【座談会】ドロドロの人間関係は必見!?『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』

映画は三度のメシの次に好き

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先日行われました第73回ゴールデン・グローブ賞では、日本でも大人気またはこれから必ず話題になるであろう作品や俳優などが多数受賞し、大盛り上がりでした。その中でも今回は映画ではなく、ドラマ部門で受賞(ミュージカル/コメディ・シリーズ部門作品賞/主演男優賞)した注目の作品『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』についてご紹介します。

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さらに、Amazon試写室で開催されました同作品のシーズン2試写会&座談会に潜入してきましたので、お伝えさせていただきます!

Amazonプライムのお得な動画サービスって知ってる?

最近HuluやNETFLIXなどの映像配信サービスが日本でも充実しており、自宅でも外出先でもたくさんの映画や海外ドラマを見ることができます。その中でも注目したいのが、2015年9月からサービスを開始したAmazonプライム・ビデオです。

Amazonプライムと言えばもう知っていますよね。プライム会員になれば、Amazonで購入した商品があっという間に届いたり、送料が無料になったり!でもそれだけじゃないんです。プライム対象の映画やドラマなど…たくさんの映像作品を、プライム会員の年会費(3,900円)だけで見放題なんです!!また、Amazon Fire TVシリーズを使えば、簡単な設定だけでテレビの大画面に映して見ることも!また、学生の方には年会費が1900円というお得な「学生向け会員プログラム」もあります。

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映像ラインナップの中で特に注目したいのが、米国でも大人気のAmazonオリジナル作品です。その名の通り、Amazonが独自に制作した作品で、すでに日本でも配信されている『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』『トランスペアレント』『ボッシュ』の他、今後も続々制作・配信予定です。

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どれも映画・海外ドラマファンにはたまらないキャスティングや映画にも引けをとらない迫力、作り込まれたストーリーにハマること間違いナシです!

『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』とは

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ーあらすじー

歴史ある名門のニューヨーク交響楽団は、新たに若き才能豊かな指揮者ロドリゴの就任で、観客からの期待に応えるべく、今まさに変革の時を迎えていた。だが、心から音楽を愛するからこその意見の食い違いやメンバー間のトラブル、資金繰り問題…そこへさらにロドリゴが惚れ込んだ新人オーボエ奏者ヘイリーも加わって楽団存続の危機へと発展していく。

原作はオーボエ奏者ブレア・ティンドールの暴露本で、普段見ることができない楽団の華やかな表の顔とは違った、組織ならではの問題を赤裸々に描いています。製作総指揮ポール・ワイツ(『アバウト・ア・ボーイ』)、ロマン・コッポラ(『ダージリン急行』)やジェイソン・シュワルツマンらが参加。主演は日本でも女性ファンが多い俳優ガエル・ガルシア・ベルナル。若きオーボエ奏者ヘイリーをローラ・カークが熱演しています。

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この作品は1話約30分で、通勤の行き帰りでもサクッと見れてしまう丁度いい仕上がりになっています。だからといって、肝心の中身はしっかり肉厚!濃厚!ついつい自分の身の回りの人に置き換えてしまいそうな豊富なキャラクター設定に笑って泣いて心を奪われます。

早くもシーズン2開始!座談会も大盛り上がり!

2016年2月12日にはシーズン2が日本にて配信開始されました。この度、Amazonジャパンさんの試写室にてシーズン2の試写会が行われ、鑑賞後にFilmarksにて募集した映画が大好きな5名の方々に、作品の感想や海外ドラマ全般について等、お話聞いてみました!

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参加メンバー

・IT関係で働く20代のIさん

・大学院生のAさん

・大学生で参加者唯一の男性Kさん

・留学経験を持つ大学生のYさん

・ゲーム関連会社で働き、クラシック音楽にも詳しいHさん

海外ドラマについて

ー今日は映画ファンの方々に集まってもらいました。普段見ている映画と違って、海外ドラマはどんな魅力がありましたか?

Aさん:私は、海外ドラマも結構好きで見ています。海外ドラマはシーズンが長く、でも1話ずつある意味決着がついていくから、短編集みたいだなと思って見ています。

Yさん:私も両方見ます。アメリカに留学に行っていたんですが、アメリカ人の学生って結構海外ドラマ見ていて、いつも会話が「あれどうだった?」「続きどう思う?」とか…

ー学校でも話題に?

