映画「ロッキー」シリーズまとめ!「クリード」2作品を含む全作品のあらすじ&キャストを紹介

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タナカリオ

ボクシング映画の金字塔でありながらただのボクシング映画で終わらない「ロッキー」シリーズの魅力をスピンオフ作品含めてご紹介。

ボクシング映画の金字塔である「ロッキー」シリーズ。当時無名役者だったシルヴェスター・スタローンが脚本を書き、自分を主演に撮影し世界中で大ヒットしました。なぜここまで愛されるボクシング映画になったのか、スピンオフ作品まであらすじを含めてご紹介します。

ロッキー』(1976)

フィラデルフィアに暮らす三流ボクサーのロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)はボクシングだけでは生活できず、高利貸しの取立て人をしながら生活していた。努力もせず自堕落な生活を送るロッキーだったが、ある日突然世界ヘビー級チャンピオンのアポロ・クリード(カール・ウェザース)から対戦相手に指名される。恋心を抱いていたエイドリアン(タリア・シャイア)と距離を縮めながら、一念発起し過酷なトレーニングに挑む。勝てる見込みはないと誰もが思う中、ロッキーは戦いのリングに上がる。

当時無名役者だったシルヴェスター・スタローンが自身を主役に脚本を書いた。撮影は限られた低予算で行われたが、エキストラを使わない設定に変更したり、戦うシーンでは最初に傷ついた特殊メイクをして徐々にそれを落としながら逆方向に撮影していく、など工夫したスタローンの情熱が感じられる。ラストのリングのシーンは、勝利だけではなく挫折や困難を乗り越え自分を証明するために戦うロッキーの姿に、誰もが勇気をもらえる。

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ロッキー2』(1979)

アポロとロッキーの戦いを見て、観客はロッキーの戦いに感動し再戦を望んだが、ロッキーはボクシングから身を引きエイドリアンとの結婚を決めていた。しかし不器用なロッキーは他の仕事がうまくこなせず、自分にはボクシングしかないと気づき始める。エイドリアンはロッキーの身体を気遣い再びリングに上がることを反対していたが、ロッキーは再戦を望むアポロを相手に、再びリングに上がるため猛トレーニングを始める。

前作のラストシーンから始まる今作は物語の流れは一緒だが、前作よりも心理描写やキャラクターが掘り下げられ、シリーズファンの中でも特に人気が高い。ロッキーの姿だけじゃなく、エイドリアンが戦いを反対しながらも最後はリング上のロッキーを誰よりも信じ応援する姿に胸を打つ。

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ロッキー3』(1982)

世界チャンピオンになり快進撃を続けるロッキーの人気は国民的なものとなっていた。妻と息子と何不自由なく幸せに暮らしていたロッキーは引退を宣言するが、新進気鋭の選手クラバー・ラング(ミスター・T)に勝負を挑まれ受けてしまう。しかしトレーナーのミッキー(バージェス・メレディス)が倒れてしまい、勝負も負けてしまう。失意のどん底に落ちたロッキーの前に、かつての宿敵アポロが現れロッキーのトレーナーに名乗り出る。そしてロッキーはアポロと共に再起をかけグラバーとの再戦に挑む。

前作までの宿敵が味方になるという熱い展開。アポロによってロッキーにかつての熱い闘志がよみがえり、前作にはなかった友情が加わりドラマに新しい感動を与える。『ランボー』の役作りもあり、徹底的に肉体改造されたスタローンの身体のリングのシーンは圧巻。

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ロッキー4/炎の友情』(1985)

ソ連からアマチュアボクシングヘビー級王者のイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)が訪米し、アポロと対戦することになる。アポロは余裕を見せていたが、“戦闘マシーン”となったドラコの強打を浴び続けそのまま命を落としてしまう。親友を失ったロッキーは復讐心に燃え、ドラコとの対戦を受け入れる。試合開催地は敵地・モスクワであるという条件を受け入れ、極寒の地・シベリアで過酷なトレーニングに励む。

