町田そのこによるベストセラー小説を実写映画化した『52ヘルツのクジラたち』の場面写真とキャラクター写真が公開された。
【場面写真】『52ヘルツのクジラたち』（2024）
舞台は海辺の街。物語は主人公・貴瑚が、虐待され声が出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会うことから始まる。貴瑚は自身の声なきSOSを聴き取り、救い出してくれた安吾とのかけがえのない日々に想いを馳せ、あの時聴けなかった声を聴くために、もう一度立ち上がる。
＜52ヘルツのクジラ＞とは、他の仲間たちには聴こえない高い周波数で鳴く世界で1頭だけのクジラのこと。そんな「世界で最も孤独なクジラ」たちにも、その声なき声に耳をすませてくれる相手がきっといる、と切なる想いの先に希望の光を届けてくれる、愛の物語。
主演は、『湯を沸かすほどの熱い愛』（2016）、『市子』（2023）で圧倒的な演技力をみせる杉咲花。監督は『八日目の蝉』（2011）をはじめ、様々な形の家族を見つめてきた成島出。原作者・町田そのこは、「自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました」とコメントし、切なくも愛おしい世界観に期待が高まる。
そして今回、11点の場面写真と10点のキャラクター写真が解禁された。新たな人生を歩く貴瑚が「ムシ」と呼ばれる少年と出会うシーンをはじめ、岡田安吾（志尊淳）とのかけがえのない日々、高校時代からの親友・牧岡美晴（小野花梨）との仲睦まじい様子や、初めての恋人・新名主税（宮沢氷魚）との場面、安吾とその母親が手を握り合うシーンなど、貴瑚の人生に交差する人々が映し出されている。
【キャラクター写真】『52ヘルツのクジラたち』
『52ヘルツのクジラたち』は、2024年3月1日（金）TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー。
『52ヘルツのクジラたち』あらすじ
ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えないアンさんとの日々だった。
原作：町田そのこ「52ヘルツのクジラたち」（中央公論新社）
監督：成島出
出演：杉咲花、志尊淳、宮沢氷魚、小野花梨、桑名桃李、余貴美子、倍賞美津子
配給：ギャガ
公式：https://gaga.ne.jp/52hz-movie/
（C）2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
※2024年1⽉26⽇時点の情報です。
