2016年も話題作が目白押し!『ハリポタ』最新作ほか、注目の映画を一挙紹介!

映画と音楽は人生の主成分

みやしゅん

気づけば、2015年も残すところあとわずか…やはり、気になるのは2016年の公開作。話題作は数え切れないほどあるのですが、今回はその中から厳選した注目作6本をご紹介致します!

2016年1月22日公開『ビューティー・インサイド』

あらすじ

これは1人の男が恋に落ちる物語。

ウジンは18歳のときから、目覚めるたびに性別や年齢関係なしに容姿が変わるようになってしまう。その特殊な体質ゆえに、人に会う仕事ができないウジンは、才能とインターネットを活かして家具デザイナーとして働く道を選ぶ。このことは母と親友しか知らない“秘密”…そんなある日、ウジンは家具屋で働くイスに出逢い、恋に落ちる。

ウジンには「寝てしまうと別人になってしまう」という不安が常に付きまとう…そうした中で、眠気を我慢して3日連続でイスに会い、イスもウジンのことを好きになる。しかし、睡眠不足が原因でウジンはうっかり寝てしまう―。

明日もあなたに会いたくて…外見と中身、大切なのは?

この物語はIntelと東芝が2013年、カンヌ国際広告祭で3冠を達成したソーシャル・フィルム『The Beauty Inside』を基に製作されたものです。このフィルムは、視聴者がFacebookを通じてドラマに参加する形式で製作され、毎日容姿が変わってしまう主人公を約100人の映像を使って表現したことで話題を呼び、各国から問い合わせが殺到しました。

そんな作品を基にして創られた本作では、目覚める度に容姿が変わる主人公・ウジンには『オールド・ボーイ』のユ・ヨンソクが抜擢されています。また、韓国でも人気だった「のだめカンタービレ」で絶大な支持を受けていた上野樹里がウジン役の一人として韓国映画に登場し、韓国映画初出演を果たしました。

『ビューティー・インサイド』は、韓国で『ミッションインポッシブル』など話題のアクション映画たちをおさえ大ヒットを記録し、日本でもヒットが期待される2016年注目のラブストーリーです!

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2016年1月23日公開『ザ・ウォーク』

あらすじ

これは今なお「史上最も美しい犯罪」として語られる伝説の実話。

物語のはじまりはフランス。若くして独学で綱渡りを学び“綱渡り師”となったフィリップ・プティは、ある時、「世界一高い2つのタワーが建つ」という記事を目にし、ある衝動にかられる。あの2つのタワーを綱渡りしたい…。

彼が舞台に選んだのは、当時世界一の高さを誇ったニューヨークのワールド・トレード・センター。高さ411mにワイヤーロープ1本。しかも命綱なし…死と隣り合わせの世紀の綱渡りが今、はじまる―。

高所恐怖症の方、要注意!3D映画、新時代の幕開け。

『ザ・ウォーク』は、2015年東京国際映画祭でオープニング作品として上映され「3D映画の歴史を塗り替えた」といっても過言ではない超話題作です。3D映像によって視界全体に広がる411mの“リアル”な空間は、観客は瞬きや息をすることも忘れてしまうほどのもの…まさに、3D映画のさらなる可能性を感じさせる作品なのです。

“3Dで観るべき映画”と呼べる作品は、2014年の『ゼロ・グラビティ』、2015年の『ジュラシック・ワールド』のように年に1本あるかないか…そんな中で、本作は2016年“3Dで観るべき映画”と胸をはってオススメできるものです!

もっと詳しく知りたいという方は「【3D映画、新時代の幕開け】2016年公開の超注目作『ザ・ウォーク』を見逃すな!」という記事をご覧下さい。

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2016年1月30日公開『残穢 住んではいけない部屋』

あらすじ

ホラー小説を好んで書く私のもとに、読者の久保さんから1通の手紙が届く。

転居したばかりの部屋で、畳の表面を何かが擦るような音がする

私と久保さんは好奇心を抑えられず、調査を開始する。自殺、心中、殺人…怪異現象を調べるうちに浮かび上がってくる、過去の住民をつなぐ“ある”因縁。

彼らはなぜ“音”のするその「部屋」ではなく、別々の「場所」で、不幸な末路をたどったのか。そして、たどり着く数十年の時を経た壮大なる戦慄の真相…だがそれは、新たなる事件の序章に過ぎなかった―。

