第76回カンヌ国際映画祭のワールドプレミア上映され、世界の度肝を抜いた戦国スペクタクル映画『首』。
本記事では、映画『首』のあらすじ&キャスト情報、見どころをまとめてご紹介します。
『首』(2023)あらすじ
天下統一を掲げる織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい戦いを繰り広げていたが、その最中、信長の家臣・荒木村重が反乱を起こし姿を消す。信長は羽柴秀吉、明智光秀ら家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じる。秀吉の弟・秀長、軍司・黒田官兵衛の策で捕らえられた村重は光秀に引き渡されるが、光秀はなぜか村重を殺さず匿う。村重の行方が分からず苛立つ信長は、思いもよらない方向へ疑いの目を向け始める。だが、それはすべて仕組まれた罠だった。果たして黒幕は誰なのか?権力争いの行方は?史実を根底から覆す波乱の展開が、 “本能寺の変”に向かって動き出す……。
『首』キャスト情報
羽柴秀吉/北野武(ビートたけし)
織田信長の跡目を虎視眈々と狙い“本能寺の変”を策略する。
その他キャスト
明智光秀/西島秀俊
謀反を起こした荒木村重を匿い、忠誠を誓っていた信長の首を狙う。
織田信長/加瀬亮
狂気を纏う天下人。自身の跡目を餌に、家巨の秀吉・光秀らに謀反人・村重の捜索を命じる。
難波茂助/中村獅童
元百姓。秀吉に憧れ、侍大将に成り上がる。野望のため戦に身を投じることになる。
曽呂利新左衛門/木村祐一
元甲賀忍者の芸人。謀反人・村重を偶然捕らえ、秀吉に仕えることに。
荒木村重/遠藤憲一
有岡城主。信長に反旗を翻す謀反人。光秀とは知らざれられる関係が……。
斎藤利三/勝村政信
光秀の家巨。備中から引き返してきた。秀吉との山崎の戦いに参戦する。
般若の左兵衛/寺島進
甲賀の里・荒張の森のリーダー。新左衛門と茂助に出会う。
服部半蔵/桐谷健太
伊賀の忍者。家康に仕える。
黒田官兵衛/浅野忠信
秀吉を天下人にすべく知略を巡らす軍師。
羽柴秀長/大森南朋
秀吉の弟。官兵衞と共に秀吉を支える。
安国寺恵瓊/六平直政
毛利軍の清水宗治に仕える僧侶。
間宮無聊/大竹まこと
千利休に仕える。
為三/津田寛治
茂助の幼馴染。
清水宗治/荒川良々
備中高松城主。備中高松城の戦いで秀吉と対陣する。
森蘭丸/寛一郎
信長の小姓として召し抱えられる。
弥助/副島淳
宣教師の従者。信長の家臣として召し抱えられる。
徳川家康/小林薫
村重の反乱の黒幕と信長に疑われ、命を狙われる。
千利休/岸部一徳
表向きは茶人だが、裏で暗躍する。
スタッフ
◼︎監督・脚本・編集:北野武(ビートたけし)
◼︎原作:北野武(ビートたけし)「首」(角川文庫/KADOKAWA刊)
『首』見どころ
戦国時代を舞台に、天下統一の裏にある人間の業や恨みを壮大なスケールと迫力で描く本作。北野武(ビートたけし)の解釈を交えた“本能寺の変”は、今までに刷り込まれた歴史感を根本から覆す衝撃の展開となっている。日本を代表する超一流俳優人たちが名将や忍、農民までを好演し、息を呑むような緊迫感漂う戦国時代の人間模様を体現している。
監督・脚本、そして主演を務めるのは、『HANA-BI』(1997)でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞するなど、数々の歴史的快挙を達成してきた北野武(ビートたけし)。自ら羽柴秀吉を演じ、“本能寺の変”を策略する秀吉の虎視眈々とした姿を、唯一無二の雰囲気で体現する。第76回カンヌ国際映画祭での上映後には、惜しみない拍手と歓声が巻き起こり、約5分にも及ぶスタン
キャスト陣には、日本を代表する俳優陣の面々が揃う。明智光秀を西島秀俊、織田信長を加瀬亮、秀吉に憧れる百姓・難波茂助を中村獅童、秀吉を支える軍師・ 黒田官兵衛と弟の羽柴秀長を、浅野忠信と大森南朋らがそれぞれ演じる。他にも木村祐一、遠藤憲一、桐谷健太、小林薫、岸部一徳らが、歴史上の重要人物を好演する。
信長の跡目を狙う、波乱の戦国映画『首』。是非、この機会にチェックしてみては?
『首』作品情報
◼︎上映日:2023年11月23日(木)
◼︎配給:東宝、KADOKAWA
◼︎公式HP:https://movies.kadokawa.co.jp/kubi/
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※2023年11月2日時点の情報です
※最新の配信状況は、各動画配信事業者の公式サイトにてご確認ください。