Yさん:学校でもすごい話題に。やっぱり(海外ドラマを見て)アンテナ張っておかないと思いました。

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作品について

ーちなみに『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』はまだ皆さん見たことがないということですが、試写を見ていかがでしたか?

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Hさん:音楽主体の作品ではなくて、資金繰りがとかパトロンが…組織の話がメインだったので、そこまで突っ込んでやってしまうんだというところが面白かったです。色々なキャラクターが出てきましたけど、ああ!(こんな人)いるいる!という感じで。誰でも共感して楽しくみれるのでは?と。

ーその中でも共感するシーンはありますか?

Aさん:私は特に、身近に音大を目指している人や、ピアニストとして仕事を探している人がいるので、ドラマを見ていて実際こんな苦労があるんだなと思いながら見ていました。

ー気に入ったキャラクターは?

Yさん:自分が男性だったら惹かれるだろうなと思ったのが、チェロを弾いている女性(シンシア)です。すごく男前で綺麗でした!

<一同>ほんと綺麗だよねー!

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所属する組織内で、もし自分が同じ立場になったら…

ーこの交響楽団のように、皆さんも組織に入って苦労したことなどありますか?

Kさん:海外の貧困地区に家を建てに行くというボランティア団体に入っていました。

ーすごい!みなさん国際的

Kさん:運営メンバーと参加メンバーとの間でモチベーションの差があって。ミーティングを何度も重ねました。何人かに分けたり、1対1とかも。そういう時間が大切で。

ーその話し合いで、うまくいったんですか?

Kさん:絆が深まりましたね。睡眠時間は減りましたけど(笑)

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ー組織でうまくやっていくコツなどありますか?

Iさん:私は職業柄、社内のインナーコミュニケーションも大事にしてて。入社したばかりの時は、何でも顔を出して、相手を知ることから集中的にやりました。

Hさん:私の経験だと、まず隣の人と上手くやっていけるか…そして次はチームで上手くやれるか。それがやっと意見統一できたら、今度は上の人間を巻き込んでまとめられるか。で、なんとか時間をかけて頑張って、会社として一つ意見がまとまりました!方向性こっちにしましょってなったのに、出資者がダメって言ったら、もうダメになっちゃうことがあるじゃないですか!

ーうわっ!あるある!!

Hさん:なので、ドラマを見てて、もう辛かったです(笑)

ーシンクロしたわけですね!

Hさん:シンクロしましたねー!作ろうとなってから頑張ったのに、パトロンの人がお金出しませんって…するともう目標は叶えられないから。こう言う事を乗り越えていくのが社会人かなって思います。

Aさん:すごい(心に)刺さりました(笑)

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ーストーリー上では、組織の中で、新旧の交代劇や長年所属しているメンバーがなかなか新人を受け入れられない様子が描かれています。将来上の立場になってから皆さんの身に起こったら、どう対処しますか?

Aさん:私は普段技術を扱っています。新しい技術を使える人がいたら、どんどん変わっていくべきだと思うし、古くなってしまった人はどんどん退いていくべきだと思います。もし自分が古い立場になったら、快く退いていきたい。でもどうしてもその分野が好きだったら、仕事としてではなく、趣味とか楽しめる立場からそういうのに関わっていければいいなと考えます。

Iさん:私も新人の子を潰そうとは思いません!ぜひ一緒にやっていきたい、そして吸収したい!

Hさん:常に世代間でも同世代でもぶつかることってありますよね。「この人なんでこうしか言わないの?」って。そういう時は、結局自分もその考えに固執している。お互いに自分が正しいと思って凝り固まってぶつかってしまうんだなと。対立しそうな人とは、腹割って話すのが一番早いです。電話でしか話したことがない人であれば、会うことが大事だし。

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映画・海外ドラマ視聴スタイルについて

ーところで、この作品は1話約30分です。通勤・通学にも向いていて、私は移動時間に見れるので重宝しています。また1シーズン10話なので、一気見もできちゃいますね!普段は自宅や移動時間にどのようなデバイスで映画・海外ドラマを見ていますか?

Yさん:パソコンです。

Iさん:apple TVに繋いでテレビで見ています。

Kさん:スマートフォン、プレイステーション、パソコンなど全部使います!

