新感覚フェミニスト・スリラー映画『ロイヤルホテル』7月26日公開決定!

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キティ・グリーン監督最新作、映画『ロイヤルホテル』が、2024年7月26日(金)より公開されることが決定。併せて、日本版ティザーポスターと場面写真が解禁となった。

【公開決定】『ロイヤルホテル』(2023)

オーストラリアの荒野にたたずむ「ロイヤルホテル」という名の寂れたパブを舞台に、ワーキング・ホリデーに来た女性2人に襲い掛かる悪夢を描いた新感覚のフェミニスト・スリラー。

本作のモデルとなったのは、ドキュメンタリー映画『Hotel Coolgardie(原題)』(2016)に登場する、オーストラリアに実在するパブ。このドキュメンタリーは、ノルウェーの女性バックパッカー2人が住み込みで働く中で、ハラスメントを受ける様子が詳細に記録されている。監督のキティ・グリーンは審査員を務めた映画祭でこの映画を目にし、インスピレーションを受けて本作を作り上げた。

キティ・グリーン監督は、本作の舞台にもなったオーストラリア・メルボルン出身。『Ukraine Is Not a Brothel』(2013)でドキュメンタリー監督としてデビューし、Netflixオリジナル『ジョンベネ殺害事件の謎』(2017)を手がけた。そして2017年に巻き起こった#Me Too運動に自身初の劇映画の題材を見出し、職場におけるハラスメント問題をテーマにした映画『アシスタント』(2019)を作り上げた。

第50回テルライド映画祭、第48回トロント国際映画祭でも上映され、好評を博した本作は、『燃ゆる女の肖像』(2019)、『パラサイト 半地下の家族』(2019)などのヒットが続く新進気鋭の映画スタジオNEONの配給で全米公開されると、限定公開ながらもクリーンヒットを記録。ラストシーンを巡っては物議を醸した話題作だ。

【日本版ティザーポスター】『ロイヤルホテル

同じく解禁となった日本版ティザーポスターは、ジュリア・ガーナー演じるハンナと、ジェシカ・ヘンウィック演じるリブがアルバイトをすることになるパブ「ロイヤルホテル」にたどり着き、異様な雰囲気が漂う店に戸惑う場面を表している。ロイヤルと名の高貴さとは真逆の廃墟のような店構えと灰色の空、さらに「この仕事、最悪。」と添えられたキャッチコピーは、これから彼女たちを待ち受ける悪夢を予感させる。

『ロイヤルホテル』は、2024年7月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。

ロイヤルホテル』あらすじ

ハンナ(ジュリア・ガーナー)とリブ(ジェシカ・ヘンウィック)の親友2人。旅行で訪れたオーストラリアでお金に困り、荒れ果てた田舎にある古いパブ「ロイヤルホテル」に滞在し、バーテンダーとしてワーキング・ホリデーをすることに。単なる接客バイトかと思いきや、彼女たちを待ち受けていたのは、飲んだくれの店長(ヒューゴ・ウィーヴィング)や荒々しい客たちが起こすパワハラやセクハラ、女性差別の連続だった。楽観的なリブは次第に店に溶け込んでいくが、真面目なハンナは孤立し精神的に追い込まれ、2人の友情は徐々に崩壊していく……。

監督:キティ・グリーン
出演:ジュリア・ガーナー、ジェシカ・ヘンウィック、ヒューゴ・ウィーヴィング、トビー・ウォレス、ハーバート・ノードラム
配給:アンプラグド
公式:https://unpfilm.com/royalhotel

(C)2022 Hanna and Liv Holdings Pty. Ltd., Screen Australia, and Create NSW

※2024年4⽉12⽇時点の情報です。

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