あなたの部屋にも、あなたの知らない過去がある~戦慄のホラー小説映像化~

本作で監督をつとめるのは『仄暗い水の底から』で日本のホラー界を震撼させた中村義洋、言わずと知れたJホラー界の巨匠です。しかし、ホラー映画は実に10年以上ぶり…とは言え、その世界観は衰えることなく、むしろパワーアップしています。その怖さは、主演の竹内結子が「観た人は本当に後悔する…」と思わず発言してしまうほどのものです。

原作の『残穢』は、「そばに置いておくだけでも怖い」と言われる、小野不由美のある種の問題作。主人公の「私」には霊感もなく心霊現象も信じていない…それゆえに、納得がいく答えを得られるまで調査する癖があります。そのため、とにかく細かい部分まで丁寧に描写されています。

そのため、読者は嫌でもその光景を頭に思い浮かべてしまい、恐怖を煽られます。Jホラーの怖さは、そうした想像力から生まれるもの…映画では多少設定が異なるものの、その怖さは変わらず、むしろ視覚と聴覚が加わることで怖さは倍増しています。映画館でしか味わえない大音量が観客の“聴覚”を刺激し、トラウマとも言える体験をすることになるでしょう。

2015年、東京国際映画祭でコンペティション部門にも出品された本作は、2016年のJホラー界に新たな風を吹かせる一作となるでしょう。しかし!海外のホラー映画も負けてはいません。

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2016年1月8日公開『イット・フォローズ』(R15+)

あらすじ

19歳の少女ジェイはある男性と一夜をともにする…しかし、男の態度が急変。ジェイは車椅子に縛られ、こう告げられる。

“それ”に殺られる前に誰かにうつせ。やがて“それ”は君を殺してしまうかもしれない…だから、誰かにうつせ。

“それ”が何か分からない恐怖の中、ジェイは奇妙な人物から付け回されるようになる。しかし“それ”は他の人には見えていない。果たして、ジェイは孤独と恐怖から逃げきることはできるのだろうか―。

タランティーノ絶賛の超・新感覚の最恐ホラー

本作は、クエンティン・タランティーノが「とにかく恐い!こんな設定のホラーは観たことがない!」と絶賛するだけでなく、2014年のカンヌ国際映画祭でも賞賛されており、まさに2016年を代表する正真正銘のホラー映画と言えるでしょう。

内容が過激であるため、詳しくは書けませんが、その設定や物語は今まで見たことがないものです。自分を守るためには誰かを犠牲にしなければならない理不尽な状況の中、襲いかかってくるであろう「それ」が何かも分からない…けれど、そのある種の“呪い”の伝染方法だけは明白であるという、まさに人間のエゴが浮き彫りにされるストーリー…。

新感覚の最恐ホラーとの呼び声が高い『イット・フォローズ』、是非、劇場でご鑑賞ください!

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2016年公開予定『世界から猫が消えたなら』

あらすじ

世界から猫が消えたなら。この世界はどう変化し、僕の人生はどう変わるのだろうか。世界から僕が消えたなら。この世界は何も変わらずに、いつもと同じような明日を迎えるのだろうか。

郵便配達員の僕は、ある日突然脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。家に帰ると自分と同じ姿をした“悪魔”がいた。その悪魔は「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」という奇妙な取引を持ちかけてくる…僕は生きるために、消すことを決める。

何かを得るためには、何かを失わなくてはならない…これは僕と猫と陽気な悪魔の7日間の物語。

自分が見たいものをつくりたい~日本屈指のクリエイターが描き出す世界観~

本作の著者・川村元気は『電車男』でデビューし、『告白』『悪人』『モテキ』など数々の作品をヒットへと導いてきた超実力派の若手映画プロデューサーです。本作はそんな彼が著したもので、2013年には本屋大賞を受賞したベストセラーです。実写化に関しても、その豪華なキャスティングで公開前から話題を呼んでいます。

出演者には、佐藤健と宮崎あおいを主演に迎え、今の日本を代表する役者たちが脇を固めています。また、製作陣にも日本屈指のクリエイターたちが抜擢されており、監督には数々のCMを手がけカンヌ国際広告祭での受賞歴もある鬼才・永井聡、脚本には「ビーチ・ボーイズ」や「最後から二番目の恋」などの傑作ドラマを生み出し続ける岡田惠和。そして小林武史がドラマティックな旋律で本編を彩っています。

とある番組で「自分が見たいものをつくりたい」と語った川村には、映画の細部にまでこだわる癖がありました。それはプロデューサーが「観客に一番近い存在であるべき」という考え方、言わば“観客を一番に思う気持ち”からくるものです。この気持ちがあるからこそ、人の心を動かす名作たちを生み出すことが出来たのでしょう。今度はどんな世界を私たちに見せてくれるのでしょうか…2016年、注目の感動作です!

