映画『違国日記』の第三弾キャスト情報と場面写真が解禁された。
【第三弾キャスト】『違国日記』（2024）
人見知りな小説家の高代槙生（35）と、その姪・田汲朝（15）の対照的なふたりの同居譚。2人の交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点で炙り出すヒューマンドラマ。
原作は、「さんかく窓の外側は夜」など多くの人気作を生み出したヤマシタトモコによる同名漫画。メガホンをとるのは、『PARKS パークス』（2016）、『ジオラマボーイ・パノラマガール』（2020）の瀬田なつき。普遍的なキャラクターたちの交流をみずみずしく切り取る演出力に定評のある瀬田が、槙生と朝のかけがえのない関係を魅力的に描き出している。
主役の高代槙生を演じるのは、昨年公開した『正欲』（2023）でこれまでのイメージを軽やかに覆した新垣結衣。新垣とW主演で田汲朝を演じるのは、オーディションで選ばれた新人早瀬憩。さらに、槙生の友人・醍醐奈々役には『さかなのこ』（2022）の夏帆、槙生の元恋人・笠町信吾役には『愛なのに』（2021）の瀬戸康史、朝の親友・楢えみり役は『少女は卒業しない』（2023）の小宮山莉渚が演じている。
そして今回、追加キャスト情報が解禁された。槙生の母・高代京子役を、舞台を中心に幅広く活躍し唯一無二の存在感を放つ銀粉蝶、槙生の姉で朝の母親・高代実里役を『エゴイスト』 （2023）の中村優子、朝のクラスメイトで秀才の森本千世役を『マイ・ブロークン・マリコ』（2022）の伊礼姫奈、朝と同じく軽音部に所属する三森役を『ジオラマボーイ・パノラマガール』（2020）の滝澤エリカ、そして後見監督人として槙生と朝の生活を見守る弁護士の塔野和成役を『PARKS パークス』（2016）ほか、瀬田監督作品常連の染谷将太が務める。それぞれがどのように槙生と朝の人生に関係してくるのかに注目したい。
【新場面写真】『違国日記』
併せて解禁となったのは、槙生と朝以外のメインキャラクターたちの姿を映し出した5点の場面写真。微妙な距離を保ちながらバスに揺れる槙生と朝、元恋人同士の槙生と笠町の2ショット、高校の入学式に参加する朝とえみり、小説を執筆中の槙生、槙生に温かい視線をむける醍醐の姿が切り取られている。ぎこちない槙生と朝のそばで間を取り持つように彩りを添えてくれる登場人物たちとの、豊かな関わりが垣間見える写真となっている。
『違国日記』は、2024年6月、全国ロードショー。
『違国日記』あらすじ
人見知りな小説家の槙生まきお（35）と、その姪・田汲朝（15）。朝の両親が亡くなったことをきっかけに、本来交わることのなかった槙生と朝の奇妙な生活がはじまる。対照的なふたりは、なかなかお互いを理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく……。
監督・脚本：瀬田なつき
出演：新垣結衣、早瀬憩、夏帆、小宮山莉渚、中村優子、伊礼姫奈、滝澤エリカ、染谷将太、銀粉蝶、瀬戸康史
原作：ヤマシタトモコ「違国日記」（祥伝社 FEEL COMICS）
配給：東京テアトル、ショウゲート
公式：https://ikoku-movie.com/
（C）2024 ヤマシタトモコ・祥伝社／「違国日記」製作委員会
※2024年2⽉1⽇時点の情報です。
