映画「ピッチ・パーフェクト」シリーズは全部で何本？公開順に全作品のあらすじ＆キャストを紹介

ガールズアカペラ部「バーデン・ベラーズ」の個性的なメンバーたちの奮闘と活躍を描き、全米で大ヒットを記録した「ピッチ・パーフェクト」シリーズ。主演のアナ・ケンドリックが劇中で披露した「CUPS」が日本でも話題となった本シリーズの見どころを紹介する。

『ピッチ・パーフェクト』（2012）

音楽プロデューサーになりたいベッカ（アナ・ケンドリック）は、父親が教授を務める大学に嫌々ながら進学する。校風が気に入らないベッカであったが、ガールズアカペラ部に入部したことから次第に活気溢れる学校生活となっていくのだった。

ガールズアカペラ部の個性的なメンバーたちが最初はぶつかり合いながらも、いつしか驚くべきハーモニーを奏で始めるミュージカル映画シリーズ第1弾。主演はブロードウェイでミュージカル経験のあるアナ・ケンドリック。公開当初、僅かな上映館であったものの、ティーエイジャーの心を掴みその口コミで瞬く間に全米へ拡大。ケンドリックがカップを楽器代わりに歌う「CUPS」が話題となり、ファンの間で再現動画が作られる人気ぶりを誇った。日本でも山下智久が自身の冠番組で取り上げ、多くの芸能人が挑戦動画をアップした。

『ピッチ・パーフェクト2』（2015）

全米大会で初優勝を果たしたガールズアカペラ部「バーデン・ベラーズ」であったが、大統領の記念式典で不祥事を起こしてしまい、大会出場禁止処分となってしまう。ベラーズのリーダーであるベッカ（アナ・ケンドリック）は世界大会での優勝を条件に大会出場を許されるのだが……。

ガールズアカペラ部「バーデン・ベラーズ」の個性的なメンバーが活躍するミュージカル映画「ピッチ・パーフェクト」シリーズ第2弾。監督は『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』（2002）などに出演するエリザベス・バンクスが担当。前作から引き続きアナ・ケンドリックが主演を務める。『ドリーム・ガールズ』（2006）のモデルとなった「スプリームス」などのオールディーズからテイラー・スウィフトなど現代ポップシーンを代表する歌手たちの名曲の数々に彩られる。ミュージカル・コメディとして史上最高の興行収入を記録した。

『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』（2017）

世界大会を優勝を果たし、バーデン大学を卒業していったガールズアカペラ部「バーデン・ベラーズ」のメンバーたち。しかし彼女たちには仕事も恋もうまくいかない現実が待っていた。そうした日々の中で、ある日ベッカ（アナ・ケンドリック）たちは再会することになるのだが……。

ガールズアカペラ部「バーデン・ベラーズ」の奮闘を描き、全米で大ヒットを記録したミュージカル映画「ピッチ・パーフェクト」シリーズの続編にして完結編となる本作。監督は『ステップ・アップ5アルティメット』（2014）のトリッシュ・シーが担当。アナ・ケンドリックら主要出演陣が揃う他、前作では監督を担当し、本作では製作と出演を兼任するエリザベス・バンクスが印象的な好演をみせるラストは必見だ。

(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.(C)Universal Pictures(C)2017 UNIVERSAL STUDIOS

※2020年4月21日時点の情報です。