日本映画界の俊英・藤井道人が監督を務めるNetflix映画『パレード』の場面写真10点が解禁となった。
【場面写真】『パレード』（2024）
離ればなれになった一人息子・良を捜す主人公・美奈子は、その道中で、青年・アキラや元ヤクザの勝利らと出会い、自分が亡くなったことを知る。現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、会いたかった人を探す“パレード”へ参加したことをきっかけに、この地に留まる人々の想いに触れていく……。
旅立ってしまった人の目線で、遺された人への想いを描いたのは藤井道人監督。本作は、大ヒットを記録した『余命10年』（2022）や、『最後まで行く』（2023）に続く新作として、話題を呼んでいる。
この度、美奈子が行きついた《想いを残した者たちが集う場所》で出会った人々の、切なげでどこか暖かさも感じられる場面写真10点が解禁された。
絶望すら感じさせる表情で佇む美奈子（長澤まさみ）、何かを懐かしむ元小説家のアキラ（坂口健太郎）、屈強な肉体に鮮やかな入れ墨が施されている元ヤクザの勝利（横浜流星）、屋上で物憂げな表情を見せる元女子高校生のナナ（森七菜）、静かに読書をする元銀行員の田中（田中哲司）、この世界でも住人達の世話を焼く元スナックのママ・かおり（寺島しのぶ）、上機嫌な元映画プロデューサーのマイケル（リリー・フランキー）など、この世界で変わらず日常を過ごす彼らの様子とともに、彼らがなぜこの地に留まるのか、その理由を想像せずにはいられないカットとなっている。
また、キャラクターたちとあわせて印象的なのが、忘れ去られた遊園地やノスタルジックな映画館といった、幻想的でどこか切なげなロケーションの数々。儚くも美しい場面写真たちに本作の期待は高まるばかりだ。
『パレード』は、2024年2月29日（木）よりNetflixにて世界独占配信。
『パレード』あらすじ
瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子（長澤まさみ）。離ればなれになった息子・良を捜す彼女は、道中で青年・アキラ（坂口健太郎）や、元ヤクザの勝利（横浜流星）、元映画プロデューサーのマイケル（リリー・フランキー）とその仲間たちと出会う。ここは“想いを残した者たちがとどまる世界”だった。現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を探す“パレード”に参加したことを機に、各々の心に触れていく。それぞれの秘密と哀しみが癒されたとき、一筋の希望が生まれる……。
脚本・監督：藤井道人
音楽：野田洋次郎
出演：長澤まさみ、坂口健太郎、横浜流星、森七菜、黒島結菜、中島歩、若林拓也、深川麻衣、でんでん、舘ひろし、北村有起哉、木野花、奥平大兼、田中哲司、寺島しのぶ、リリー・フランキー
Netflix作品ページ：https://www.netflix.com/パレード
※2024年2⽉17⽇時点の情報です。