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2016年冬公開予定『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

2016年最も注目されているのは、やはり『ハリー・ポッター』のスピンオフ作「ファンタスティック・ビースト」でしょう。先日、各国のタイトルが世界約60か国で解禁され、多くの国が原題を採用する中、日本を含む12か国は独自のタイトルを採用したことが発表されました。近日中に特別映像が解禁される可能性があるということでさらに注目度が高まっています。

『ハリー・ポッター』シリーズと言えば、全世界でブームを巻き起こしたファンタジー超大作です。本作の舞台は『ハリー・ポッターと賢者の石』から約70年前のアメリカ。ハリー・ポッターたちがいたホグワーツ魔法魔術学校の授業で使用されていた教科書「幻の動物とその生息地」の著者、魔法生物学者ニュート・スキャマンダーが主人公の物語です。

2016年、再び「ハリポタ」旋風が起こる!

主人公のニュートをつとめるのは「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞主演男優賞をとったエディ・レッドメイン、新ヒロインにはキャサリン・ウォータストンが抜擢されました。他にもコリン・ファレルやエズラ・ミラーといった名優たちの出演が決まっています。

また、2016年夏にはロンドンで、ハリー・ポッターの19年後を描いた舞台『Harry Potter and the Cursed Child(原題)』の上演が決定しています。

脚本はJ.K.ローリングの他、舞台『Once ダブリンの街角で』でトニー賞を受賞した演出家ジョン・ティファニーらがつとめ、2部作で構成されているようです。(気になる方は『Harry Potter and the Cursed Child』公式サイトを要チェック!)

2016年、確実に「ハリポタ」ブームが再来します。公開前にこれまでのシリーズを鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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いますぐ手帳に書き込もう!2016年も楽しい映画ライフ!

2016年も2015年に引き続き、話題の映画が目白押しです!今回はご紹介できませんでしたが、ディズニーとピクサーが贈る最新作『アーロと少年』も、2016年3月12日に公開が迫っています。なお、この映像は、映画公開に先立って公開された特別映像です。

2016年も話題作が目白押しです!今から気になる作品をチェックして、手帳に書き込んでみてはいかがでしょうか?2016年も映画ライフを全力で楽しみましょう!

 

※2022年12月23日時点のVOD配信情報です。

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  • エミリー
    3.8
    記録
  • ぬぬぬ
    4.5
    ずっと温めてきた作品、やっとみれた ハリポタシリーズとは別の、魔法動物たちや社会人魔法使いのお話が描かれていて、こちらもなかなかおもしろかった パン屋さんは全てに愛される最強さ、私も好きだったいいやつ ニフラーの宝石店のシーンがかわいすぎて何度だって観てしまうほどお気に入り
  • lvs
    3.7
    毎年12月には必ずハリー・ポッターシリーズを観ているが、今年はふとファンタスティック・ビーストが観たくなり4年ぶりに鑑賞した。 前回は「こんなのハリー・ポッターじゃねえ!」と憤り、結局シリーズも2までしか観なかったように思うが、今回はハードルが下がりまくっていた事もあり、前回観た時よりも純粋にファンタジー映画として本編を楽しめたように思う。 しかし、ハリー・ポッターシリーズとして考えるとやはり良作だとは言えない。 魔法動物というテーマは悪くなかったが、肝心の魔法動物達にあまり魅力を感じなかったし、オブスキュラスについては特に説明不足な点が多く、ハリー・ポッターという看板に泥を塗ったと言われても仕方がないとすら思った。 ただ前述した通り、ハリー・ポッターシリーズだと思わなければ普通に観ていられる映画ではあるので、これはハリー・ポッターとは全く関係の無い、ナルニア国物語的なただのファンタジー映画なのだと自分に言い聞かせれば、色々と毒づきたくなる気持ちも綺麗にオブリビエイトされた。
  • 餃子
    -
    パンおじ良い人だし肝座ってるし魔法動物にも好かれてるしもはや主人公なのでは
  • てぃんぽくん
    3.9
    公式なハズなのに、良くできたハリポタフォローのファンメイド作品にしか見えない。世界観と映像偏重でストーリーが薄いから? 無難な出来で、ハリポタのような傑作感がない。
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
のレビュー(249047件)