次の旅行は北欧フィンランドへ!『かもめ食堂』のロケ地を巡るヘルシンキの旅

映画と美味しいものが大好きです

マリナ

皆さん『かもめ食堂』という映画はご存知ですか?フィンランドで食堂を営む日本人女性サチエと彼女が出会う人々との交流を描いたこの映画。日本で初めてオールフィンランドロケで撮影され、近年の北欧ブームのきっかけとも言われている作品です。

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そこで今回はフィンランドの首都ヘルシンキから映画に出てきたスポットを実際に旅した際の写真を交えながらご紹介。映画のシーンが蘇ってくる思い出の場所の数々をお伝えしたいと思います。

「ガッチャマン」の歌を口ずさみながら訪れる本屋:アカデミア書店

ヘルシンキで「かもめ食堂」を営む主人公サチエ。そこに訪れた最初の客は日本好きのフィンランドの青年でした。彼はアニメ『ガッチャマン』の主題歌の歌詞を教えてほしいとサチエに頼みます。それに答えようとするサチエですが、なかなか歌詞が最後まで出てきません。

なんとか歌詞を思い出そうと歌を口ずさみながら訪れたのがヘルシンキの中心地エスプラナーディ通りにある「アカデミア書店」です。

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フィンランドの有名な建築家が設計したこの本屋。開放的な大きな吹き抜けが特徴です。そしてこの本屋の2階にはサチエとミドリが初めて出会った場所「カフェアアルト」があります。

ここでムーミンの本を読んでいたミドリのように、お気に入りの本と共に過ごしたいカフェです。

■アカデミア書店(Academic Bookstore)
Pohjoisesplanadi 39Helsinki 00100, Finland

ここがあのかもめ食堂です!:カフェ・スオミ

主人公サチエが営む「かもめ食堂」はヘルシンキに実際にあるお店を使って撮影されました。そのお店は「カフェ・スオミ」。ヘルシンキの中心地から少し離れた住宅街にあるこのお店は、映画と同じように地元の人たちから愛されている食堂です。

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残念ながら内装は映画とは異なりますが、お店のウィンドウには映画で使われた「かもめ食堂」のロゴが今でも残っており、毎日のように日本のファンが訪れる「聖地」となっています。

ちなみにこのお店は映画の撮影中、スタッフや出演者たちの食事を作っていたそうです。

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そしてここでは、映画でサチエたちも作っていたシナモンロールを食べることができます。フィンランドのシナモンロールはぺったんこの形が特徴。窓際の席に座って食べればまるで映画の登場人物になったかのような気分を味わえます。

■カフェ・スオミ(Kahvila Suomi)
Pursimiehenkatu 12, 00150 Helsinki, Finland

食材を仕入れに度々訪れるオレンジテントの市場:ハカニエミマーケット

サチエたちが食材を仕入れに度々訪れる市場。オレンジ色のテントが印象的だったあの市場は「ハカニエミマーケット」です。様々なフィンランドの野菜や果物に工芸品なども並ぶ市場です。

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この市場に隣接するマーケットホールの中にはお肉やお惣菜などのお店にカフェや雑貨店も入っています。地元の人の生活が覗けるこのスポット。サチエのようにカゴを持って買い物を楽しみましょう。

■ハカニエミマーケット(Hakaniemen kauppahalli)
Hämeentie 1a, 00530 Helsinki, Finland

サチエたちが女友達とビールを楽しむ海辺のカフェ:カフェウルスラ

サチエがお店のお休みの日に友人のミドリ、マサコ、マーサと共に訪れてビールを楽しんでいたお店は「カフェウルスラ」。ヘルシンキの海辺にあるこのお店は地元の人にも大変人気のあるお店で、お昼どきともなると多くの人で溢れています。

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お店の中でも食事をすることができますが、ここへ来たからにはサチエたちみたいにサングラスをかけて外で食事を楽しみたいところ。キラキラ光る海を眺めながら美味しい食事を味わえるなんとも贅沢なお店です。

■カフェウルスラ(Café Ursula)
Ehrenströmintie 3 Helsinkii, Finland

もっと映画の世界を味わいたい方にはこちらもオススメ

『かもめ食堂』の世界が味わえるスポットはまだまだあります。マサコがきのこ狩りをしに行く森は「ヌークシオ国立公園」。DVDの表紙もここで撮影されました。

ヘルシンキから約1時間半ほど電車とバスを乗り継いでいくのでちょっと大変かもしれませんが、フィンランドの魅力、森と湖が堪能できる場所です。

Nuuksion kansallispuisto1

出典:https://flic.kr/p/m2JjUC

■ヌークシオ国立公園(Nuuksion kansallispuisto)
Espoo, Finland

また、サチエが度々泳ぎに行くプールはヘルシンキ中央駅からすぐの場所にある「ウェルヨン通りのスイミングプール」。モダンな建築が美しいこの市民プールはマッサージ室やフィンランド名物のサウナなどもあり、地元の人たちの癒しスポットとして人気だそうです。

Yrjönkadun uimahalli

出典:https://fi.wikipedia.org/wiki/Uimahalli

■ウェルヨン通りのスイミングプール (Keskusta Uimahalli)
Presidentinpuistokatu 6, Pori, Finland

まさに街全体が『かもめ食堂』の舞台ヘルシンキ。映画と同じ穏やかな時間が流れるこの街は、もちろんこれらの場所以外にも様々な観光名所があります。日本からとても遠い国のように思えますが、直行便も増えたため、たったの10時間程で行けるのも魅力的。

何よりロケ地を実際に訪れることでより作品を身近に感じられるようになります。サチエたちが暮らしたヘルシンキの街、あなたも是非その足で歩いてみてはいかがでしょうか?

