高橋ヒロシの大人気コミックス「クローズ」を実写映画化した「クローズ」シリーズ。不良高校生たちの争いを描いた物語で、その激しい攻防戦が話題となり、当時爆発的なヒットとなった。また、豪華なキャスト陣は多くのファンを生み出した。そんな「クローズ」シリーズを3本まとめてご紹介!
『クローズZERO』(2007)
品性がなく、偏差値も最低な不良高校生が集まる鈴蘭高校。その高校では、多くの派閥が覇権をめぐって争いを繰り返していた。その派閥争いの末、3年生の芹沢多摩雄が率いる“芹沢軍団”が最大勢力となっていた。そんな鈴蘭高校へ、鈴蘭制覇を狙う滝谷源治が転入してくる。鈴蘭高校OBの秋沢一家矢崎組のチンピラ片桐と友人となった源治は、その最大勢力に立ち向かう。
「クローズ」シリーズ第一作目。『悪の教典』などの三池崇史監督作。原作にはないオリジナルドラマで、最悪な不良高校生たちによる鈴蘭高校の覇権争いが描かれる。小栗旬、山田孝之、やべきょうすけ、黒木メイサ、桐谷健太、上地雄輔(遊助)など豪華キャストが出演。また、オーディションを勝ち抜いた800人の“クローズ”たちにも注目。
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『クローズZERO Ⅱ』(2009)
全校統一を狙っていた源治は、鈴蘭高校制覇を賭けた頂上決戦でリンダマン・林田恵に敗北してしまう。そんな中、“殺しの軍団”と恐れられている鳳仙学園との休戦協定が破られ、彼らから激しい攻撃を受け始める。それぞれの派閥がぶつかり合う中、源治はかつてないほどの危機を乗り越えようとするが……。
シリーズ第二作目。監督は前回同様、三池崇史が担当。小栗旬や山田孝之らキャストが続投するほか、金子ノブアキ(金子統昭)や三浦春馬らが加わった。総勢500名が激しくぶつかり合うバトルに目が離せなくなる一本。
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『クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)』(2013)
新学期を迎えた鈴蘭高校では、卒業によって空席となった頂点をめぐって、新3年生たちが野心を抱いていた。しかし、そこへ転校生で頂点争いに興味のない鏑木旋風雄がやってくる。また、新1年生で好戦的に暴れまわる加賀美遼平も加わり、鈴蘭高校の勢力が大きく変わっていくこととなる。さらには、外部の不良たちも鈴蘭高校への攻撃を企み始めていて……。
シリーズ第三作目。『泣き虫しょったんの奇跡』などの豊田利晃監督が担当。キャストも一新し、東出昌大、早乙女太一、勝地涼、岩田剛典、柳楽優弥、広瀬すずなど。性格の正反対な鏑木と加賀美の関係が大きな見どころ。さらに加わった豪華キャストのバトルシーンにも注目が集まる。
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(C)2007 高橋ヒロシ/「クローズZERO」製作委員会(C)2009高橋ヒロシ/「クローズZEROII」製作委員会(C)2014 高橋ヒロシ/「クローズEXPLODE」製作委員会
※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年9月3日時点の情報です。