大人気ディズニーアニメーション映画「リトル・マーメイド」シリーズ全3作品を公開順にご紹介！ 公開以降、不動の人気を誇る『リトル・マーメイド』に、続編があったことをご存知でしょうか？ あの有名な物語のその後を描いた作品『リトル・マーメイドII Return to The Sea』と、それ以前を描いた作品『リトル・マーメイドIII／はじまりの物語』が製作されています。3作品のあらすじや見どころを合わせてチェックしてみてください！
『リトル・マーメイド』（1989）
海の王国で暮らすお姫様で、マーメイドのアリエル（ジョディ・ベンソン）。彼女は人間に興味津々で、ずっと陸の世界に憧れていた。しかし、そんな彼女の好奇心を心配し、王であり父であるトリトン（ケネス・マース）は厳しく叱りつけるのであった。そんな中、たまたま近くを通りかかった船を発見し、アリエルはそこに乗っていたエリック王子（クリストファー・ダニエル・バーンズ）に恋をする。やがて、アリエルはエリック王子に会うため、海の魔女アースラ（パット・キャロル）と魔法の契約を交わすが……。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『人魚姫』を原作に映画化。数々のディズニー映画で脚本や監督、プロデューサーを務めてきたロン・クレメンツとジョン・マスカーが監督と脚本を担当。主題歌の「アンダー・ザ・シー」は、第62回アカデミー賞歌曲賞・作曲賞を受賞。外の世界へ憧れを持つアリエルに対し、カニのセバスチャン（サミュエル・E・ライト）が海の世界の素晴らしさを歌うミュージカルシーンは必見。また、アリエルの美しい歌声で奏でられる「パート・オブ・ユア・ワールド」も素晴らしく、物語を一段と盛り上げてくれる。
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『リトル・マーメイドII Return to The Sea』（2006）
人魚から人間になったアリエルと王子のエリックの間にメロディ（タラ・ストロング）という名の女の子が生まれる。陸と海を繋ぐメロディは、アリエルやエリック、その家族たちにとってかけがえのない存在になった。しかし、トリトン王の持つ魔法の鉾で海を支配しようと企むモルガナ（パット・キャロル）がメロディを狙ってやってくる……。その場ではメロディを守ったアリエルたちだったが、彼女の身の安全のため、海の世界のことを秘密にすると誓うのだった。そして、メロディは海の世界を知らないまま12年が経ち、両親が禁止する海に強い関心を持つ……。
「リトル・マーメイド」シリーズ第2作目。ジム・カメラッドが監督を担当。前作で人魚から人間になったアリエルとエリック王子の間に子供が生まれ、その子供・メロディの冒険を描く。前作ではアリエルが陸の世界に憧れを抱いたのに対し、今作ではメロディが海に興味を抱くのが面白いポイント。また、メロディが旅の途中で出会う、ティップやダッシュなど個性的で可愛らしいキャラクターも魅力満点。
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『リトル・マーメイドIII／はじまりの物語』（2008）
物語はアリエルが陸の世界に興味を持つずっと前。かつて、トリトン王の妻・アテナ（ローレライ・ヒル・バターズ）は音楽が大好きで、海の王国は幸せな音楽で満ち溢れていた。アリエルたち姉妹とトリトン、アテナの家族はいつも歌や踊りを楽しんでいたのだが、ある日事故でアテナを亡くしてからは、トリトン王は海の王国での音楽を禁止してしまう。それから10年が経ち、アリエルは音楽を取り戻そうと奮闘する。
「リトル・マーメイド」シリーズ第3作目。監督はペギー・ホームズ。トリトン王に隠された悲しい過去やアリエルの母のこと、またフランダー（パーカー・ゴリス）との出会いなど、今まで触れられてこなかった点が明かされるファンには堪らない作品。アリエルが母の音楽を思い出すシーンは胸が熱くなること間違いなし。また、セバスチャンが隠していた秘密に、クスッと笑ってしまう小ネタもある。
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※2020年7月23日時点の情報です。
