【映画×MBTI】「真面目さ故に周到!」MBTI別の最恐ヴィラン(悪役)は? vol.3《番人(SJ)編》【ESFJ /ESTJ/ISFJ/ISTJ】

映画&洋楽ライター

ヨダセア|Séa Yoda

ここ数年でジワジワと話題になり、最近は就活にまで使われることもあるという「MBTI」。MBTIは人間の性格を4つの基準で2つずつに振り分け、「2×2×2×2」で16タイプに分類する指標のことであり、通称「16タイプ診断」「16 Personalities」などと呼ばれています。

【MBTI】4つの基準

■(E-I)外向的/内向的
■(S-N)見えるものを観察する現実主義なタイプ/想像力を膨らませるタイプ
■(T-F)理論を重んじるタイプ/感情を重んじるタイプ
■(J-P)規範や計画性を好むタイプ/奔放で事後的に適応するタイプ

上記基準をもとに、アルファベット4文字の組み合わせに映画やドラマのキャラクターの性格を当てはめていけば、自ずと16種類の性格に分類することができるのです。

今回のコラムシリーズでは、16タイプに当てはまる映画のヴィラン(悪役)キャラクターをフィーチャー。第3弾では、ESFJ(領事官)、ESTJ(幹部)、ISFJ(擁護者)、ISTJ(管理者)という4つのタイプ、通称「番人(SJ)」グループにあてはまる映画のヴィランをご紹介します!

理論的な考えで規律を重視するESTJ、ISTJはある程度冷酷なヴィランを生み出しますが、共感性を持ってルールを執行するESFJ、ISFJは16タイプの中でも特に温厚で常識・良識を重んじるため、最もヴィランキャラクターが少ない印象があります。

ESFJ(領事官)タイプ

ESFJ(領事)は、温かい包容力と強い責任感を持つタイプ。“みんなのパパ/ママ”などと呼ばれる人も多いでしょう。

時に頑固でまっすぐ過ぎる部分が難点になって空回りすることもあるESFJゆえに、ヴィランとしては束縛心が強くひとりよがりなキャラクターとして暴走してしまうようです。

ESFJの映画ヴィラン:マザー・ゴーテル(『塔の上のラプンツェル』)

赤子(ラプンツェル)を誘拐し自由を奪い、自身の延命のために使うという行い自体は紛れもない悪行で擁護しようもありませんが、誘拐したラプンツェルに対してゴーテルが与えた愛情や手間が“最低限”だとは思えません。

最低限の食事だけ与えて魔力をひたすら搾取することもできたのに、本や絵の具を買い与えて趣味を楽しませ、おしゃれな服も着せてあげながらラプンツェルを育てたゴーテルの接し方は、歪んではいますがESFJらしい“世話焼き”な一面を体現しているように見えます。

ESTJ(幹部)タイプ

ESTJ(幹部)タイプは、エネルギッシュな賢人タイプ。実力主義と根拠ある理論に基づいて周囲を統率するパワフルな性格で、自分の意思で動くことも大切にしている印象です。

善人のキャラクターなら“熱心に目標を目指す賢人”ですが、悪人のキャラクターなら“したたかで狡猾な野心家”としてその特徴が現れるようです。

ESTJの映画ヴィラン:バロネス(『クルエラ』)

自分をリスペクトし、下から支える相手については、利用はしつつも確かな評価を与え、可愛がるバロネス。しかし彼女を裏切って脅威として現れるような存在は、その高いプライドが許しません。

最後に勝つのは自分でなければと考えつつ、限界まで感情的にはならずに虎視眈々と計画を練り、生意気な敵を消そうと企むのです。

ISFJ(擁護者)タイプ

ISFJ(擁護者)は“お人好し”と言われるくらい献身的なタイプ。文句も愚痴もなかなか言えず、ひたすら我慢してストレスを溜める“いい人”であるため、仕事や損な役回りを押し付けられてしまうことも。

黙って周囲を支え続け、心身に限界が来た時は暴走などもせずに黙って姿をくらましがちなのでなかなかヴィランにはなりそうもありませんが、臆病ゆえに逃げられなかったり、精神が麻痺して大きな変化を経験してしまった場合は別のようです。

ISFJの映画ヴィラン:ノーマン・ベイツ(『サイコ』)

アルフレッド・ヒッチコック監督の映画史に残る名作『サイコ』に登場するノーマン・ベイツは、数少ないISFJのヴィランキャラクターの一人といえます。恐ろしい母親の支配から逃げられず、心に問題を抱えた結果、自身の心を守るための反応としてヴィランになってしまったようなもの。

もう一人ISFJと言われているヴィランが『ハリー・ポッター』シリーズのピーター・ペティグリュー(ワームテール)で、こちらも臆病ゆえに巨悪に付き従っているような印象があります。基本的に自ら進んで悪になりたがるISFJは少ないでしょう。

ISTJ(管理者)タイプ

自ら考える能力に長け(I)計測可能な情報に従い(S)理論的に(T)規範に則って(J)行動するISTJ(管理者)は、冷静沈着に秩序を守る、陰の実力者。

周囲の人々が感情的になったり突拍子もないことを言い出しても、合理的・現実的に、時に冷徹な判断も行えるISTJがヴィランになったら、情け容赦のないマシーンのような存在として人々を苦しめるでしょう。

ISTJの映画ヴィラン:ダース・ベイダー(『スター・ウォーズ』シリーズ)

基本的に感情を表に出さず、人の命をなんとも思わないような冷酷な計画も次々に遂行できてしまうダース・ベイダー。

文字通り“闇堕ち”しているベイダー卿にとって、敵対する相手を苦しめ、排除するのは当然の選択。迷う必要すらありません。淡々とした口調で人が住む星を丸ごと消し飛ばす命令さえ下してみせます。

同じタイプの皆さんは、“闇堕ち”するとこのキャラクターになってしまうかも…と肝に銘じておけば、自分が感情的になった時や落ち込んだ時に気をつけられるかもしれませんね! ラストとなる次回は奔放で縛られないSP(探検家)グループとして、ESTP(起業家)・ESFP(エンターテイナー)・ISTP(巨匠)・ISFP(冒険家)の映画ヴィランを特集します。お楽しみに!

※2025年2月25日時点での情報です。

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