みなさん、こんにちは! TSUTAYA松原団地駅前店で働いている映画大好き川井です。
今年1月下旬に公開され、興行収入45億円を突破した大ヒット映画『信長協奏曲』。TSUTAYA内において、7月20日よりレンタルが開始されました。今回映画館上映を見逃してしまった方のために、その魅力をドラマ開始時から大ファンの私がたっぷりご紹介します!
コメディ要素に笑い、主人公の成長に涙!
『信長協奏曲』は月9初の"時代劇ドラマ"として放送開始前から話題を呼びました。
「歴史が全然わからない」「堅苦しい雰囲気が苦手」といった理由で興味がわかなかった方もいるかもしれませんが、そんな人にこそ観てほしいです。重苦しい展開の合間に挟んでくれるコメディ要素に笑い、主人公サブローの葛藤や成長に涙します!
もしも、私たちが戦国時代にタイムスリップしたら?
「織田信長って天下取ったっけ?」歴史オンチな主人公
主人公のサブロー自身が歴史を全く知らないので、歴史が苦手な方が観ても大丈夫です。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の名前は知っているが何をした人物かまでは知らない。そんなサブローが偶然にも史実通りに進んでいくのだから面白いのです。「本当の史実はどうだったの?」「どこまでが本当?」と自然と歴史に興味がわいてきます。
え?本物の織田信長は明智光秀!?歴史好きにもたまらない!
見た目がそっくりなサブローと本物の織田信長。サブローに“織田信長”を譲った本物の織田信長は“明智光秀”として戻ってきます。歴史好きにはこの名前だけでピンときますよね?私はドラマの1話を観た最後に「え!なにそれ面白い!」と叫んでしまったほどです。
他にも現代では当然の“お風呂で湯船に浸かる”ことを最初に始めたのは実は織田信長だったり(諸説あり)、「別にいいじゃん!現代では当たり前だし」という理由で宗教の自由を認めたりと何だかんだで史実通りに進んでいくサブローがすごい!「織田信長は本当に現代から来た人だったのではないだろうか?」と錯覚しそうになります。
実力派勢ぞろい!役者陣の強いこだわりも魅力
この作品の魅力は物語だけではありません! 若手実力派俳優・小栗旬が主人公であるサブローと本物の織田信長(明智光秀)の一人二役を見事に演じわけています。初めは戦いから逃げてばかりいた高校生サブローが、年月と経験を重ねて立派な織田家当主として成長していく姿には胸を打たれます。
そして織田信長に復讐を誓い、家臣として近づく豊臣秀吉には山田孝之。表面では良き家臣を演じ、心では復讐を狙っている二面性を持つ秀吉の役はカメレオン俳優といわれる彼にピッタリ。映画ではこの二人の演技に鳥肌ものです。
プライベートでも親交のある二人は、話し合いをして演技に挑んだそうです。
また柴咲コウ演じる織田信長の妻・帰蝶は原作の漫画とは大きく異なります。原作の帰蝶は大人しく物静かな女性ですが、ドラマの帰蝶はかなり気の強い女性。漫画の世界を実写にすると出てくる“現実ではありえない設定”がまさにこの帰蝶。自分の旦那が入れ替わっても全く気付かないのはおかしいのではないか? そういう実写では少しおかしくなってしまう矛盾点を、役者や監督で話し合って変えていったそうです。初めは反発していたサブローと帰蝶が、徐々に本物の夫婦になり支え合っていく姿が絶妙で素晴らしい!
他にも織田家家臣・池田恒興役の向井理は今回の撮影中に落馬をしてしまいました。しかし、映画ではなんとその落馬シーンが実際に使わているんです! そんな監督やスタッフ、役者陣の強いこだわりもこの作品の魅力になっています。
その他、藤ヶ谷太輔、水原希子など次世代を背負っていく役者陣にも注目です。
笑いあり、涙あり、アクションあり!これで全ての謎が解ける!
ドラマでは描かれなかった、織田信長の最後となる“本能寺の変”がついに訪れます。なぜ明智光秀が自分の入れ替わりであるサブローを殺そうとするのか? 本物の織田信長を狙う秀吉はどう動くのか? サブローは現代に帰れず死んでしまうのか?
笑いあり、涙あり、アクションあり! 全ての謎が解明する映画を観る前に、『信長協奏曲』の世界観をより深く楽しむためにも是非ドラマ版を復習してみてはいかがでしょうか。
TSUTAYA松原団地駅前店ではレンタル開始に伴い『信長協奏曲』コーナーを設置しています。ドラマもあわせて、漫画とアニメも是非お楽しみください。