今作の対戦相手はソ連の選手。当時の東西冷戦を意識した内容になっており、ラストのロッキーの言葉はファイターだけではなく、東西関係と照らし合わせた言葉となっている。ここで亡くなってしまうアポロだが、後に彼の息子・アドニスを主人公にスピンオフ作品が作られることになる。

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ロッキー5/最後のドラマ』(1990)

ドラゴとの死闘の後、アメリカに帰国したロッキーは、身体の限界により引退を決意した。新人ボクサーのトミー・ガン(トミー・モリソン)を育てトレーナーとして暮らすことになる。そんな中、悪徳プロモーターのデューク(リチャード・ガント)はロッキーを試合に出させるために、トミーを引き抜きロッキーとの対戦を画策していた。一方、息子のロッキーJr.(セイジ・スタローン)はトミーに夢中になる父に心を閉ざしかけていた。

「ロッキー」シリーズの最後の作品として作られ、ロッキーの人生を完結する気持ちの良いラストとなっている。今作ではシルヴェスター・スタローンの実の息子がロッキーの息子役としてデビューしており、親子の絆がリアリティを持って強く描かれる。

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ロッキー・ザ・ファイナル』(2006)

ロッキーがチャンピオンとして活躍してから年月が経ち、ロッキーは妻エイドリアンに先立たれイタリアンレストランを経営していた。ある日、テレビ番組で現世界ヘビー級チャンピオンであるメイソン・ディクソン(アントニオ・ターヴァー)とロッキーのバーチャル試合が放送される。それがきっかけとなりロッキーは心の喪失感に気付き、ボクサーへの情熱が蘇ったことから、プロボクサーとして復帰する。ディクソンとの戦いのため、最後のリングに上がるのだった。

再びシルヴェスター・スタローンが監督・脚本を務め、ロッキーシリーズの完全な完結編となった。スタローンは撮影時60歳だったが、身体の衰えは全く見えず、シリーズ集大成の圧巻のファイトシーンとなった。卵の一気飲みや、ロッキーのテーマが流れる中でのランニングシーンなど初期の定番シーンが再現され、ロッキーの原点を感じられる作品。

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クリード チャンプを継ぐ男』(2015)

かつてのボクシングヘビー級チャンピオン・アポロの息子アドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)は、自分が生まれる前に死んでしまった父のことを何も知らなかった。それでもボクサーになりたいアドニスは、かつて父と死闘を繰り広げたロッキーにトレーナーになってもらうため、フィラデルフィアへ向かう。最初は断ったロッキーだったが、アドニスにアポロを継ぐ強さを見いだし、共にタイトル戦へのトレーニングを始める。

『ブラックパンサー』のライアン・クーグラーを監督・脚本に制作された「ロッキー」シリーズのスピンオフ作品。アドニスとロッキーの師弟関係が強く描かれ、かつてのロッキーとミッキーの絆を思い起こさせる。「ロッキー」シリーズへの愛が感じられる演出が多数施されており、その魂がしっかり継承されている、スピンオフと言えど続編ともとれる内容になっている。

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クリード 炎の宿敵』(2018)

アドニスはロッキーの指導の元、新チャンピオンとして君臨していた。そんなアドニスの元に、かつて父の命を奪ったイワン・ドラゴの息子・ヴィクター(フロリアン・ムンテアヌ)との対戦の話が持ち上がる。イワン・ドラゴはロッキーに負け英雄の地位を失い貧しい生活を送っており、ロッキーへの復讐を望んでいた。アドニスとヴィクター、息子同士の因縁の戦いが始まる。

日本語版タイトルは『ロッキー4/炎の友情』にかけている。アポロの息子とドラゴの息子が戦うというファンにはたまらない内容。また、本作では父親になるアドニスにロッキーが父親としてのアドバイスをするという、ボクシングだけではなく人間ドラマがより濃厚になった作品となっている。ロッキーシリーズとしてだけではなく、単体のオリジナルとしてでも十分楽しめる。

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※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年7月4日時点の情報です。