「テッド」シリーズは、命が宿ったテディベアのテッドが織りなすコメディ映画。
愛くるしい見た目に反して、中身が中年オヤジというギャップに世界中が夢中になりました。
今回は続編も含めて2作品をまとめて紹介します。
『テッド』 (2012)
ジョン(マーク・ウォールバーグ)は少年の頃、テッドと名付けたテディベアのぬいぐるみに命が宿るようお願いする。すると願いは叶い、それから27年間、命の宿ったテッドと共に暮らしてきたが、テッドもまた歳をとりまるで中年のオヤジになっていた。ある日、テッドはジョンの恋人のロリー(ミラ・クニス)の怒りを買ってしまい、それを機にジョンはテッドと別れて暮らすことを決心する。その後も、喧嘩をしつつも仲がいい二人だったが、ある日事件が起きてしまう。
モコモコの愛くるしい姿とは裏腹に、お酒を飲んだり、マリファナを吸ったりし、言動は中年のおっさんというギャップに誰もが夢中になってしまう。最初からおバカなコメディ色満載なのだが、最後にはテッドとジョンの友情で感動を呼ぶことは忘れない。
テッドの声、モーションキャプチャは監督のセス・マクファーレンが務めている。テディベアだが動きはテッドの年齢に合わせた動きを追求している。全米でも日本でもR指定ながら大ヒットを記録した。
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『テッド2』(2015)
ガールフレンドのタミ・リン(ジェシカ・バース)と結婚したテッド。二人は子どもを作ることを決心するが、タミが子どもが作れない身体だったため、養子縁組を考える。しかしテッドの法的人権が否定されてしまい、カードや口座を止められ、スーパーも解雇、更にはタミとの結婚もなかったことにされてしまう。ジョンとテッドは怒り裁判を起こすことにしたが、またしても事件が起きてしまうのだった。
前作に引き続き、テッドの愛くるしい姿とおバカなギャップの笑いが炸裂。笑いが続く中、テッドが人権を求めるシーンには涙する。結婚と人権を認めてもらう裁判は、歴史上の人種差別や同性婚という社会問題を連想させる。
前作の爆発的なヒットを受けて続編が作られた。弁護士役にアマンダ・セイフライドやモーガン・フリーマンなど人気俳優が登場し、物語を更に盛り上げる。
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※2020年5月20日時点の情報です。