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ーAmazonプライム会員向けの映像配信サービスについては知っていましたか?

Aさん:知りませんでした!プライム会員には入っていますが、配送やオーディブルサービスがメインで…。

Yさん:私は利用していますが、海外ドラマより、映画を主に見ています。

ーちなみに、Amazonオリジナルドラマの存在は?

Hさん:こんな私の大好きな題材なのに、知りませんでした!私はクラシック音楽が好きで、このドラマのモデルとなった(指揮者の)グスターボ・ドゥダメルの大ファンなんです!

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一同:おー!!

Hさん:今日(シーズン2の1話目)にも本人が出ていたので。

一同:えー!どこで?!

Hさん:1話の最初で…○○○のシーンの○○○を付けた…。

ここで座談会も終わりのお時間が…。モデルとなったドゥダメル氏の出演シーンがどこなのか気になりますよね!ぜひ、皆さんの目でお確かめください!

これからがもっとスゴい!『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』

シーズン2ではドゥダメル氏以外にも有名な演奏家がゲスト出演するなど、クラシック音楽ファンにもたまらない作品となっています。すでにシーズン3の製作も決定している世界が期待する海外ドラマ『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』。シーズン1、2とAmazonプライム・ビデオにて配信中です。要チェックですよ!

Amazonプライム・ビデオ

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  • Momokokeshigomu
    3.6
    フー!イェー!になる映画である チリの人の暖かさ、そして原住民や貧民の厳しい現実に若きゲバラは触れるわけだが、ドキュメンタリータッチなカメラワーク(ホームビデオっぽい安っぽさがあるから苦手な人もいる)がいい味を出している 原作ではめちゃくちゃバイクが壊れるし大酒飲むしチリ料理もうまそうなので、その辺があまり触れられていないのがもったいない
  • KMT
    3.6
    ドキュメンタリータッチのロードムービー。バイクメインではない。 うまくいかないことや辛いことにぶち当たりながらも、それに耐え、生き続けている人間模様が描かれている。
  • MitsuhiroTani
    4.9
    未知の世界を求めて旅立つ興奮は、不安を超える好奇心から生まれる。 学生時代、初めての海外旅行でインドに向かったあの日。たった一人で中国に降り立ったあの日。東京、ロンドンへの転勤。タイ、アラスカ、北欧、オーストラリア、そして東南アジア、そしてヨーロッパ各国への旅。旅慣れた今もある旅立ちの興奮。エルネストも私と、あの瞬間の興奮は同じだったのだろうか。 人は、旅を通じて自らの無力さを知り、そして、旅の終わりに自らの可能性を知る。そう、いい旅をすれば人は、旅の終わりに新たな行き先を見つけるのだ。 時折映し出されるモノクロの人々が瞬きをするのは、そこにいる人々がそこに生きている証だろうか。みんないい顔をしていたな。
  • YYamada
    3.8
    【ロードムービー佳作選】    ~旅を通じて人生を紡ぐ~ ◆旅の目的  放浪~南米大陸を実際の目で見る ◆旅の工程 12,425キロ  ブエノスアイレス(アルゼンチン)→  チリ→ペルー→カラカス(ベネズエラ) 〈見処〉 ①「人生を変える」00年代の佳作  これは偉業の物語ではない。  同じ大志と夢を持った2つの人生が、  しばし併走した物語である。 ・『モーターサイクル・ダイアリーズ』は、南米の革命家チェ・ゲバラによる、若き日の南米旅行記『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』をもとにした2004年公開の映画。ロバート・レッドフォードが製作を務めている。 ・1952年1月4日 、ブエノスアイレスの医大生エルネストは家族に見送られ、生化学者のアルベルトと共に1台のバイク「ポデローサ(怪力)号」にまたがり、南米大陸縦断旅行へ出かける。 ・エルネストの恋人を訪ねたり出来た余裕のあった序盤から変わり、真夏の降雪にあったり、バイクが故障したり、喘息の発作したり、次第に旅は苛烈を極めていくが、アルベルトの社交性にも助けられた旅は1952年7月26日ベネズエラのカラカスにて終わる。 ・旅路にて、2人のファインダーを通じて描かれていたのは、先住民族(インディオ)や、貧しい労働者、ハンセン病患者など、マイノリティーたちに対する、南米の厳しい格差社会。 ・とくにチリの銅山で出会った、仕事を求め放浪を余儀なくされている共産主義者の夫婦から旅の理由を聞かれ、言葉に詰まりながら「…旅をするためです」と答えるエルネストの胸には、放浪目的の旅が終了し、不条理を打破しようとする情念が生まれた場面として描かれている。 ・この旅路によってエルネストの人生は激変したが、我々鑑賞者の心にも余韻をしっかりと残す作品である。 ②チェ・ゲハラ ・作中で描かれたペルーのハンセン病療養所における先住民たちの貧困と無権利を目の当たりにした2人は、それぞれの将来を認識し、エルネストは革命的政治活動に、アルベルトは実用的な医療科学を目指すことになった。 ・アルベルトから「フーセル(熱い心)」と呼ばれていたエルネストは、本作の旅の後にブエノスアイレスに戻り、1953年に大学を卒業し、再び南米を流転。1955年にメキシコにてフィデル・カストロに出会い、革命家に転身、「チェ・ゲハラ」と呼ばれる存在に。そして、1959年1月1日に「キューバ革命」が達成される。 ・一方のアルベレトは、翌1960年にゲバラからキューバに招待を受け、翌年ハバナ大学の教授に就任。基礎・予防医学研究所の創設者のひとりになる。 ・また、2002年から2003年にかけて、アルベルトは、本作の制作現場に同行、アドバイザーを務め、本作のリアリティー向上に貢献。ラストシーンでは、アルベルト自身の近影として出演している。 ③結び…本作の見処は? ○: 若い2人が、放浪の旅を通じて人生観が変わる描写を丁寧に描いている。 ○: 南米の荒涼とした風景に原住民の写実に、厳しい社会環境が垣間見れる。 ○: いわゆる伝記もの作品であるが、青春映画としても鑑賞出来る。 ▲: 政治的メッセージは控え目にて、チェ・ゲハラ信仰者には、少し物足りないかも。
  • sonozy
    4
    『Away』の監督がインスパイアされた作品の1つとしていたのを見て。 チェ・ゲバラの若き日の南米放浪記を元にした作品。 ハンセン病を専門とする医大生エルネスト・ゲバラ(愛称フーセル/ガエル・ガルシア・ベルナル)と、生化学者のアルベルト・グラナード(ロドリゴ・デ・ラ・セルナ)が、怪力号(ポデローサ)と呼ぶ1939年式ノートン500のオンボロバイクのタンデムで12,000kmを超える南米大陸を横断する放浪旅を捉えた作品。 ブエノスアイレスを出発し、パタゴニア、チリへ。アンデスを超え、マチュ・ピチュへ。サン・パブロ、ハンセン病療養所、終点のベネズエラ グアヒラ半島へ(南米大陸の北端)。1952年1月4日から7月26日までの旅。 ボロいバイクで転倒したり修理したりしつつ、雪道、砂漠、銅山・・そして壊れたバイクとおさらばし、徒歩やヒッチハイクで。 文無しなので、ナンパした女性に奢ってもらったり、新聞記事に2人の医師として掲載してもらいお医者様としてもてなしてもらったりもしつつ、古い言葉しか話せない先住民族や、地主に追い出され生きるために銅山の仕事にありつこうと向かう夫婦、そしてハンセン病の療養施設での患者たちとの交流(このパートが特に感動的)を通じて、南米社会の現実・人々の苦悩を体感していく。 7月26日ベネズエラ。2人の旅の最後の日。 エルネストは「この長い南米放浪の旅で明らかに何かが変わった。それを見つけ、人々のために動く。」と語る。 2人が再開したのは8年後、1960年。 ゲバラはキューバ革命の名高き指導者となり、1967年10月処刑される。 アルベルトはキューバに医大を設立、妻子孫とハバナで暮らしている。 と、テキスト情報。 最後に映し出された南米大陸で生きる様々な人々の表情も印象的。 沁みる良作でした。 アカデミー賞: 歌曲賞 BAFTA: 外国語作品賞、作曲賞 ゴヤ賞: 脚色賞 カンヌ: バルカン賞(撮影監督)、エキュメニカル審査員賞 ほか
モーターサイクル・ダイアリーズ
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