 

※2022年6月27日時点のVOD配信情報です。

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  • とっつー
    -
    強く心を揺さぶられたわけではないが、ゆっくりと穏やかな気持ちになれる映画。小林聡美という俳優への関心が増した。
  • こくぼ
    -
    🍙、おまじない、マリメッコ全部すき
  • ケバブ
    4.7
    何度も何度も見たことがあるけど リバイバルのおかげでスクリーンで見られた。 自分のその時の気持ち次第で、感じるものが変わってくる映画。 でもとにかく好きだなあって思う。 割と感想とかを色々語りたくなるタイプだけど かもめ食堂に関しては余白を残したくなる。 何も語らなくて良いんだって思える。 とにかく好きです。 フィルマークスありがとう!
  • mugisim050707
    5
    靴の音、卵を割る音、お皿が重なる音 それだけでなんだか心が柔らかくなる 気持ちが緩む作品。 リバイバルで大スクリーンで出会えたことに幸せを感じた
  • ナガエ
    -
    いやしかし、こんなに何も起こらない物語が評価されてるってのは凄いな。うん、確かに、結構面白かったけど、にしても、「メチャクチャ面白い」って感じではないよなぁ、と思う。 ただこれ、「観る側のメンタル」次第で受け取り方が変わりそうな気もするなぁ、と思った。なんか、心も身体も疲れてるみたいな時に観たら、メチャクチャ沁みるんじゃないかなぁ。 本作には、フィンランド・ヘルシンキで食堂を営むサチエ以外には、特段の目的を持つ者が登場しない。2人の旅行者(色々あってサチエの食堂を手伝う)は、これといった目的もなくフィンランドにやってきた人物であり、その他の登場人物はヘルシンキの住人で、なんとなく食堂に足を運んでいるだけだ。 さらに、唯一目的を持つサチエにしても、やる気があるんだかないんだかよく分からない。「理想の店」のイメージは持っているようだが、1ヶ月間もお客さんが誰も来なくても割と平然としている。「上手くいったらいいけど、ま、上手くいかなきゃいかないで、しょうがないよね」ぐらいの感じでいるようだ。 なので本作は、始まった地点から終わりの時点まで、これと言った変化は何もない。大きな変化は「食堂が混雑するようになった」ということだが、その変化は登場人物の誰の人生も大きく変えはしないし、だから「物語上の変化」という意味でも特に何もないという印象になる。 この点は、割と平穏なメンタルの時に観たら「退屈」よりの印象になってもおかしくはないと思うが、しんどいメンタルの時に観たらかなり「癒し」的な印象になるんじゃないかなと思う。 で、本作の凄いのは、何も起こらないのだけど、随所に面白いポイントがあり、何だかんだ惹きつけられてしまうという点だろう。特に、もたいまさこ演じるまさこの雰囲気は絶妙だ。サチエを演じる小林聡美とミドリを演じる片桐ハイリは割と「動」の印象だが、もたいまさこは「静」の印象で、それでいてたぶん一番笑いを取っている。良い雰囲気だったなぁ。 あとは、3人の関係性がホントに素敵で、彼女たちの緩い会話は割とずっと聞いていられるなと思う。僕は『ベイビーわるきゅーれ』や『ネムルバカ』のような、「若い女性がなんてこともなくただダベってるだけの映画」が結構好きなのだけど、年配の女性でもこういう「ずっと聞いていられる」みたいな感じが出るんだなぁ、と思った。 そういえば去年、何かで「ヘルシンキにある、『かもめ食堂』の舞台となったレストランが閉店する」みたいなニュースをチラ見した記憶がある。たぶんもう閉店してしまっているはずだ。そもそも『かもめ食堂』を観てなかった僕は、「実在のレストランが舞台だったのか」と驚いたのだが、それが2025年までずっと営業を継続していたことにも驚かされた。おそらくフィンランドを訪れることは一生ないと思うが、本作を観終えた今、もしフィンランドに行くようなことがあれば行ってみたいなという感覚にはなるし、それは今後もこの作品を観る人の多くが感じることじゃないかなと思う。 さて、あまりにも何も起こらないので正直特に書くことはないのだけど、全体的な印象としては「面白かったな」という感じだし、観て良かったなと思う。ホントになんか、こういう「穏やかさ」と共に生きていられたらいいような気もするけど、でも僕は「自分がヒマに耐えられない」ことも知っているので、まあ無理だろうな。まあでも、自分の中のどこかが「こういう生活もいいよね」とずっと囁き続けている感じもあって、そういう人生だったらどうなんだろうなぁと思ったりもした。
かもめ食堂
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