ソフィア・コッポラ監督の最新作「Priscilla（原題）」が『プリシラ』の邦題で2024年4月12日（金）より公開されることが決定。併せて場面写真が解禁された。
【公開決定】『プリシラ』（2023）
世界が憧れるスパースター、エルヴィス・プレスリーと恋に落ちた少女プリシラがたどる波乱の日々を、プリシラの視点で美しく魅惑的に描く物語。
監督は、『ロスト・イン・トランスレーション』（2003）、『SOMEWHERE』（2010）、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』（2017）などで数々の賞に輝き、ファッション・アイコンとしても世界に注目されるソフィア・コッポラが務める。
ソフィア・コッポラ監督は、「プリシラ・プレスリーの回想録を読み、彼女のグレースランドでの体験に心を動かされました。私が表現したかったのは、エルヴィスの世界に飛びこみ、紆余曲折を経てやっと自身の人生を見つけたプリシラの心情です。」と語ったように、シャネルやヴァレンティノの衣装が彩るシンデレラストーリーのなかにも、人間の孤独や疎外感といったビターなエッセンスが潜んだ緻密な作品として仕上げている。
そして、毎回評価の高いソフィア・コッポラ作品のサウンドトラック。美しく精巧な美術とともに、フランス出身のロックバンドPhoenixが担当する60~70年代の空気を伝える音楽に注目したい。
主演は、『パシフィック・リム アップライジング』（2018）などのケイリー・スピーニー。夢のような恋の恍惚と切なさを経験していく少女の心の変遷と外見の変化を表現し、第80回ベネチア国際映画祭最優秀女優賞を受賞した。そしてプリシラだけが知る、魅力的で華やかだが、傷つきやすく大人になりきれないスーパースター、エルヴィスを演じたジェイコブ・エロルディは、「エルヴィスを演じきっている」（The Warp）と高い評価を受けている。
【場面写真】『プリシラ』
今回解禁となったのは、運命的な出会いから恋に落ちるプリシラとエルヴィスの日々を映し出した8点の場面写真。14歳の少女プリシラの儚げな表情や、1967年当時話題となった結婚式の写真を再現したシーン（プリシラのウェディングドレスはシャネル、エルヴィスのタキシードはヴァレンティノが手掛けた）など、豪華で魅惑的な世界が切り取られている。
『プリシラ』は2024年4月12日（金）よりTOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショー。
『プリシラ』あらすじ
14歳のプリシラは、世界が憧れるスーパースター、エルヴィス・プレスリーと出会い、恋に落ちる。彼の特別になるという夢のような現実……。やがて彼女は両親の反対を押し切って、大邸宅で一緒に暮らし始める。魅惑的な別世界に足を踏み入れたプリシラにとって、彼の色に染まり、そばにいることが彼女のすべてだったが……。
監督・脚本：ソフィア・コッポラ
出演：ケイリー・スピーニー、ジェイコブ・エロルディ
配給：ギャガ
公式：https://gaga.ne.jp/priscilla/
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※2024年2⽉9⽇時点の情報です。
