【第96回アカデミー賞 脚本賞受賞】映画『落下の解剖学』の評価は?Filmarksユーザーのスコア&感想をあらすじ・キャスト情報と一緒に紹介!【ネタバレ無し】

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なつほ

第96回アカデミー賞で脚本賞を受賞した『落下の解剖学』。あらすじ&キャスト情報、見どころとともに、Filmarksユーザーの評価とレビューをご紹介します。

第96回アカデミー賞で脚本賞を受賞した『落下の解剖学』。他にも第76回カンヌ国際映画賞でパルムドール受賞、第81回ゴールデングローブ賞では作品賞、非英語作品賞の2部門を受賞と、数多くの賞を席巻中。

本記事では、あらすじ&キャスト情報、見どころとともに、国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)ユーザーが投稿した★スコアやMark!数、映画のレビューをご紹介します。(レビューは一部抜粋)

落下の解剖学』(2023)あらすじ

人里離れた雪山の別荘で男が転落死した。当初は事故と思われていたが、捜査が進んでいく中でベストセラー作家の妻サンドラに容疑がかかり、裁判にかけられる。事件の真相を追っていく中で証人や検事によって、これまで隠されていた夫婦の秘密や嘘が明るみになっていく。そして現場に居合わせた唯一の目撃者、視覚に障がいを持つ息子のダニエルが証人として出廷するが……。

『落下の解剖学』キャスト情報

サンドラ/ザンドラ・ヒュラー

雪山の別荘で転落死した男の妻。ベストセラー作家であり、夫の殺人容疑がかけられる。

ヴァンサン/スワン・アルロー

過去にザンドラと付き合いがあった弁護士。ザンドラから助けを求められる。

ダニエル/ミロ・マシャド・グラネール

ザンドラの息子。事件の唯一の目撃者であるが、視覚障がいがある。

その他キャスト

検事/アントワーヌ・レナルツ

サミュエル・セイス

サーディア・ベンタイブ

スタッフ

◼︎監督:ジュスティーヌ・トリエ

◼︎脚本:ジュスティーヌ・トリエアルチュール・アラリ

◼︎原題:Anatomie d’une chute/Anatomy of a Fall

みんなの評価は?
Filmarksユーザーのレビューをピックアップ

アカデミー賞で脚本賞を受賞した本作。日本では作品はどのように評価されているのか? Filmarksに寄せられたレビューをご紹介します!

『落下の解剖学』★ 3.8/Mark!10045

 

今年一の脚本構成力。劇場内が一般傍聴の席と化してて凄まじい体験でした。

まったく隙がない脚本と演出、キャスト陣の演技に、最後のワンシーンまで目が離せず終始翻弄させられた。

ずっと法廷劇が続くが全く飽きないし、役者の演技が凄すぎてずっとシーンが脳内再生されていた。

所謂法廷劇の作品としては1番好きだった。シンプルな犯人探しに留まらない脚本が本当によかった。

事の顛末よりも、事件や裁判を通して浮き彫りになる、人間の脆さや醜さに焦点を当てているのが良かった。

非常に考えさせられた。

期待を遥かに超えた面白さ。法廷を舞台に夫婦&親子・ジェンダー・障害などを加味したサスペンスドラマでした。

止めの絵のうつくしさ、手持ちカメラの不安定さ、シーンの転換……などなどすべてが映画的に気持ちよく、それがこの「リアル」な法廷劇とあいまって、すごいものを観たという感触が残る。

もうなんといっても、ワンコのスヌープがベストアクター賞ですね。彼のお芝居?が素晴らしいんです。あのシーンはどうやって撮影したのか。それほど凄い!

愛犬スヌープの演技力に驚愕

おもろすぎる……。隙がない、面白すぎる。スヌープは最優秀助演ドッグ賞受賞です。

落下の解剖学』見どころは?

夫の殺害容疑をかけられた人気作家である主人公サンドラ。知的なポーカーフェイスの下に隠されたとある秘密が裁判を通して露見していく。これまで周囲からは“仲睦まじい夫婦”とされていたイメージは崩れ、真の姿が明かされていく過程が強烈に描かれている。

夫殺しの容疑をかけられた知的な主人公サンドラを演じるのは、『レクイエム ミカエラの肖像』(06)でベルリン国際映画祭銀熊賞、『ありがとう、トニ・エルドマン』(16)ではヨーロッパ映画賞女優賞を受賞したザンドラ・ヒュラー。

監督は、長編デビュー作『ソルフェリーノの戦い』(13)で ACIDたジュスティーヌ・トリエ。

一人の男の転落死から明らかになってしまう夫婦の嘘、秘密、真実を描いた『落下の解剖学』は、2024年月2月23日(金)より劇場公開中。是非、この機会にチェックしてみては?

『落下の解剖学』作品情報

◼︎上映日:2024年2月23日(金)
◼︎配給:ギャガ
◼︎公式HP:https://gaga.ne.jp/anatomy/

(C)2023 L.F.P. – Les Films Pelléas/Les Films de Pierre/France 2 Cinéma/Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma

 

※★スコア及びMark!数は公開日から2024年3月11日12:14時点の情報です。※Mark!及び★スコアは、メンバー登録から一定期間Filmarksを利用しているユーザーから投稿されたものを対象にしています。※★スコアは、映画鑑賞後に各ユーザーが★の数(5.0点満点)で評価をしたものです。 ※レビュー投稿(Mark!)は、1作品につき1メンバー1件までです。

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