
映像特典には作品の舞台裏が満載
ブルーレイには約1時間の映像特典が収録されており、フェデ・アルバレス監督とスタッフによる音声解説のほかリスベットに抜擢されたクレア・フォイのインタビュー、未公開シーンや前作よりスケールアップしているアクションシーンの舞台裏、世界観の再現の舞台裏など盛りだくさんの内容は必見。特に今回“新生リスベット”として役に挑んだクレア・フォイのインタビューは必見で、役へのこだわりや意気込み、原作やシリーズへの愛が存分に感じられる内容になっている。また、アクションシーンの舞台裏は手に汗握る迫力満点のシーンがどのようにして撮られていたのかを垣間見ることができ、特典を見た後にまた本編を見ると違った楽しみ方が出来ること間違いない。
- ■続編はないのかなと思っていたらきましたね。クスッと笑えるところもあり。でもほとんどハラハラしながら観てました。最後はうるっときて何とも言えない気分。良かった。大満足の時間でした。(ちくわさん)
- ■見終わったあと今年一番の晴れやかな気持ちになった。目が輝いていた(多分)クレア・フォイはとても美人でよかった。(eimiさん)
- ■とても上質なミステリーサスペンス。バイクスタントも声を出したくなるほどカッコ良い。(yasuさん)
◆『蜘蛛の巣を払う女』 information
発売日:6月5日ブルーレイ&DVDリリース
配給:ソニー・ピクチャーズ
公式サイト:https://www.sonypictures.jp/he/2119167
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