『時をかける少女』(06)や『未来のミライ』(18)など、国内外で多くの映画賞を受賞する作品を手掛ける細田守監督。本記事では、映画ファンから高評価が集まる細田守監督作品をまとめてご紹介します。
映画セレクト基準は?
本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づき、セレクトされています。
『デジモンアドベンチャー』(1999)
あらすじ:郊外の団地に暮らす幼い兄妹・太一、ヒカリ。ある日、その団地で全ての電子機器に原因不明の異常が発生する。そんな中、二人の前に突然パソコンの画面から卵が出現。卵から、謎の生物“デジモン”が誕生したのだった……。
大ヒットした同名ゲームを初のアニメ化。藤田淑子、荒木香恵、坂本千夏らが声優を担当。アニメ『デジモンアドベンチャー』(99)の前日譚が描かれた本作は、細田守監督の映画監督デビュー作となっている。
『時をかける少女』(2006)
あらすじ:高校2年生の紺野真琴は、ある日、理科実験室に落ちていたクルミをうっかり割ってしまった。それを機に、真琴は時間を飛び越えて過去に戻る“タイムリープ”の力を手にいれる。日々の何気ない場面でタイムリープを繰り返し、日常を満喫していた真琴。何があってもリセットすればいい、と思っていたのだが……。
原作は筒井康隆による同名小説。仲里依紗、石田卓也らが声優を担当。本作は、フリーとなった細田守監督の第一作目。第30回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞など、国内外で多くの賞を受賞している。
『サマーウォーズ』(2009)
あらすじ:OZは世界一安全と言われるセキュリティにより、ゲームから行政手続きまで様々なサービスが利用可能なインターネット上の仮想世界。東京に住む高校2年生の健二は、友人の佐久間とともにOZの保守点検のバイトをしていた。ある日、憧れの先輩である夏希から“夏希の実家に一緒に行く”というバイトに誘われる。言われるがまま夏希の実家に行くと、健二はひょんなことから夏希の婚約者のふりをすることになってしまう。時を同じくして謎の人工知能”ラブマシーン”が暴走し、OZの世界、そして現実の世界にまで危機が迫っているのだった。
神木隆之介、桜庭ななみ、横川貴大、谷村美月らが声優を担当。本作は細田守監督初の長編オリジナル作品である。第33回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞している。
『おおかみこどもの雨と雪』(2012)
あらすじ:東京の大学に通う花は、ある日教室で一人の男と出会い恋に落ちる。彼は、自身がニホンオオカミの末裔“おおかみおとこ”だと告げるが、花はそれを受け入れ、娘・雪と息子・雨を出産する。しかし雨が生まれた直後、彼は突然亡くなってしまう。一人残された花は育児に励むが、二人の“おおかみこども”たちは変身をコントロール出来ず、周囲に迷惑をかけ始めてしまう。花は、将来彼らが“人間”か“おおかみ”か、どちらも選べるように自然豊かな田舎町に移り住むことを決意するのだった。
宮﨑あおい、大沢たかお、黒木華、西井幸人らが声優を担当。本作は『八日目の蝉』(11)などの奥寺佐渡子と共に、細田守監督自身が初めて脚本を手掛けた。第36回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞している。
『バケモノの子』(2015)
あらすじ:9歳の少年・蓮はある日、熊徹と名乗る熊のようなバケモノに出会い、後を追ってバケモノの世界“渋天街”に迷い込んでしまう。元いた場所へ戻ろうにも、来たはずの道は閉ざされてしまっていた。熊徹は、引退目前のバケモノ界の長老“宗師”の後継者候補だったが、身勝手な性格で弟子が一人も居なかった。現宗師は、候補者で行う闘技会の参加条件として「弟子を取る」という条件を熊徹に課していた。自身を追ってきた蓮に見込みを感じた熊徹は、蓮を九太と名付け弟子にし、修行をすることになるのだった。
役所広司、宮﨑あおい、染谷将太、広瀬すずらが声優を担当。本作は監督・脚本共に細田守監督自身が手掛けている。第39回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞している。
『未来のミライ』(2018)
あらすじ:甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃん。おかあさんが出産を終え、生まれたばかりの妹・ミライちゃんと帰ってきた。くんちゃんは初めて見る妹に興味を示すも、ミライちゃんの育児に追われ、後回しにされてしまう。妹に嫉妬し、疎外感を感じたくんちゃんは庭に逃げ出してしまう。するとそこで、くんちゃんを「お兄ちゃん」と呼ぶ少女と出会うが、それは未来からやってきた妹・ミライちゃんだった……。
上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、役所広司らが声優を担当。第46回アニー賞長編インディペンデント作品賞を、日本人監督として初めて受賞した。
『竜とそばかすの姫』(2021)
あらすじ:高知の田舎に住む17歳の女子高校生・すずは、母と歌うことが好きだったが、母の死をきっかけに歌うことができなくなってしまった。ある日すずは、親友に誘われ全世界50億人もが集うインターネット上の仮想空間“U”に参加することに。Uでは“As”と呼ばれる自身の分身を作り、別人になれるのだった。自身のAsを“ベル”と名付けたすずは、ベルの姿であれば自然と歌えることに気付く。ベルの歌はあっという間に話題となり、世界中から人気の歌姫となっていく。しかし、ベルの大規模なコンサート会場に、突然“竜”と呼ばれる謎の存在が現れるのだった……。
中村佳穂、成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、佐藤健らが声優を担当。本作は『美女と野獣』(91)をモチーフとしている。また主人公すずのUでのアバター・ベルのデザインを、『アナと雪の女王』(13)などのキャラクターデザインをしたジン・キムが担当している。
(C)「時をかける少女」製作委員会2006(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS((c)2021 スタジオ地図(C)2018スタジオ地図
※2024年4月26日時点の情報です。
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